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マリリン 7日間の恋(MY WEEK WITH MARILYN) 2011 [ま行の映画]

MY WEEK WITH MARILYN.jpg 大好きなマリリン・モンロー・・・。 

メイクを落として、
ヒールを脱いで、
それから――
秘密の恋におちた。


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1956年、ハリウッドのスーパースター、マリリン・モンローは、
単なるセックス・シンボルから演技派への脱皮を図るべくイギリスへと渡り、
名優ローレンス・オリヴィエが監督・主演する映画「王子と踊り子」に出演した。
本作は、当時駆け出しの助監督だった青年コリン・クラークが、
これまで秘密にしてきた撮影の舞台裏を綴った2冊の回顧録を基に、
ナーバスなモンローの世話役となったコリンが目の当たりにするモンローの実像と、
次第に距離を縮めていく2人の儚いロマンスの行方を描き出す。
主演は、本作の演技で数々の映画賞に輝いた
「ブロークバック・マウンテン」「ブルーバレンタイン」のミシェル・ウィリアムズ、
共演にケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、エマ・ワトソン、ジュディ・デンチ。
監督はTV、舞台を中心に活躍し、本作で長編映画デビューを飾ったサイモン・カーティス。
                                (allcinema より)
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大好き過ぎて・・・
これを見るのに、正直言って、ちょっと抵抗感がありました。
“7日間の恋” というのも、どうなんだろ? と、思ったりなんかして・・・。(苦笑)

ところが、“真実の物語” という、ファンには堪らない !? 貴重な一作ということで、
妙な先入観は即座に排除 !? (笑) 
冒頭から興味津々で鑑賞ということに相成りましたっ!


マリリン・モンローの映画は結構見ている方だと思うのですが・・・
何故か? 「王子と踊り子」は未見でした。
これは、この日のために “残して置いた” と、勝手に思う自分です。(笑)
色々な思いを込めて、後日ゆっくり拝見したいと思っています。

そんな気分にさせてくれた、本作に感謝なのですが・・・

MY WEEK WITH MARILYN1.jpg
アーサー・ミラー マリリン ローレンス・オリヴィエ & ヴィヴィアン・リー

もぉー この ↑ 並びに 何だか手放しでワクワクでしたね。(笑)
きっと、当時のニュース画像とソックリだったりするのでしょうが・・・ !?

『美女ありき』 でオリヴィエ&リーのカップルに魅せられてからというもの、
折に触れて注目してきた者と致しましては・・・
彼らの私生活の一端が垣間見られると言うことに妙に嬉しさを覚えたりします。 ^q^
(むむ? リアルタイムで知っているわけではございませんので・・・! キッパリ!(笑))

アーサー・ミラー氏とマリリンの関係も、これまでの写真と文字だけでは味気ない感じでしたが
今回 短い時間にしても、二人の生身の姿を見せて貰えたような気がして嬉しかったです。


さて、撮影スタジオの中では・・・
マリリンに対して、皆がどんな態度で接するのか !? 
・・・まじでドキドキものでしたけれど? (ウ^_^ソ)

ジュディ・デンチ扮するベテラン女優のシビル・ソーンダイク
慇懃無礼で行くのかと思いきや
終始マリリンを立てて、撮影が心地よく運ぶよう! 大人な、気配りの人で吃驚 !? (笑)

様子を見に来ていたヴィヴィアン・リーも然り!

皆で、大輪の花のマリリンを 愛でて、より輝くよう!気遣いを見せていた というところでしょうか。 

笑顔の裏でピリピリしていたのは ローレンス・オリヴィエ 只1人 !? (苦笑)
しかし、終盤にはポツリと彼の本音が聞けて、とても良かったです・・・。

これもひとえに、
彼らの至近距離にいて、見聞きすることが出来た第3助監督 (コリン・クラーク)のお陰!

MY WEEK WITH MARILYN2.jpg
         マリリン & コリン・クラーク

演技指導兼お世話係のポーラ・ストラスバーグを心の支えとして、頑張ろうとしているマリリンに
最初はスパイ的な役割で近づいたコリン・クラークでしたが
やがて、彼女との間に心の交流が芽生え・・・ !? 

彼の前で、生来の天真爛漫さを見せる彼女が ともかく素晴らしく輝いて見えました。
彼女を見る時の、憧れと淡い恋心を秘めた彼の眼差しがこれまた良くて・・・ !? (微笑)
束の間の “逃避行” は本当に素敵で♪ 私にとっても? 夢のような時間でした。

またその反面、
精神的に持ち堪えられなくなり、クスリに頼るような姿もありましたが
どの場面でも、ミシェル・ウィリアムズは完璧にマリリンでしたね。
素晴らしい の一言に尽きます。 

あの時期のマリリンは、蜜月でいながら、不安定という・・・微妙な時のようでした。
クルクル変わる精神状態・・・
痛々しくて見ていられない感じがしましたけれど・・・。

コリン・クラークの存在は、彼女にとって、とても助けになったのだな と得心がいきました。

心に残る珠玉の一作。

普通の女の子を演ずる エマ・ワトソンも見られて、お得感倍増です?(笑)


ミシェル・ウィリアムズ(マリリン・モンロー)
ケネス・ブラナー(ローレンス・オリヴィエ)
エディ・レッドメイン(コリン・クラーク)
ドミニク・クーパー(ミルトン・グリーン)
ジュリア・オーモンド(ヴィヴィアン・リー)
ゾーイ・ワナメイカー(ポーラ・ストラスバーグ)
ダグレイ・スコット(アーサー・ミラー)
エマ・ワトソン(ルーシー)
ジュディ・デンチ(シビル・ソーンダイク)


原作 コリン・クラーク 『マリリン・モンロー 7日間の恋』(新潮文庫刊) 

監督 サイモン・カーティス


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by Labyrinth (2012-04-11 00:07) 

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