火天の城 ２００９

　これは興味津々で見に行きました！

「安土城」 は永遠の謎でしたから、どんなふうに再現されるのか楽しみでしたっ

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山本兼一の同名小説を西田敏行主演で映画化した時代劇エンタテインメント。
織田信長に登用され、安土城築城を任された名もなき宮大工が
職人の誇りを懸けて挑む一大プロジェクトの全貌を、
家族や門下の仲間たちとの人間模様を絡めてドラマティックに描き出す。
                               　　　　　　　　　（allcinema　より）
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いやいや、噂に違わぬ？！ 面白い作品だと思いましたね。

まあ、中には余計じゃないか？（爆）と思われるようなシーンも、無きにしも非ず？！
・・・でしたが、大方は好奇心を満足させるに足る？ 良い内容だったと思います。

熱田の大工が作った　ということは、朧気に聞いて知っていましたが （苦笑）
そこに至るまでの経緯や、人の心情など、なかなか興味深いものがありました。

椎名桔平の織田信長　良かったのではないでしょうか？
ふつう並の体躯で、一見それほどの横暴さもないように見えますが
獣的な威圧感と言うのか？ 　　・・・ “信長” を彷彿とさせるようです？

岡部又右衛門（西田敏行）の妻を演じた大竹しのぶ ですが、泣かされました～（笑）
不覚にも！ （苦笑）　ホント！ 不覚にも！　です。

他に・・・
石工の頭領役で、夏八木勲が出てましたが、印象変わらずに？凄いと思いましたね。


ところで、私事で恐縮ですが・・・
ウチの祖父が材木商だったこともありまして、子供の頃からいろんな話を聞かされました。

なので、映画の中で、木曽に木材を買い付けに行く話などが出てきたりしたときは
もうすっかり忘れていた懐かしい記憶が甦ったりして、ふと楽しい気分になりました。（笑）

余談ですが・・・ （母からの又聞きですけど）

杣（そま）　まあ “木こり” のことですが、
木こりの××つぁんと二人で、ウチの爺ちゃんが何夜か山中で過ごしたときの話です。
最初の晩に、火を熾して鍋で野菜汁のようなものを作って食べたそうです。
翌日に仕事を終えて戻ってみると、そこには誰が作ったものか？？
前夜と同じような鍋がきちんと用意されていた！？　というのです。
しかし、火は点いてなくて・・・

××つぁん曰く　「猿の仕業だな」

そんなわけで、いくら同じように作ってあっても気持ち良くないので？捨てたそうですが。（笑）
（脚色してあるのか無いのか？ （笑）　子供心には深く刻まれましたね～　　閑話休題）


映画では杣（そま）の甚兵衛を、緒形直人が好演していましたね。
“木を知る” 杣の心意気を見せ付けて！　気迫に満ちていました。

う～ん　それにしても、完成したお城・・・
ちょっとご立派すぎて？！（爆）　リアリティに欠けているように感じたのは私だけ？？
あれは本当に残念な気がしましたが・・・（苦笑）


西田敏行（岡部又右衛門）　熱田の宮番匠（宮大工の頭領）　安土城築城の総棟梁
福田沙紀（岡部凛）　又右衛門の娘
大竹しのぶ（岡部田鶴）　又右衛門の妻
椎名桔平（織田信長）
西岡徳馬（丹羽長秀）
寺島進（平次）　又右衛門 傘下の大工
山本太郎（熊蔵）　又右衛門 傘下の大工
水野美紀（うね）　？
笹野高史（木曾義昌）
夏八木勲（戸波清兵衛）　石工の頭領
緒形直人（大庄屋甚兵衛）　木曽の杣（そま）

監督　田中光敏

コメント 2

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皆さん いつもnice！を、どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2009-09-21 18:59) 

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by Labyrinth (2009-09-22 10:58)