ファーザー(THE FATHER)　2020：ごまちゃん'ｓ備忘録：SSブログ

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ファーザー(THE FATHER)　2020　[は行の映画] [編集]

　アンソニー・ホプキンス二度目のオスカー像 Get♪

ジャンル　ドラマ

製作国　イギリス／フランス

時間 97分

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名優アンソニー・ホプキンスが認知症に苦しむ年老いた父親を演じ
アカデミー賞主演男優賞に輝いた感動のヒューマン・ドラマ。
同賞では脚色賞と合わせ２冠に輝いた。
認知症が進行していく父親と、その介護で疲弊していく娘の姿を認知症の側の視点から描き、
観る者に記憶力の低下によって直面する父親の不安と恐怖を体感させる画期的な表現スタイルも話題に。
娘役は「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマン。
監督は本作の基になった舞台を手掛け、これが映画監督デビューとなるフロリアン・ゼレール。

ロンドンで一人暮らしをしている81歳のアンソニー。
ある日、介護人とトラブルを起こし、娘のアンが駆けつける。
アンソニーには認知症の傾向が見え始め、それは日に日に悪化しているようだった。
そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受けるアンソニーだったが…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(allcinema より)

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まず最初に、字幕翻訳松浦美奈と出た時には… ぉ～スルーしなくて良かった～と。f^_^;

ところで…
アンソニー・ホプキンスと言うと「日の名残り(1993)」の不器用な？彼が大好きなのですが…
今回演じた主人公の印象は、何故か？あの時と重なり… 私的には、好ましい人物に映りました。

なので…
「“ボケボケ現象” で迷惑かけるな！」と娘婿が攻め立てた時には、正直観てるのが辛かったです。

でも、裏を返せば…
それは、私自身があまり迷惑を被ったことがないという証拠なのかも…？(汗)
(それ以外の迷惑は多々アリ… (￢､￢;)

現実にご苦労されている方なら、色々と思うところがお有りかと思われまする…。
(つぅさまのように…？( ´艸｀))

ということでっ
門外漢？の私は、ミステリー感覚で “不思議映画” として？豪華な競演を楽しんでしまいました♪

ここで、また余談… (;^_^A
花を添える？じゃないですが…　地味めなトーンの中、唯一楽し気な？シーンにご出演の…
イモージェン・プーツ(新しい介護士) は「マイ・ファニー・レディ(2014）」の時と変わらず…？
cute なところを見せていたのですけれど・・・

オリヴィア・ウィリアムズは、「シックス・センス(1999)」から見れば老けたなぁって… (汗)

それは言わずもがな… (^_^ゝ
ラストシーンでは慈愛に満ちた “聖母” のようでした。
子供返りする？ “アンソニー” を包み込むように抱くオリヴィア・ウィリアムズは神々しかった…！

全て観終わると、アンソニーの “混乱” が何となく合点がいくようになるのですが・・・
編集の妙？というのか？巧い見せ方で… 　
正に全編 “サスペンス・ドラマ” の緊張感でしたね。(汗)

只ひたすら愛する父を思い、翻弄される娘アン役のオリヴィア・コールマンの佇まいが良かったです。
(お洒落とは縁遠い感じの？サイズ大きめな装いも好感触と言うか？ “リアル” を感じたり…？ｗ)

・・・夫との “板挟み” のやるせなさは、ボンヤリの私にも伝わりました。(汗)

“いっそのこと、ひと思いに…！” という衝撃のシーンも…　(アンの妄想… ( ´艸｀))
まさか！？と思いながらも、気持ちは分る…！と肩入れしてしまう私でした。ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。

まぁ、何はともあれ、アンソニー・ホプキンスの名演技に尽きると思うのですが・・・
始めは普通に見えた老人が、気付いたら “認知症” がこんなにもすすんで…！？ (￣ο￣; という…

・・・ラストは、切な過ぎましたね。色んな意味で…？ (苦笑)

アンソニー・ホプキンス(アンソニー)

オリヴィア・コールマン(アン)

マーク・ゲイティス(男)

ルーファス・シーウェル(ポール)

イモージェン・プーツ(ローラ)

オリヴィア・ウィリアムズ(女)

監督・原作戯曲・脚本　フロリアン・ゼレール

2021-06-02 00:00 nice!(28) コメント(2)