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ファンシイダンス 1989 [は行の映画]

ファンシイダンス.jpg みんな若くて、懐かしい♪ ( ´艸`)

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原作は、第34回小学館漫画賞を受賞した岡野玲子による同名漫画作品。
脚本・監督は周防正行、撮影は長田勇市がそれぞれ務めた。
実家の寺家業を継ぐことにした大学生と彼に関わる人々をめぐる青春ドタバタコメディー。
本木雅弘の初主演作。

塩野陽平は東京の大学生。ロックバンドを組み、ボーカルとして活躍していたが、
実家の寺を継ぐために弟の郁生と田舎の禅寺・明軽寺に入ることになる。
しかし彼を待ち構えていたのは厳しい修行の日々であった。
個性あふれる先輩坊主たちに囲まれながら毎日を送る陽平の元に、
かつてのバンド仲間のアツシがやって来る。
そして陽平の恋人だった真朱がつきあい始めたと聞かされる。
不安に陥る陽平の前に、真朱が現れるのだが…。         (allcinema より)
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漫画も知らなくて… このタイトルですから、まさか禅寺の話とはっ!? ( ̄ο ̄;
・・・という意外性で、初っ端から何だか煙に巻かれたような気分でしたけれども…?(汗)

冒頭は、ライブハウスで『若者たち』を “普通” に歌う陽平(本木雅弘)・・・
途中で、いきなりロック調へと変わると、陽平の頭は右側有髪、左は “ツルツル” と判明!?

恋人の真朱 “まそほ” (鈴木保奈美)の「卑怯よ どっちかにして!」との言葉に…
陽平は “ツルツル” を指差し…! そのまま “断髪式” となった!?

「たった一年だよ」と言い残し、陽平は修行僧の支度で機上の人となるが…
なんと同じ飛行機に、ちゃっかり弟の郁生(大沢健)も修行僧スタイルで乗り込んでいた!?

お前がその気と知っていたら決心しなかったのに… と残念がる陽平に、
郁生は「実家のお寺は兄ちゃんが継いで! ボクは父さんみたいに婿入りするから…!」と言う。

“お山” への道すがら、婚約者に赤いオープンカーで送られてきたという英峻(彦摩呂)も合流!?
三人はようやく目的の禅寺・明軽寺(めいけいじ)に到着した。

「御開山拝登(ごかいざんはいとう)並びに、免掛搭(めんかた)宜しゅう」
と挨拶するも、応対に出た光輝(竹中直人)は「聞こえない 声が小さい」とまるで取り合わず…!?

そのうちに、大幅に遅刻してきた珍来(田口浩正)も、一悶着ありながらも…? 仲間に加わり…
新参者の四人はどうにか “入山” を許されることに…!

こうして、規則ずくめの厳しい修業の日々が始まるのだが・・・

さて・・・?

よく、訳の分からぬ話の事を “禅問答みたい” なんて言っていた自分が恥ずかしいです。(汗)
本作のクライマックスである、迫力ある禅問答を見て、何かが剥がれた!? 気分になりました…?w
確かに “ドタバタコメディー” の態ではありますが、今回も何かと学んでしまいましたわ… (;^_^A

ま、あれがそのまま “禅寺” の作法なのか?私めには判断のしようがございませぬが… (汗)
たぶんそうなんだろうな~ と、これまでのボンヤリしたイメージが刷新されたような…!? ( ´艸`)

それにしても、30年も前の作品なのに少しも古さを感じさせませんでしたね。
う~むむ 女性たちのファッションは、やはり “時代” を感じなくもなかった?ですけれど… w
ストーリーや感性等は、今でも違和感はないかな? と思いまする…。(微笑)

お若い周防監督もチラッと出ていたりして!? (全く別人!? てくらいに見違えましたが…?w)

更に、誰!? というような人も出ていて、本当に興味が尽きませぬ。(笑)

本木雅弘・竹中直人あたりは、あまり印象が変わらないようにお見受け致しましたが…!? 
それも不思議な感じがしましたね~ ( ´艸`) 

ともかく、見所満載!(いろんな意味で…!)
アクの強過ぎない!? ユーモアセンスも好ましく♪ 
オープニングから、軽妙なタッチの!? テンポ良い音楽も超Nice♪ でした。 (笑)
 
面白くて活きの良い作品で… 懐かしさと共に、とても楽しめましたね♪
やはり今も昔も、映画って良いなぁ と、しみじみ…。 ( ´艸`) 
(とは言え、当時の自分は、お金払ってでも映画を観よう!なんて考えはなかったのは確か… (爆))

章選択(参考までに)
一.若者たち ~ タイトル
二.真朱との別れ
三.お山への道
四.明軽寺・入山
五.修行生活の始まり
六.僧堂入堂
七.公務の数々
八.マドンナ
九.お寺ライフの美学
十.危ない橋
十一.陽平の悪夢
十二.真朱のイライラ
十三.寿司と菓子
十四.え~うっそ~♡
十五.真朱の決意
十六.初めての托鉢(たくはつ)
十七.スジャータ事件で島流し
十八.愛のケンタッキー事件
十九.テレビの取材
二十.臘八摂心(ろうはつせっしん)
二十一.首座(しゅそ)、やります!
二十二.制中(せいちゅう)に向けて
二十三.法戦式(ほっせんしき)・当日
二十四.エピローグ ~ エンドタイトル

本木雅弘(塩野陽平)
鈴木保奈美(赤石真朱 まそほ)
大沢健(塩野郁生 いくしょう)
彦摩呂(笹木英峻 えいしゅん)
田口浩正(信田珍来 ちんらい)
竹中直人(北川光輝 こうき)
村上冬樹(南拓然住職)
大杉漣(飛行機の乗客) 友情出演
宮本信子(塩野静子) 友情出演
その他、様々なジャンルからなる!?豪華キャスト

監督・脚本 周防正行

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コメント 2

響

普通の人が体験出来ない事を楽しく見れそうで気になる作品です。
by (2020-03-06 08:24) 

Labyrinth

響さん (^_^)ノ
とにかく苦笑しながらも!? 楽しく観られる映画でしたね。
凝り性の監督さんらしく? 禅寺についても下調べが半端ないのかな? なんて…?( ´艸`)
by Labyrinth (2020-03-06 14:41) 

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