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バルトの楽園(がくえん) 2006 [は行の映画]

バルトの楽園.jpg ベートーヴェンの「第九」は大好きなので (^_^)v
そこだけに惹かれて観てしまいました。
日本で初めてベートーヴェン作曲の『交響曲第九番 歓喜の歌』が演奏された・・・ 
という実話を元に作られた映画だそうです。


始まりは、いかにも古そうなフィルム映像。  第一次世界大戦の模様らしい・・・。
そして雨の塹壕・・・。 
う~むむ  これは見たくない部類の作品なのかな? ○○省推薦 みたいなのも付いてたし・・・
なーんて思ったのも束の間? 暫くするとお目当ての「板東俘虜収容所」の話になりました。

捕虜は囚人ではない という考えを持つ松江豊寿所長(松平健)の元、捕虜のドイツ兵と、それを監視する側の日本兵、またそれらを見守る地元の住民たち それぞれが共存共栄(?)の精神で日々を送る・・・  あの時代にあっては珍事!?

ともかく そういった背景に、個々のエピソードが散りばめられていくのですが・・・
それがどうも散漫な感じにしてしまったきらいが・・・?!

一応 ナレーションというのか? ドイツの青年兵が祖国で待つ母に手紙をしたためて居る という設定で、狂言回し的な存在になっているのですが・・・
(彼はわりと多くのシーンに登場し、いつもカメラを手にスナップ・ショットを撮りまくっている)
その彼も、最後に取って付けたような?ちょっとした恋の思い出的な場面で主役に・・・?

まあ 一番心に響いてきた事柄はなんと言っても松江所長の生い立ちですね。
“会津藩士の息子” という事がどんな意味を持っているのか、ここで理解が少し深まりました。
でも、突然入ってきましたので 違和感は感じたのですけれども。(苦笑)

ドイツ側の大将?クルト・ハインリッヒ(ブルーノ・ガンツ)は威厳(威圧感?)がありましたね。

因みに “バルト” はドイツ語で “髭” だそうです。
今までの認識(犬の種類に於ける)では、“シュナウザー” というのが ドイツ語では 「口ひげ」を 意味する言葉と思っていました。 ビミョウに違うのですかね?

閑話休題

そうそう!
戦死したドイツ兵の中に父が居た! というエピソードでは “志を” と言う名で アノ 「大後寿々花ちゃん」 が出ておりましたね~
『SAYURI』 の時と同じく? 目の色がヘンでしたが(爆苦笑) 可愛かったですよ!
ちょっと成長していたのかしらん?

ついでに?
高島礼子は松江豊寿所長夫人の役でしたが、堅気さんの役でも(爆)粋で綺麗な和服姿でした。

まあ 他にも沢山の出演者がおりますが、何はともあれ “一番” は “第九” でしょう!!

あまり心に響くものがないなー 不感症になっちゃったのかなー 等と思って観てまして(苦笑)
終わりも終わり! やっとあの聴き慣れたメロディが流れて来た時には思わず涙腺がっ!

やはり優れた音楽は不滅だ!ということで・・・。

監督は出目昌伸


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