幸福な食卓 ２００６

 　わぅ！　残念・・・　やっちゃった～　の映画かも？

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注目の作家・瀬尾まいこの第26回吉川英治新人文学賞受賞作を映画化した家族ドラマ。
様々な問題を抱え崩壊寸前の家族の再生の道のりを、
その中で悩み傷つきながらも成長していく思春期の娘の目を通して優しいタッチで描き出す。
                                                           　　　　　　（allcinema　より）
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どうも “○○賞受賞”　というのに弱くて・・・ （苦笑）　
どうしても ものごとの判断基準の一つにしてしまいがちな 私でございますが・・・。
恥ずかしながら この作品・・・　原作の存在を知りませんでした。（爆苦笑）

実は、『亡国のイージス』 の時、一途な青年役を好演し、印象がとても鮮烈だった　と言う理由で
“勝地涼” を見るべく！ 劇場に足を運んだ というわけなのですが・・・。

う～ん ・・・　彼は “超”熱演でしたし、目の輝きも　あの時と変わりはなかったと思うのですが
いかんせん 主演の女優さんがねぇ・・・・・　(-_-)　ぶつぶつぶつ・・・

初主演ということなので、あまり 腐すのも いかがなものかな とは思いまするが・・・　f^_^;
しかし やはり主役を張るからには それなりの “何か”　を感じさせて欲しかった と・・・。
どうも受ける感じが、テレビの若者向け情報番組に出てくる素人？レポーター なんですよね。
一生懸命さは伝わるものの、発言が一様に “上滑り”　という　あの感じ？
あら(￢￢; 言ってはいけないことを言ってしまったかしらん・・・？！

まァ 幸福な食卓　と言うからには どんな素敵な “幸福な食卓”　を見せて貰えるのでしょう♪ と
ちょっぴり淡い期待を抱いていた という事もあるので（笑）　ガッカリ感もありますよねぇ～？

北乃きい（中原佐和子）　高校受験を控えた中学生。何やら事情のある家庭のようだ・・・。
勝地涼（大浦勉学）　やたら元気な転校生。裕福な家庭の子らしい？
平岡祐太（中原直）　佐和子の兄。学業を捨て自ら選んで農業に携わっている。
さくら（小林ヨシコ）　直の彼女。この中では一番活き活きしていると感じました。（笑）
羽場裕一（中原弘）　佐和子の父。元教師。表面は穏和だが 心の奥底に闇を抱えている・・・？
石田ゆり子（中原由里子）　佐和子の母。家を出てパート勤めをしながら一人暮らしをしている。

映画に不満や疑問が残った場合、どうしても原作を読んで 納得したい！ と思うものなのですが
これは　読んでみよう という気は起こらず・・・　でした。（苦笑）
私めは、 “思春期の娘の目”　というものから懸け離れすぎてしまったのでしょうか・・・？（爆）

監督　小松隆志

エンディングのテーマ曲は　Mr.Children　『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』

原作　瀬尾まいこ　『幸福な食卓』　講談社刊