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レジェンド 狂気の美学(LEGEND) 2015 [ら行の映画]

LEGEND.jpg トム・ハーディ ギャングの双子を演じる・・・

世界は彼らに跪く

映倫 R15+


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「インセプション」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが、
頭脳と暴力で60年代のロンドンを支配した実在の双子のギャング、
クレイ兄弟を1人2役で演じた実録犯罪ドラマ。
共演は「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」のエミリー・ブラウニング。
監督は「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー脚色賞を受賞した
「ROCK YOU![ロック・ユー!]」「42 ~世界を変えた男~」のブライアン・ヘルゲランド。
                        (allcinema より)
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まず初めに・・・ トム・ハーディ 
初めてハンサムと思いましたよ♪ (^m^) まじで。
本編でも、母親が双子の兄レジーを 「なんてハンサムなの!?」 と言っていましたっけ。

内容的には、ギャングものと言えども、“双子” という面白い要素が加わることで?
更に興味深いものとなっていたように思います。

政界を巻き込んで・・・という手口等は、何処も同じ?って感じは致しましたが
やはり、趣味趣向や性格の違う双子だと、そこは予想外の展開になったりして・・・!? w

が~ しかし、上映時間 131分ということですが、少々長く感じましたねぇ? ^^;
トム・ハーディが双子を演じ分ける “演技力” には大拍手を送りたいと思いましたけれど・・・。w

さて、
フランシス・シェイ(エミリー・ブラウニング)は、
たまたま、兄がクレイ兄弟の運転手をしていたことから、レジーと出会うことに・・・!?
二人は直ぐに惹かれ合い、恋人同士となる。

ところが、フランシスの母はギャングを嫌い、二人の交際には大反対!
そんなこともあり・・・
真剣に愛する程に、レジーに即刻足を洗って欲しいと願って止まないフランシスだった。

その意を酌んで!?
レジーはナイトクラブの経営に乗り出すのだが・・・
店内には、有名人やセレブに交じってギャングも居る! といった具合で、連日大盛況!

・・・のところ
或ることからレジーがブタ箱入りする羽目になるとっ
それまでレジーに抑えられていた!? 双子の弟ロンが存在を主張し始める!?

さて・・・?

双子故、クレイ兄弟の絆は強い!

しかし、実際にロンドンの裏社会を牛耳っていたのは、兄のレジー
そこに会計士のペイン(デヴィッド・シューリス)も加わって、穏便路線に移行しようとするのだが
それは、“武闘派”?のロンにとっては我慢ならないことだった?!

・・・ある時のロンは
ナイジェリアの“エヌグ” に会社を作りたい だから5万ポンド要る と言い出し・・・
「子どもたちのために街を作るんだ」
その為の金を是が非でも都合しろ! と、会計士のペインに詰め寄るのだがっ

「“エヌグ” はアフリカの言葉で “理想郷” を指す」 と・・・ 
そして 「ギリシャ語では “存在しない場所” だ」 とも!? (嘘か真か? ^^; )

ロンの思いがけぬ博識ぶりに? ペインは大仰な身振りで茶化そうとするが・・・
指示通りに動かないペインに対して、ロンの怒りと憎しみは確実に増幅していく!?

・・・“狂気” を体現する!? ロンは、時々不思議な言葉を発することがありましたっ w

兄のレジーが惚れ込んでいるフランシスには、終始素気ない態でしたが?
(彼は“同性愛” という嗜好を公言してはばからない・・・ お付の人間も皆美少年めく?w)

兄が収監されている時、フランシスに向けて言った言葉が、謎めいている。
「この世には生きながら心の死んでいるものがいる」

ギャング風情にかまけていないで、心のままに別の生き方をしろ という意味か?
それとも、そんな深い意味はなく? w  只、眼に映る様を言っただけなのか??

・・・フランシスは結果、レジーと結ばれるのですが・・・
贅沢な暮らしは出来ても、思いがけぬ苦悩の連続に、心は荒れるばかり・・・
ご多分に漏れず? 次第にクスリ漬けの生活に・・・!?

“イビサ(島) って響きが好き” と言うフランシスは、途中から微妙な立場になりますが?(謎)
小柄で華奢なエミリー・ブラウニングが、それなりに艶っぽく演じて素敵でした♪

やはり、主役は“レジーを演じる” トム・ハーディなのですが・・・(微笑)
“知性派” とは言え、終盤に近づくにつれて “狂気の血(?)” が暴れ出したりして・・・!?
どーも印象が悪くなってしまいました。(爆)

ギャングとしての “凄味” に拍車が掛かったりすれば?
また違ったものになったのかも・・・という気も致しますが・・・?

全体を通して、重厚感をあまり感じられない!? という印象を受けるのはっ
脚本に問題アリだったのか?(汗)
あるいは、実際のモデルが、そんな人物だったのか?(爆)

いずれに致しましてもっ
私的に興味をそそられたのは、弟のロンの頭の中と、ロンとフランシスの不思議な関係でした。
二人は、敵対しているように見えながら、案外分かり合っていたような・・・??(・_・?) ハテ?

暴力やユーモアもそれなりに盛り込まれていて、面白く観られたのは確かですが・・・
う~むむむ ちょいと残念な印象は否めませぬ?ww


トム・ハーディ(レジー・クレイ/ロン・クレイ) 双子の兄弟
エミリー・ブラウニング(フランシス・シェイ)
デヴィッド・シューリス(レズリー・ペイン) クレイ兄弟に付く会計士
ダフィー(ティミ・ユーロ)
タロン・エジャトン(マッド・テディー・スミス) ロンの配下の青年
クリストファー・エクルストン(ニッパー・リード) クレイ兄弟を追う警察官
チャズ・パルミンテリ(アンジェロ・ブルーノ)
アナイリン・バーナード(クレジットなし)
ポール・ベタニー(クレジットなし) 偽裁判官?

原作 ジョン・ピアソン 『ザ・クレイズ 冷血の絆』(早川書房刊)

監督・脚本 ブライアン・ヘルゲランド
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