SSブログ

デビルクエスト(SEASON OF THE WITCH) 2011 [た行の映画]

デビルクエスト.jpg ニコラス・ケイジの十字軍もの? ^^;

選ばれし勇者たちの、旅が始まる――。

SEASON OF THE WITCH → 魔女の季節  ・・・の方が良かったかも~? ^^;

------------------------------------------------------------------------------------------
ニコラス・ケイジ主演、ドミニク・セナ監督の「60セカンズ」コンビが、
中世ヨーロッパを舞台に描くサスペンス・アドベンチャー。
魔女の疑いのある女を修道院へと護送することになった
十字軍騎士たちを待ち受ける驚愕の運命を描く。
共演にロン・パールマン、クリストファー・リー。  (allcinema より)
------------------------------------------------------------------------------------------

ドミニク・セナ監督作品はケイト・ベッキンセイル主演の「ホワイトアウト (2009)」が記憶に新しいですが
他の作品(監督デビュー作は未見ですけど・・・)も、なかなかサスペンスフルで面白かったと思います。

そして、今回は西洋史劇?(今どきはそんな言い方はしませんか? ^^;)

しかし、冒頭は怪しげな? “魔女狩り” シーンから。
ん!? その前に、チラッと “写本” のシーンも・・・!(ニヤリ)

橋の上で、魔女と決めつけられた三人の女たちが首に縄を掛けられて、突き落とされる。

聖職者が「引き揚げよ」と言うが、皆うんざりの体で、その場を去ってしまう。
仕方なく聖職者は一人で、重たくなった“魔女” の死体を引き揚げ・・・
一人一人に “魔女封じ” ?の神の言葉を唱えていくが

最後の “魔女” は、逆に聖職者を川に引きずり込んだ・・・!? ( ̄ο ̄;

命辛々、橋に戻った聖職者の目の前に、おぞましい形相の “魔女” が現れ!
分厚い書物を炎で焼き尽くした!?

・・・という前振りで、何となく先が読めたようなものですが? ^^;

それが、勇壮で残忍な?十字軍のエピソードが続きますとっ
すっかりソッチの方にのめり込んでしまい、大事なことを忘れている私めでございました。(爆)

エドレミット湾の闘いを皮切りに、“トリポリの包囲” “インブロスの戦い” “アルタハの戦い”
夜戦や、酷寒での戦いがあったり と、超ハードな行程の中・・・
騎士のベイメン(ニコラス・ケイジ)とフェルソン(ロン・パールマン)は一点の疑念もなく共に戦ってきた。

しかし、城門を破る!? 大掛かりな “スミルナの戦い” において・・・
ベイメンは、剣を振るった折、女を殺してしまったことに愕然とする!?

そして、気付けばっ
周りに転がるのは女子供の亡骸ばかり・・・
呆然と立ち尽くすベイメンに、「・・・潮時だな」とフェルソン。

制止する十字軍の指揮者を振り切って、二人は戦線離脱し、
馬で一日歩いたころ・・・ 牧草地に建つ一軒の農家を発見した。

これでまともな食べ物にありつける と思いきや
その家の住人は、流行病らしきもので?全員無残な姿で亡くなっており・・・!?
二人は、家に火をかけて、その場を立ち去るのだった。

食料も尽きかけて、やっと町に辿り着いたはいいが・・・
そこも流行病(黒死病)で死者が絶えないような状態になっていた!?

そして、二人は脱走兵として捕えられてしまうのだがっ
持っていた長剣に十字軍の印が認められると・・・ 病床に臥す枢機卿の元へと案内される。

ダンブロワーズ枢機卿(クリストファー・リー)は、“勇者として名高い” と称えた上で・・・
彼らに、ある特命を与えることに・・・!

それは疫病を蔓延させた “黒魔女” をセブラックの修道院へ護送する というものだったが・・・
そこには、魔女の力を封印する “祈祷の書” があるのだと言う・・・。

始めは申し出を蹴って、牢屋に入れられた二人だったが
そこで件の “魔女” を目にしたベイメンは・・・
この娘を無事に送り届け、公正な裁きを!?  と心変わりを・・・!?

こうしてベイメンとフェルソンは、リーダー格のデベルザック神父を始め、
枢機卿の信頼厚い、護衛の騎士エッカートや、自ら志願した枢機卿の侍者カイ
そして、道案内を務めることを条件に縄目から解かれた、古物商だという詐欺師のハガマーと共に
“黒魔女” とおぼしき娘を入れた檻を、護送する永の旅に出ることに・・・!

さて・・・?

まず、魅力は、ニコラス・ケイジ & ロン・パールマンの “おっさんコンビ” の面白さ♪
息も合って! おっさんらしい?軽妙なやり取りも洒落ていましたが・・・ ^q^
何より、適度な重量感と安心感がありましたね~ (笑)

そして、“めっけもの” と思われるのは、魔女役? 文字通り紅一点のクレア・フォイという女優さん!

最初から汚れ役なので、若い(幼い)なぁ という印象しかなかったのですが
観ていくうちに、どんどんと変化していくのですよね!? (¬、¬; これはまさに見ものでしたっ
綺麗なお顔立ちなので、“凄味” が半端ない って感じ!? w

その怪しげな娘に終始、厳しく! 毅然と相対するのは神父のデベルザック!
スティーヴン・キャンベル・ムーアが、気迫の籠った演技で、緩みかけた場を引き締めておりました!

ご出演作は結構観ているのですが、なかなか印象に残らなかったりして・・・?(爆)
「二ツ星の料理人 (2015)」「ムーン・ウォーカーズ (2015)」
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 (2011)」「理想の女(ひと) (2004)」 etc etc
でも彼の代表作と言えるものは、未見のようなので? (汗) 近々拝見できれば!と思っています。

見どころは、“黒魔女” の変貌と、困難を極める旅も もちろんなのですが
その後に訪れる!? とんでもな? “別世界”  ^q^

ともかく、ココで コレですかぁ? ( ̄д ̄; ギョギョギョ~ な展開でしたけれども・・・!? (汗) 

まぁ それなりに面白かったので、自分的にはとても満足しています。w
あまり期待してなかった分、余計に楽しめたのかも? と思われますが・・・(爆)

ニコラス・ケイジ(ベイメン)
ロン・パールマン(フェルソン)
スティーヴン・キャンベル・ムーア(デベルザック) 神父
クレア・フォイ(娘) 黒魔女?
スティーヴン・グレアム(ハガマー) 詐欺師? 古物商の男 道案内をする
ウルリク・トムセン(エッカート) 枢機卿の信頼厚い、最高の騎士
ロバート・シーアン(カイ) 枢機卿に使える侍者 騎士希望者!?
クリストファー・リー(ダンブロワーズ枢機卿)

監督 ドミニク・セナ
nice!(23)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 23

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0