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ナショナル・ギャラリー 英国の至宝(NATIONAL GALLERY)2014 [な行の映画]

ナショナル・ギャラリー 英国の至宝.jpg 長尺にビビり!? 見逃しましたぁ orz

時を越えて、美と出逢う

ロンドンの中心、トラファルガー広場にある世界最高峰の美術館 
190年もの長い間、人々に愛されつづける秘密に迫る――

上映時間 181分


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「パリ・オペラ座のすべて」「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」の巨匠
フレデリック・ワイズマン監督が、英国が世界に誇る名画の宝庫
“ナショナル・ギャラリー”の全貌に迫るアート・ドキュメンタリー。
この決して大きくはない美術館が、
なぜ世界最高峰とも称されるほど高い評価を受け続けているのか、
その秘密を、学芸員をはじめ美術館を支える様々なスタッフたちの
情熱あふれる仕事ぶりを通して解き明かしていく。
                        (allcinema より)
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「パリ・オペラ座のすべて (2009)」 「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち (2011)」
と観てきたのに、今回は直前で尻込みしてしまいまして、真に残念なことをしました。
バレエもレビューも大好きですが、絵画はまた別物と言う感じが致します?  (・・*)ゞ

・・・と、嘆いても切りがないので本題に! w

これまでと同じような切り口、さりげなさで? 割と淡々と進んでいくのですが・・・

説明がないのですよね~ ^^;
有名な絵画が次々と映し出されても、誰の作でタイトルは・・・?(・_・?) ハテ?

わかるのは、字幕に表される学芸員などの発言からのみ となっておりました。

それがまた良い! との見方も出来るかと思いますが。 ^^;

ナショナル・ギャラリー ってタダだったんだ!? ふ~む。
(時折ケータイいじったり、居眠りしたり の観客が・・・!? ^q^)

お高い航空券使ってでも見に行きたい衝動に駆られます!
う~ん ロンドンに住んで毎日訪れたい♪ と思うような場所かも~♪
そう思わせる、魅力たっぷり、内容ぎっしりな素晴らしい作品でした。

視覚障害者向けのワークショップ
こういった試みがされているとは思いも寄らず・・・ しばしキョトーンな自分でしたが
万人に開かれた美術館とはこれなのだな! と、深く感銘を受けました。

フッと耳に入ってきた “ニホンゴ” がスゥ~っと過ったりして・・・ ^q^

お客さんの他に、清掃スタッフやら、案内係やらがスクリーンの主役になったりしながら w

唐突に? 学芸員や、講師等の鮮やかな話術が展開されます。

英語が耳に心地いいな~と感じたのは・・・
先生向けの教育プログラム担当の女性の時でしょうか・・・?
説得力も声も Good♪ (^_^)y 殊に発音が美しくて魅了されました♪
(字幕なしでも理解できればなぁ と溜息・・・ ^^;)

縁の下の力持ち的なスタッフの仕事ぶりも、本当に興味深いものでしたが
短い時間の中で、キッチリとその役割を収めてあるのには感心してしまいましたね。
(編集の妙とでも言うのでしょうか? ^^;)

“修復” に関して言えば、“ワニス” についての考察が一番の目玉!? ^^;
修復士の作業の難しさ・・・
考え方が時代時代で変わってしまったり? やり過ぎてもよくない 等々。

スタッフ間の意見交換や、会議の模様などもありのままで、面白く拝見!

女性スタッフの、発信するだけでなく観客のニーズも考えるべき との意見に
低俗な大衆嗜好に我々が迎合してしまうことが問題だ!? と答えたのは館長さん ^q^

館長さんはその後もハッキリとした物言いで存在感を示しておられました。w

絵画そのもので印象に残っているのは・・・ ハンス・ホルバインの作品でしょうか。

クリスティーヌ・ド・ダヌマルクの肖像
ヘンリー8世のお妃候補としてデンマーク王女のクリスティーナを描いたものですが
学芸員?(男性)の方の説明がとても気に入りました♪ ^q^

・・・苦笑いを抑えながら画家ホルバインを観察しているよう・・・ だそうです。確かに!

『大使たち』
こちらは女性の学芸員?の方でしたが、
お話の巧みさに、思わずグイグイ引き込まれてしまうような・・・!? ^^;

アナモルフォーシス(歪絵)で有名な絵画ですが
(TV東京「美の巨人たち」で観た記憶が!?)
実にわかり易く導いて下さるので、最後は本当にスッキリ!? 納得のひと時でした。w

“馬” のスタッブス なども初めて聞く話で興味深いものがありましたけれども・・・。  

その他、ダ・ヴィンチやターナーなどの企画展の模様や
絵画とピアノ演奏とか、絵画とバレエとかのイベントも とても見応えがありました。

ともかく、登場するのは、綺羅星のごとき名品たち♪ (^_-)-☆
う~ん これはやはり、手元に置いておきたい1作かも知れませぬ!!


監督・編集・製作 フレデリック・ワイズマン
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