ルーム(ROOM) 2015 [ら行の映画]
2015年度アカデミー賞主演女優賞に輝く☆
はじめまして、【世界】。
----------------------------------------------------------------------------------------
5歳の誕生日を迎えたジャックは、狭い部屋に母親と2人で暮らしていた。
外の景色は天窓から見える空だけ。
母親からは部屋の外には何もないと教えられ、部屋の中が世界の全てだと信じていた。
2人はある男によってこの部屋に監禁されていたのだった。
しかし母親は真実を明かす決断をし、
部屋の外には本物の広い世界があるのだとジャックに教える。
そしてここから脱出するために、ついに行動を開始するのだったが…。 (allcinema より)----------------------------------------------------------------------------------------
ブリー・ラーソンが主演女優賞受賞の時に見せた “したり顔” 今風には “ドヤガオ” ?
が、どーも嫌で・・・(爆) (初ノミネートで取っちゃったわよ アタシ 的な? w)
そんな女優さんの映画・・・ う~ん やはり観るべきか? と、遅蒔きながらの鑑賞でしたがっ
今、資料を見たら 「ドン・ジョン(2013)」の無愛想な妹役で存在感を示していた彼女なのですね?
また、監督は「FRANK -フランク-(2014)」のレニー・アブラハムソンと聞けばっ
当然?憎からず思ってしまう ^q^ 変わり身の早い自分です・・・ ポリポリ (・・*)ゞ
感想から申しますとっ
とても繊細で、深みのある映画・・・!?
まぁ 心が揺さぶられたか? と訊かれれば、それ程でも~ と言ってしまうでしょうが?(爆)
予想外の爽やかな幕切れも好ましく・・・ 印象深い作品となりました。(泣けませんでしたがっw)
ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)満五歳
ストーリーはいたってシンプルなのですが? ^^;
登場人物の描き込みが、丁寧 & 深遠なところに感心させられてしまいました。
(何気ないエピソードを重ねることによって無理なく伝わってくる感じ・・・?)
やはり原作者が脚本も兼ねたという事が功を奏しているのでしょうかね?
(原作では子供目線の描き方だったものを、映画では客観的な視点で・・・とofficial website)
監禁状態から、ジャック一人を脱出させるまでは、緊迫した事態が続きますが・・・
彼が運よく外界の人間と接触できるとっ
それからはトントン拍子と言う感じで? まもなくママも無事に救い出されます。
駆け付けた女性警官が機転が利く人で良かったです!
ジャックを理解しようと、アタック方法を模索しつつ根気よく相手をしてくれたおかげですね!
しかし、自由を得たからと言って、それでOKか? というとっ それは否!
・・・生活環境が尋常でなかった人が、新環境にどう身を置いていくのか?
その不安と戸惑いと驚き? etc が興味深く描かれます・・・!? ^^;
5歳のジャックは、ママが出来る限りの運動をさせていたとはいえ、やはり未発達!?
階段の昇り降り下りからして大変!? 最初の内は周囲がハラハラ見守ります。
“周囲” というのは、ママ(ジョイ)の親 ジャックにとっては祖父母と言うことになりますが・・・
父母はその後離婚し、父は遠方に・・・
母はレオと言う男性と再婚して、そのまま実家に居ましたのでジョイ親子もそこに落ち着きます。
父・じぃじ(ウィリアム・H・メイシー)は、娘ジョイが戻った時、別れた妻と3人で抱き合います。
家族として、至って自然な光景に写ったのですけれども・・・
ところがっ
彼は初めて会う孫を受け入れることが出来ず、辛そうな表情をして、ジャックを見ようとしない・・・!?
(これまでの複雑な胸の内を端的に現して・・・ こちらも思わずドキリとしてしまいました)
やがて、歩み寄ることもないまま? 去っていきます。
・・・好奇心の塊の “野次馬” は遠巻きにして、この “俄か” ?家族に注目!
マスコミはズケズケと心の中を覗きに来る!?
ジャックは、新しい世界が開けて! どんどん吸収し、成長していくのに・・・
ママ(ジョイ)は、現実の重みに今更ながら当惑し!? 押し潰されそうになる!
まだ若いし、無理もないことですが・・・。(汗)
自ら望んだわけじゃない。
あの時はそうするしかなかった。
生きるために精いっぱいの努力をした。
そして、勇気を振り絞って決行した!
・・・というようなジョイの気持ちは、痛いほど伝わって参りました!
(あながちフィクションでもない というところがとても辛いです)
辛いと言えば? ん? むしろ喜ばしいことなのか? (-_-;
ワンコがキーポイントになっていたのも、犬好きにはちょっと切なかったりしました?
・・・気を遣い?控えめにしていたレオ(ばあばの夫)が、
飼い犬をジャックに引き合わせてあげた時のワンコの優しい風情と、
それを受けて、満面の笑みを浮かべたジャックの姿には一気に和みましたけれども・・・!?
ジャックは、初め少女のように見えるほどの長髪なのですが
外界と接触してからも、パワーが宿っているので切りたくないんだ と言っていました。
それが・・・
心無いインタビュアーの取材を受け、ズタズタになったママ(ジョイ)が自殺未遂を起こし
ジャックとしばらく離れ離れになって居た時に・・・
ママにパワーをあげたい と、ばあばに髪を切ってもらう というシーンがありました。
(切り取られた毛束の思いの外の小ささに、ここでもドキリ・・・!? ^^;)
その後は見た目も少年らしくなり、元気も出て!? 友だちも出来たりして・・・!
・・・ママは永遠に救われないのか!?
と思いきや
その答えは、案外自然にやってくる・・・?(微笑)
醜悪と思われるモノは極力排した!? と感じられる演出に好感が持てました。
やはり子供が主役の映画ですからね (^_-)b
原作・脚本 エマ・ドナヒュー 『部屋』(講談社刊)
監督 レニー・アブラハムソン
はじめまして、【世界】。
----------------------------------------------------------------------------------------
エマ・ドナヒューのベストセラー『部屋』を「ショート・ターム」のブリー・ラーソン主演で
映画化した衝撃と感動のサスペンス・ドラマ。
7年間もひとつの部屋に監禁されているヒロインと、その間に生まれ、
部屋の中しか知らない5歳の息子が辿る予測不能の運命を描く。
監督は「FRANK -フランク-」のレニー・アブラハムソン。
映画化した衝撃と感動のサスペンス・ドラマ。
7年間もひとつの部屋に監禁されているヒロインと、その間に生まれ、
部屋の中しか知らない5歳の息子が辿る予測不能の運命を描く。
監督は「FRANK -フランク-」のレニー・アブラハムソン。
5歳の誕生日を迎えたジャックは、狭い部屋に母親と2人で暮らしていた。
外の景色は天窓から見える空だけ。
母親からは部屋の外には何もないと教えられ、部屋の中が世界の全てだと信じていた。
2人はある男によってこの部屋に監禁されていたのだった。
しかし母親は真実を明かす決断をし、
部屋の外には本物の広い世界があるのだとジャックに教える。
そしてここから脱出するために、ついに行動を開始するのだったが…。 (allcinema より)
ブリー・ラーソンが主演女優賞受賞の時に見せた “したり顔” 今風には “ドヤガオ” ?
が、どーも嫌で・・・(爆) (初ノミネートで取っちゃったわよ アタシ 的な? w)
そんな女優さんの映画・・・ う~ん やはり観るべきか? と、遅蒔きながらの鑑賞でしたがっ
今、資料を見たら 「ドン・ジョン(2013)」の無愛想な妹役で存在感を示していた彼女なのですね?
また、監督は「FRANK -フランク-(2014)」のレニー・アブラハムソンと聞けばっ
当然?憎からず思ってしまう ^q^ 変わり身の早い自分です・・・ ポリポリ (・・*)ゞ
感想から申しますとっ
とても繊細で、深みのある映画・・・!?
まぁ 心が揺さぶられたか? と訊かれれば、それ程でも~ と言ってしまうでしょうが?(爆)
予想外の爽やかな幕切れも好ましく・・・ 印象深い作品となりました。(泣けませんでしたがっw)
ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)満五歳
ストーリーはいたってシンプルなのですが? ^^;
登場人物の描き込みが、丁寧 & 深遠なところに感心させられてしまいました。
(何気ないエピソードを重ねることによって無理なく伝わってくる感じ・・・?)
やはり原作者が脚本も兼ねたという事が功を奏しているのでしょうかね?
(原作では子供目線の描き方だったものを、映画では客観的な視点で・・・とofficial website)
監禁状態から、ジャック一人を脱出させるまでは、緊迫した事態が続きますが・・・
彼が運よく外界の人間と接触できるとっ
それからはトントン拍子と言う感じで? まもなくママも無事に救い出されます。
駆け付けた女性警官が機転が利く人で良かったです!
ジャックを理解しようと、アタック方法を模索しつつ根気よく相手をしてくれたおかげですね!
しかし、自由を得たからと言って、それでOKか? というとっ それは否!
・・・生活環境が尋常でなかった人が、新環境にどう身を置いていくのか?
その不安と戸惑いと驚き? etc が興味深く描かれます・・・!? ^^;
5歳のジャックは、ママが出来る限りの運動をさせていたとはいえ、やはり未発達!?
階段の昇り降り下りからして大変!? 最初の内は周囲がハラハラ見守ります。
“周囲” というのは、ママ(ジョイ)の親 ジャックにとっては祖父母と言うことになりますが・・・
父母はその後離婚し、父は遠方に・・・
母はレオと言う男性と再婚して、そのまま実家に居ましたのでジョイ親子もそこに落ち着きます。
父・じぃじ(ウィリアム・H・メイシー)は、娘ジョイが戻った時、別れた妻と3人で抱き合います。
家族として、至って自然な光景に写ったのですけれども・・・
ところがっ
彼は初めて会う孫を受け入れることが出来ず、辛そうな表情をして、ジャックを見ようとしない・・・!?
(これまでの複雑な胸の内を端的に現して・・・ こちらも思わずドキリとしてしまいました)
やがて、歩み寄ることもないまま? 去っていきます。
・・・好奇心の塊の “野次馬” は遠巻きにして、この “俄か” ?家族に注目!
マスコミはズケズケと心の中を覗きに来る!?
ジャックは、新しい世界が開けて! どんどん吸収し、成長していくのに・・・
ママ(ジョイ)は、現実の重みに今更ながら当惑し!? 押し潰されそうになる!
まだ若いし、無理もないことですが・・・。(汗)
自ら望んだわけじゃない。
あの時はそうするしかなかった。
生きるために精いっぱいの努力をした。
そして、勇気を振り絞って決行した!
・・・というようなジョイの気持ちは、痛いほど伝わって参りました!
(あながちフィクションでもない というところがとても辛いです)
辛いと言えば? ん? むしろ喜ばしいことなのか? (-_-;
ワンコがキーポイントになっていたのも、犬好きにはちょっと切なかったりしました?
・・・気を遣い?控えめにしていたレオ(ばあばの夫)が、
飼い犬をジャックに引き合わせてあげた時のワンコの優しい風情と、
それを受けて、満面の笑みを浮かべたジャックの姿には一気に和みましたけれども・・・!?
ジャックは、初め少女のように見えるほどの長髪なのですが
外界と接触してからも、パワーが宿っているので切りたくないんだ と言っていました。
それが・・・
心無いインタビュアーの取材を受け、ズタズタになったママ(ジョイ)が自殺未遂を起こし
ジャックとしばらく離れ離れになって居た時に・・・
ママにパワーをあげたい と、ばあばに髪を切ってもらう というシーンがありました。
(切り取られた毛束の思いの外の小ささに、ここでもドキリ・・・!? ^^;)
その後は見た目も少年らしくなり、元気も出て!? 友だちも出来たりして・・・!
・・・ママは永遠に救われないのか!?
と思いきや
その答えは、案外自然にやってくる・・・?(微笑)
醜悪と思われるモノは極力排した!? と感じられる演出に好感が持てました。
やはり子供が主役の映画ですからね (^_-)b
ブリー・ラーソン(ママ/ジョイ)
ジェイコブ・トレンブレイ(ジャック)
ジョーン・アレン(ばあば/ナンシー)
ショーン・ブリジャース(オールド・ニック)
ウィリアム・H・メイシー(じいじ/ロバート)
トム・マッカムス(レオ)
アマンダ・ブルジェル(パーカー巡査)
原作・脚本 エマ・ドナヒュー 『部屋』(講談社刊)
監督 レニー・アブラハムソン
ブリー・ラーソンは「ショート・ターム」という映画を観ると、この作品へつながってくるのがよく分かります。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2016-05-17 01:10)
末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
そうですか・・・ 演技派女優の足跡ですね ^^; 後日拝見することに・・・。
いつもありがとうございます♪
by Labyrinth (2016-05-18 00:06)