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武士の一分(いちぶん) 2006 [は行の映画]

 あまり 観たくもないかな~? でもまあ ひょっとするかも? と・・・(^^ゞ
キムタクの というより “檀れい”さんの演技見たさに行って参りましたっ


山田洋次監督による「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く藤沢周平原作時代劇の第3弾!
なんだそうですが ^_^; わたくしめは 今までのは どれも観てませんので・・・
今回だけ観た! というと やはり キムタク目当てかな? 等と誤解されそうですね(苦笑)

東北の小藩に仕える三十石取りの下級武士である三村新之丞(木村拓哉)の仕事は毒味役。
身近には、美しい妻 加代(檀れい)と、父の代からの奉公人である徳平(笹野高史)が居た。

「実は仕事に嫌気がさしている」 と妻に愚痴をこぼす事もあったが
そんなある日、いつものように毒味の仕事中のこと・・・
運悪く? つぶ貝の刺身に中ってしまい、その毒性の為 失明を余儀なくされてしまう。

ややもすると自暴自棄に陥る新之丞であったが、それを妻と徳平が良く支えた。

先々のことを思い、苦慮しているところへ、藩主から沙汰が有ったと叔父が伝えに来てくれた。
「俸禄はそのまま三十石、自宅で気長に養生せよ」との嬉しい報告だったのだが・・・。
さて・・・。

「夢の中では加代が居るのに、眼が醒めると見えなくなる・・」
と 自嘲気味に言う新之丞の台詞はグッときましたね。
そして、木村拓哉の極め付きは 盲目と化してからの “目力” の凄さですね!?

若かりし八千草薫を思わせる?加代の檀れい は宝塚出身で、これがスクリーンデビューだそうです。
素直な演技に ついついもらい泣きしちゃいましたよ(笑) ラストの場面ですけどね。

秀逸と思ったのは、奉公人 徳平の笹野高史でしたね!
なかなか味のある演技で・・・  身体全体で “忠義” を体現しておりました。

他には、小林稔侍・赤塚真人・大地康雄・緒形拳・桃井かおり・坂東三津五郎など。

監督は 山田洋次
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コメント 4

ナン

お久しぶりです。
今日突然、休みだった主人が「映画見に行くぞ」って言われて用意して車で出かけました。映画館についてチケットを買うとき「何見るのん」聞くと、「武士の一分」。やたらテレビで宣伝はしていたけれど、正直キムタクはちょっとて感じでした。藤沢周平さんは大好きでしたから半信半疑でシートに座りました。
でも奥深くみるみるのめりこんだしまいました。
壇れいさんいい雰囲気でしたね。キムタクは名誉挽回てところですかね。
演技力がついておみごと。
by ナン (2006-12-08 22:48) 

Labyrinth

ナンさん こんにちは。
ご主人様とご覧になったのですね~ d^^ 仲良しカポォ
渋い作品でしたが、ほんとうに丁寧に作られていて良かったですよね。
原作も読んでないので なんなのですが、(;^_^A ああ言う終わり方って良いなと・・・。
by Labyrinth (2006-12-09 18:38) 

Hiji-kata

ナイスレビュー!
すぐにでも観たくなる記事・・・見事です!
必ず観ます。ありがとう。
by Hiji-kata (2006-12-28 13:46) 

Labyrinth

土方歳三さま こんばんは。
nice!と 嬉しいコメントを どうもありがとうございました。
いつも観てきた映画を思い出しながら さて どう書こうかしら? と
思い悩む事も有れば、するすると言葉が生まれてくる事も有ります。
この作品は後者でした。
ご覧になって、良かった!と思われることを祈るような気持ちです U^ェ^U
by Labyrinth (2006-12-30 03:23) 

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