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シンプル・シモン(I RYMDEN FINNS INGA KANSLOR / SIMPLE SIMON) 2010 [さ行の映画]

シンプル・シモン.jpg ステランさんの三男坊? ^^;

磁石と同じ。
正反対だから惹かれ合うんだ。

製作国 スウェーデン
初公開年月 2014/05/03


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アスペルガー症候群の青年を主人公に描くスウェーデン発のハートフル青春ラブ・コメディ。
主演はスウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドを父に持つ期待の若手ビル・スカルスガルド。
監督はこれが長編デビューとなる新鋭アンドレアス・エーマン。

物理とSFが大好きなシモンは、他人とのコミュニケーションや
社会生活に少々問題を抱えたアスペルガー症候群の青年。
相手の気持ちが考えられず、他人に触られるのが大嫌いで、
気に入らないことがあるとすぐにドラム缶でつくった“ロケット”に閉じこもってしまう。
でも兄のサムはそんなシモンへの接し方も心得たもので、
ロケットの中のシモンとも、ちゃんと宇宙飛行士との交信のように会話する。
ところがその兄がシモンのせいで恋人にフラれてしまった。
シモンは大好きな兄に元気になってもらうため、
彼に相性ぴったりの“完璧な恋人”を探し始めるのだったが…。 (allcinema より)
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アスペルガー症候群とは  (official サイトより転載)

乳幼児期からみられる、広汎性発達障害のひとつ。
言語や認知の発達に異常は認められないが、
社会性が欠如し対人的なコミュニケーションがうまくとれず、
特定の興味や動作・習慣、儀式などへの執着が特徴的にあらわれる。
ある種の天才性は、この障害に関連するという指摘もある。

・・・だそうですけれども  ^^;
そんな子が身近に居た! という経験もなく、ただ想像するばかりなのですが・・・
さぞやご両親もご苦労されたことだろうな と思います。

オープニングは、宇宙空間を漂う 不思議な形の物体・・・
流れてくる軽快な音楽は、楽しげな雰囲気を醸し出しております♪

・・・やがて画面は、
その物体に大声で呼びかける母親のドUPに変わります。(汗)

シモォォォーン!!!

父親はなにやら財布からお札を取り出して!?
現実的な?誘導作戦を試みますが・・・
埒が明かないとみた母の電話で、兄のサムが駆け付けます!?

シンプル・シモン1.jpg

物体(ドラム缶)の中のシモンは、サムの問い掛けに応答しました。
(二人の交信はスウェーデン語ではなく、英語で交わされたようでした!? ^^;)

彼は、敵を排除してくれ と、しきりにサムに訴えるので・・・!?
結果、シモンは実家を出て、兄の新居に転がり込むことになります。

しかし、最初はドラム缶のままの移動となりました。(苦笑)

新居と言っても、サムは恋人と二人で壁の塗り変えを始めたばかりだったのですが・・・。w

サムの恋人フリーダは、事情が分からずに、いきなり “ロケット” のフタを開けてしまい!?
中のシモンは大パニックにっ!! という波乱のスタート・・・。

それでも、
部屋をシモンの大好きな赤と青でレイアウトして! 居心地良くしていきますと・・・
直に慣れて、生活サイクルもキチンと定まり! 仕事場へも通えるようになりました。

「アスペルガーです 触らないで!」
というピンバッジ(PINS)を、必ず胸に付けて・・・!

シンプル・シモン2.jpg
    シモン(ビル・スカルスガルド) & 兄のサム(マルティン・ヴァルストロム) 

仕事は清掃作業?でしたが、会社へは、サムが特製バイクで送って行きました。

サム、フリーダ、シモンの三人での生活は、時間厳守で規則正しく行われて・・・!
いやいや ^^; そんな上手い具合に運ぶはずもなくて・・・!? (爆)

初めは戸惑いながらも、たいていの事を我慢してきたフリーダでしたが
ある夜の出来事でとうとう堪忍袋の緒が切れて!? 
サムとの別れを決意し、さっさと出て行ってしまいます!

当然サムは、意気消沈。

そんなサムを見ていると、流石のシモンも何か思うところがあったのか?(爆)
彼なりの行動を起こすのでしたが・・・(ここがとてもユニークで見どころとなっています ^^;)

さて・・・?

シンプル・シモン3.jpg
           シモン & イェニファー(セシリア・フォルス)

シモンの仕事仲間の3人やバスの運転手も、重要な役回りで活躍の場があるのですけれども
一番の要は、なんと言ってもシモンの心を開かせる?イェニファーでしょうね~ (微笑)

彼女との出会いの場面も笑撃的で? Nice♪でしたけれど・・・ (笑)
ともかく、イェニファーを演じているセシリア・フォルス自身がとても良い感じなのです♪

現代的なドライ娘かな? と思わせて、その実、とてもナイーヴな一面も・・・!?
という、見るほどに魅力を増していく役柄でもあり、
また、自然体で演じている(と見える)彼女本来の魅力でもあるのでしょうね!?
正統派美女と言えますし、今後のご活躍が楽しみな女優さんですね。(微笑)

そして、本作最大の魅力と言えば、取りも直さずシモン自身でしたね~!w
早口で無表情のビル・スカルスガルドが、だんだん愛おしくなってくるから不思議♪

私も、最初はフリーダのような心境で見始めたと思いますが?(苦笑)
楽しい小ネタや、優しい視点の演出や、はたまた予想外の展開?に、ググッと惹かれ!? 
知らず知らずのうちに、シモンの世界に浸り込んでおりました~ (・・*)ゞ

アスペルガーについても、少しだけ理解が深まったような気が致しますので
やはり観て良かった! 一見の価値アリ の作品だな! と思いまする。

ビル・スカルスガルド(シモン)
マルティン・ヴァルストロム(サム)
セシリア・フォルス(イェニファー)
ソフィ・ハミルトン(フリーダ)
ロッタ・テイレ(シモンのママ)

製作・脚本 ヨナタン・シェーベルイ

監督・脚本・製作 アンドレアス・エーマン 


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