犬神家の一族 ２００６

　映画館では初めての鑑賞です。（笑）

 
角川映画の記念すべき？第１回作品だったのですね。
３０年後に再び市川崑監督の手により　リメイクされたわけですが・・・
前作はテレビで何度か観た記憶があります。
（・・・と言っても 横溝作品は どうも頭の中で混乱を生じてしまいまして・・・
未だに犯人は誰某！と、パッと出てこない状態なのですけどね（苦笑））
でも、擦り込み？と言うのでしょうか・・・？　この作品は とても分かり易くて
すんなりと アノ世界に入り込めまして、最後まで 結構楽しむことが出来ましたよ。
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犬神家の一族に遺された巨額の財産を巡って凄惨な殺人事件が発生、
解決に乗り出した金田一耕助の名推理が驚愕の真相を明らかにしていく。  　　　
                                                           （allcinema　より）
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何より楽しみだったのは富司純子・尾上菊之助の親子共演ですね。
菊之助丈は二役をこなしたわけですが、声色で変化を出したりして なかなかのものでしたね。
ノペッとしている 青い と言う印象が強く残っていまして・・・ （爆苦笑）
梨園の御曹司・・・ 　この先どうなるのかな？と余所事ながらちょっと心配したこともありましたが
舞台でも着実に成長の跡が見えますし・・・　（って最近はあまり歌舞伎座通いもしてない私ですが）
今回は大スクリーンでとくと拝見し・・・　面差しも どことなく 何方かに似てきたように思えました。（笑）
若き音羽屋ガンバレ～　p(>_<)q　って感じですかね～。　　

ん？　横道に逸れちゃいましたか！
ついでに後一つ、あら 良い感じ♪　と思ったのは 意外にも三條美紀でした。
出番はほんの僅かなのですが、存在感というのか・・・？
役柄の、その人の来し方まで見えてしまうような、ズッシリとした貫禄というのでしょうか？
でも けっして邪魔にならない（悪目立ちしてない？） というのが素敵だ！ と思いました。

石坂浩二　金田一耕助
松嶋菜々子　野々宮珠世
尾上菊之助　犬神佐清（すけきよ）
富司純子　犬神松子
松坂慶子　犬神竹子
萬田久子　犬神梅子
葛山信吾　犬神佐武（すけたけ）
池内万作　犬神佐智（すけとも）
螢雪次朗　犬神幸吉
永澤俊矢　猿蔵
その他、石倉三郎・三條美紀・林家木久蔵・三谷幸喜・深田恭子・奥菜恵・岸部一徳・大滝秀治
草笛光子・中村玉緒・加藤武・中村敦夫・仲代達矢 等々　　なんとも豪華な出演陣ですね。

監督は　市川崑
原作は　横溝正史
テーマ曲　大野雄二　やはり音楽の力ってスゴイですね。 シックリ来て、とても心地良かったです。

　ご老体走るの図。　m(_ _)m　失礼致しました。　ともかく、お疲れさまでした。