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ラストタンゴ・イン・パリ(LAST TANGO IN PARIS / ULTIMO TANGO A PARIGI)1972 [ら行の映画]

last tango in paris.jpg 思い切って!? 初めて拝見! ^^;

《愛》のきびしさ哀しさを 衝撃の表現で貫いた 今世紀最高の問題作

初公開年月 1973/06/23

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アパートの一室で出会った中年の男と若い女。男は突然の衝動にかられ、女を凌辱する。
そしてその行為は、女の心に深い印象を残す……。
現実から離れた世界で、情欲に身をまかせる男女を描いた問題作。
 
ある日、パリのアパートの空室で出会った中年の男ポールと若い女ジャンヌ。
この時ポールは突然の衝動に駆られ、ジャンヌを凌辱する。
そして2人は行為が終わったあと、何事もなかったように別れていった。
ジャンヌには婚約者がいたが、この行為は彼女の心に深い印象を残し、
またしてもその部屋を訪れることに。
すると、そこにはやはりポールも姿を現わした。
こうして互いに名も過去も明かさず、セックスだけの関係に浸っていく2人だが…。
                                            (allcinema より)
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マーロン・ブランドと言うと・・・
一般的には「ゴッドファーザー (1972)」 等が印象的なのでしょうか?

わたくし的には、ジョニー・デップ繋がりの「ドンファン (1995)」や「ブレイブ (1997)」とか
アカデミー主演男優賞受賞の「波止場 (1954)」が良いな♪ と思うわけですが・・・ ^^;

この「ラストタンゴ・イン・パリ (1972)」は “問題作” に引っかかってしまい?w
何となくですが? (・・*)ゞ
汚らしいものを見させられたらヤダナというのが頭にあって?敬遠していたような気がします。(汗)

しかーし d(≧∇≦) 全然そんなことは無くて!
とても美しい映像で、内容の濃い割には、思ったほど難解でもない?作品なので、吃驚でした。

ん?
難解なのは難解なのかな? (・・*)ゞ
でも、性描写は驚くには当たらず!? ^^; 
品位を保った表現と言う感じでしたね。 今となっては・・・ですが? (微笑)

last tango in paris 1.jpg

冒頭の、この ↑  どこかで何度か目にした気がする景色に、勝手に狂喜乱舞♪ \(^_^)/

そうそう!
オープニング・クレジットの、ちょいと不気味系の絵画も何やら意味深で印象深いのですが・・・。
(フランシス・ベーコン作とか)

さて、
男(ポール)は、いきなり両耳を押さえて苦悩の表情をっ!? (何故? わからぬ (汗))

そして、派手な装いの若い女とすれ違う・・・

・・・という、二人の出会いのシーンですが、何となく謎めいた雰囲気が良い感じ♪

実は、
前々からこの女優さんの顔は どんなもんかな? と思っていたのですけれども(爆)
映画の中では、若さの象徴として? それなりに・・・。 (^m^)

・・・若い女(ジャンヌ)は、新婚生活用の部屋を探しており、
目星を付けた部屋の下見をしようと、出掛けますが
管理人が言うには、鍵が見当たらない!? でも、スペアがあるから・・・

・・・と、女が部屋に入るとっ
すでに、見知らぬ男が居た!?

ここで、キャー ( ̄ο ̄; とでも叫べば、また別の方向にいくのでしょうが?
二人は、当然のごとく?惹かれ合い?求め合います。(凌辱とは言わないのでは?)

last tango in paris 3.jpg

枯れた植木がそのままにしてあったりして、“荒れた” 感がする部屋・・・
そうとう年代も経ている感じなのですが、それでも何故か素敵に見えてしまったり・・・?(笑)

その部屋で、二人の逢瀬は続く・・・

名前など必要ない
素性などどうでもいい  と言いながら、性的快楽に耽るポールとジャンヌ。

一時、世間を賑わせた!? 問題のシーンも結構アッサリと?(汗)
(と、思う私はすでに相当毒されているのでせふか?(爆))

last tango in paris 5.jpg

ジャンヌ役のマリア・シュナイダー ですが
まぁ お顔は “それなりに” !?  
でも、豊満なお体の方は惜し気もなく! さらしておしまいになっておりまする。(微笑)

そんなところが、“問題視” される一因になっていたのかも? ですかね? ^^;

さて、
最初は “衝動に駆られて!?” だったとしても・・・
だんだんと、若い女(ジャンヌ)にのめり込んでいくポールでしたっ !?

last tango in paris 2.jpg

安ホテルの血みどろのバスルーム  
というのが、それまで、ポールの妻の象徴になっていたのですが・・・

検視を終えて、手向けの花々に埋もれる美しい妻に、ポールは静かに涙します。

自殺した・・・
また、間男も居た妻でしたが、ポールは愛していた・・・
 
というのが痛いほど伝わって参りました。

last tango in paris 4.jpg

ジャンヌの婚約者はTVのディレクターで
彼女を被写体として撮ることを楽しみにしていた・・・!?

そんな婚約者トムのことを想う時、
ジャンヌはあの中年男が疎ましく思えてくるのでしたが・・・

ある日、ポールは、ジャンヌをカフェに誘い出します。
そこのフロアでは、折しも、タンゴのコンテストを開催中でした。

さて・・・?


・・・ “衝撃のラスト” は、まじで衝撃でしたっ (汗)

う~むむむむ そうだったか・・・
長いこと温存してきた甲斐があったと言うものです!(^_-)-☆

とは言え、
そんな結末に納得した! と言うわけではございませぬが・・・。w


マーロン・ブランド(ポール) 安ホテルのオーナー
マリア・シュナイダー(ジャンヌ)
ジャン=ピエール・レオ(トム) TVディレクター
マッシモ・ジロッティ
カトリーヌ・アレグレ
カトリーヌ・ブレイヤ
ヴェロニカ・ラザール


監督・脚本・製作 ベルナルド・ベルトルッチ 
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