世界の中心で、愛をさけぶ 2004 [さ行の映画]
あれだけ人気の高かった作品ですから、ちっとはウルっとくるかな?
と期待もあったのですが・・・
こりが、まったくと言っていいほど心動かず!?(苦笑) 誠に残念でした。
しかも時間が経つのが妙に遅く感じてしまいましたね。
どうも最後まで “冗漫” と言う感を拭えず・・・?
(実際の上映時間も長過ぎじゃないですか?! (爆苦笑))
正直、エンディング・テーマ曲の 『瞳をとじて』(作詞作曲 平井堅) が流れてきた時には、本当にホッとしましたね。(笑)
当時は何度もTVで流れていて、嫌でも(?)耳に馴染んじゃった曲ですけど(笑)
空前のベストセラーとなった片山恭一の同名小説・・・
というのですが、不勉強なもので それすら知りませんでした。 面目ない。(苦笑)
ストーリーは・・・ 主に瀬戸内海に面している(?)四国のとある地方で展開するのですが・・・
松本朔太郎(大沢たかお)は、婚約者・律子(柴咲コウ)の突然の失踪に戸惑うのだが、ひょんな事から彼女の行き先が四国である事が判明すると、急遽、彼女の後を追って四国へ向かう。
なんとその地方は、彼が煌めく青春を過ごした思い出深い場所だった・・・。
それから、彼の追想と台風に見舞われている現在が、交錯しながら 緩~く語られていく・・・。
“さく” の恋?人 “あき=広瀬亜紀”(長澤まさみ)は能動的な少女で、主に彼女のリードのもと 幼い恋は徐々に進展していくのですが・・・。
本人の声のカセットテープを流す という手法?で “状況説明” というのは新鮮みが有ってとても良いと思ったのですけれども、いかんせん 長澤まさみの甘ったるい台詞回しが耳に障り、残念ながら興が冷めてしまいました。(爆苦笑)
しかし、彼女が病の床で、スキンヘッド(本物?)になった姿は圧倒的な存在感でした!
特に後ろ姿は圧巻でしたね! それですべてを語り尽くした!と言っても過言ではないような?
長澤まさみが“太陽” なら “月” の存在の?森山未來(高校生時代の朔太郎役)は・・・
はたして どーなんでしょう?
彼なりの “静かなる?押さえた?熱演” と言えば言えなくもないのでしょうが・・・
独断と偏見で言わせて頂ければ! の話ですが
う~むむ 肝心なその “情熱” が伝わってこなかったんですよねぇ(苦笑) 残念!
(でも彼自身は不思議な存在感のある役者さん と思われますけれどもね)
監督は 行定 勲
これ、妹とわくわくしながら見たのですが、私にも正直期待はずれでした。どうせあざとい話なのだからもっと上手にあざとく作ればいいのに、みたいな・・・。
あんな美しくもせつない高校時代を過ごせなかった、やっかみもあるかもしれませんが(笑)。
by (2006-07-08 16:26)
うはっ ^^; あざとい話とはっ しろくまさんも 辛口派ですなぁ!
お仲間 お仲間 d(=^0^=)
でも あのメンツで、あのロケーションで何故か心に響かぬものが出来ちゃった(!) というのも、何なのだろ? 不思議ですよね~ ^^;
by Labyrinth (2006-07-10 15:20)