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エンパイア・オブ・ライト(EMPIRE OF LIGHT) 2022 [あ行の映画]

エンパイア・オブ・ライト.jpg サム・メンデス監督のセンスの良さに思わず感涙…?( ´艸`)

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス/アメリカ
時間  115分
映倫 PG12

EMPIRE OF LIGHT → 光の帝国

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「アメリカン・ビューティー」「007 スカイフォール」のサム・メンデス監督が1980年代初頭の
イギリスの映画館を舞台に、そこに集う人々の人間模様を描いた感動ストーリー。
主演は「女王陛下のお気に入り」「ロスト・ドーター」のオリヴィア・コールマン、
共演にマイケル・ウォード、トビー・ジョーンズ、コリン・ファース。  (allcinema より)
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だいぶ前に観たのに、大好き過ぎて…! 納得いく仕上がりに持って行かれない…!? (>_<)
というジレンマ…?(爆) 偉そ~に… (^_^ゝ トホホデス
まずは、言い訳をしておいて… と。(笑)  …見切り発車をご容赦頂ければ幸いです。 

冒頭から、“緊張” と “溜息” が混然一体となって? 迫って来る感じ?(微笑)
それらの連続のようなゾクゾクする展開に!? (^_-)-☆ まじでワクワクが止まらない♪ 私でしたっ 

これまで着実にキャリアを積んできた感の有る?ヒラリー(オリヴィア・コールマン)は…
海沿いに建つ映画館 “エンパイア” に出勤すると、まずは館内の照明を “ON” していく。
外観の… モダンなようでいて? いかつい感じもする印象からは予想できないようなゴージャス感♪ 

いやはや (;^_^A 久々に夢中になって観てしまった… という何とも素敵過ぎる大人な映画でした。

見せ方がね~ もぉ~ 堪らんのですよ~(汗) 
小憎らしいくらいツボを心得ている…   というのか? まさに匠の技?( ´艸`)

え? この角度?
そりゃないでしょ~ (´0`) 
おぉっ ( ̄ο ̄; コレコレ これが観たかった~♪ …てな感じでしょうか?(笑)
(これは、映画館の屋上から新年の打ち上げ花火を見る というシーンですが…  一事が万事こんな風…)  

ところで…
ヒロインのオリヴィア・コールマンが、若い恋人とバスに乗って海へ遊びに行く場面があるのですが…
その時まで私めは “どこ” の話なのかピンときていませんでしたっ(爆)  盆暗過ぎ…? f^_^;
(“二階建てバス” に目が点…!? (´0`) エェー)
 
ともかく、冒頭の “海と映画館” の取り合わせが意外過ぎて、その衝撃が後を引いた感じ…!?(汗)
表示が有ったのか? とんと気付きませんでしたけれど… (^_^ゝ 英国とは思えなかったです。ポリポリ。  

そして、眩い光が溢れる海水浴場?の広い砂浜で・・・
中年女性と…  親子ほど年の離れた?黒人青年が、童心に返って…♪  “砂の城” 造りをするの図…!

ヒラリー(オリヴィア・コールマン)は寛容な面持ちで、憎からず思う彼の成すがままにしているものの…
カチンと来てからは、それこそ狂ったように暴れ出して…? スティーブンを唖然とさせてしまう…!?

そんな “揺さぶられ方” も心地よくて…♪  f^_^; ずっとスクリーンに釘付け状態なのでした。
(彼女が荒れる原因が “病” によるものらしいので、その辺りは悲しかったですけれど…)

official website STORY より
「1980年代初頭のイギリスの静かな海辺の町、マーゲイト。
 辛い過去を経験し、今も心に闇を抱えるヒラリーは、
 地元で愛される映画館、エンパイア劇場で働いている。
 厳しい不況と社会不安の中、彼女の前に、
 夢を諦め映画館で働くことを決意した青年スティーヴンが現れる。
 職場に集まる仲間たちの優しさに守られながら、
 過酷な現実と人生の苦難に常に道を阻まれてきた彼らは、次第に心を通わせ始める。
 前向きに生きるスティーヴンとの出会いに、ヒラリーは生きる希望を見出していくのだが、
 時代の荒波は二人に想像もつかない試練を与えるのだった・・・。」

・・・手抜きをしてしまいました…! (^_^ゝ
 
年季の入った映画館そのものも見所ではありますが、中で働く人々のキャラ立ちもイイ感じでした♪ 

見た目も性格も?個性的な人々が一致団結して “営業” していく姿には、心地良さと安心感が…!?
日頃お世話になっているシネコンやミニシアターのスタッフさんとも重なり、思わず感謝♪ (^人^)

そんな中、一人…! 手前勝手な人物なのが支配人のドナルド・エリス(コリン・ファース)
「ヒラリー ちょっと事務所に…!」とか言って呼び付けては、パワハラからのセクハラ!?(爆)

最初は、ヒラリーも大人な女性ですし~ 等と傍観していた私めでございますが…
ともかく漏れ聞こえて来る台詞がリアルで参りましたっ (¬、¬;

そんな扱いを受けても、自己評価の低い?ヒラリーは “やむなし” という悲しい納得をしていた…?

周りのスタッフも薄々…? という所なのですが・・・
皆 心優しい人々で…! f^_^;
特に年長者は、痛みがわかる分? スマートな対応をしてくれて…! こちらもグッときてしまいました。

ヒラリーの同僚のニールが、なかなかの存在感を見せてくれますが・・・
トム・ブルックって、昔からいる俳優さんですのに、今回は特に見直しましたね。w

映写技師ノーマンと、新入りの黒人青年スティーヴンとの穏やかな時間も素敵でした♪

真面な役 なんて言ったら大変 失礼な話ですけれど… f^_^; 
トビー・ジョーンズの持ち味をじっくりと味わった… のは初めてのような気が…。(大汗)

何はともあれ…?
ヒラリーが年甲斐もなく? 惚れてしまう黒人青年スティーヴン役のマイケル・ウォードが・・・
新鮮♪
爽やか♪  
それが一番の魅力だったかも…? (^_^ゝ

オリヴィア・コールマンの “哀愁の演技” は言うに及ばす…! というところですけれど。

最後になりましたが、字幕翻訳 松浦美奈さんでした。やはり、間違いない! ( ´艸`)

オリヴィア・コールマン(ヒラリー・スモール) 映画館スタッフ
マイケル・ウォード(スティーヴン・マレー) 新入りスタッフ
コリン・ファース(ドナルド・エリス) 支配人
トビー・ジョーンズ(ノーマン) 映写技師
トム・ブルック(ニール) ヒラリーの同僚
ターニャ・ムーディー(デリア・マレー) スティーブンの母親 看護師
ハンナ・オンスロウ(ジャニーン) 音楽好きなスタッフ
クリスタル・クラーク(ルビー) スティーブンの恋人
モニカ・ドーラン(ローズマリー・ベイツ)
サラ・スチュワート(ブレンダ・エリス) ドナルド・エリスの妻
ロン・クック(クーパー氏)
ジャスティン・エドワーズ(ジム・ブース)
ジェイミー・ホワイトロウ(ショーン)

監督・脚本・製作 サム・メンデス

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