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アナザー プラネット<未>(ANOTHER EARTH) 2011 [あ行の映画]

ANOTHER EARTH.jpg ブリット・マーリング・・・ ^^;

ジャンルは SF/サスペンス/ドラマ とありますが、さて、どんなものでしょうか?

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「そして、ひと粒のひかり」のポール・メゼイが製作総指揮をとり、
マイク・ケイヒルが監督した“もう一つの世界”をめぐるSFストーリー。
“贖罪”というテーマを絡ませたドラマチックな展開が話題を呼び、
2011年サンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞した。

 
17歳で名門大学MITに合格した秀才少女ローダは、ある夜、不思議な惑星が空にあるのを目撃。
気を取られるあまりに衝突事故を起こしてしまい、妊婦と子どもが亡くなってしまう。
4年の刑期を経て出所したローダは、謝罪しようと被害者遺族の夫ジョンの元へ出向くが、
本来の目的を話せずつい身分を偽ってしまう。
そして清掃会社のスタッフとしてジョンの家へ定期的に通うことになるのだが、
例の不思議な惑星が、同じ人間が存在する“もう一つの地球”であることを知ってしまい…。

                        (allcinema より)
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手持ちのカメラで、ブレが気になったりする箇所はあるにせよ・・・
全編を通して漂う一種独特の雰囲気に惹かれてしまえばっ
もはや些細なことは気にならなくなる!? (笑)

ブリット・マーリングの持つ不思議なパワーがそうさせているかのように思えましたっ!? w

無造作に束ねられたブロンドの髪と質素な服との取り合わせ・・・
もう それだけで美形の彼女をさらに際だたせてしまうようでしたね!? (誉めすぎか!? w)

そして、
時折映し出される “月付きの青い地球” が、これまた美しく・・・♪

徐々に大きくなっているように思えましたが・・・(汗)
「メランコリア(2011)」のような、恐怖を煽るものではなく!?
ただ淡々と人の営みが描かれる と言った感じの作風でした。

しかし、序盤・・・ 
クルマの衝突事故のシーンは正に衝撃でしたね!

その事故がもたらした結果を、本人(ローダ)は重く受け止め
今後の人生は贖罪に! との思いから? 人と接することなく働ける清掃業を選ぶ。

仕事は高校の清掃。
仕事仲間は寡黙な老人(ネイティヴ・アメリカン?男性)一人だけだった。

自分の起こした事故をネットで調べていた時に、被害者の遺族が住む家が載っていた。
ある日、ローダは遠出をして、その家を訪ねてみた。

思わぬ事故で愛する家族を一瞬にして奪われた大学教授は・・・
今やゴミ屋敷と化した大きな家に一人・・・ 荒んだ生活をしていた。

謝れば済む と言う問題ではないことがわかった・・・。
ローダは咄嗟に、清掃会社のハウスクリーニング “お試し” を口にしていた。

人間不信ぎみで?頑なな態度だったジョンは、意外にも その話に乗ってきた。

1回はタダなんだな?
と確かめてから、ジョンはローダを中へ招き入れた。

そんな中、
あの “謎の惑星” に行ってみよう! という企画が話題となっていた。
当選すれば無料でご招待!? という・・・。

もしかしたら何かが変わるかも・・・  と、淡い期待を込めて!?
ローダは正直な文章を添えて申し込んでみるのだった。

さて・・・?


身分を偽ってジョンの家に入り込んだことは、心が咎めることではありましたが
ローダが真摯な態度で清掃を続けて行くうちに、ジョンにも変化が見えてきました。

家が綺麗になるにつれ、ジョンは本来の自分を取り戻し・・・ 音楽に対する情熱も!
そして、いつしかローダとの間に愛さえも・・・!?

・・・と言った感じで、淡々と進むので・・・  
ん? これってSF? と思ってしまったり!? w

また、SFとしても、
ちょいと辻褄が合わなくなるのでは? 等と突っ込みたくなる気持ちも正直ありましたが

謎めいたラストに、希望めいたものを感じたので!? ^^;
それでよし! と、致しました。 (微笑)

・・・この不思議感覚は好物です♪ ^q^


ブリット・マーリング(ローダ)
ウィリアム・メイポーザー(ジョン)
ロビン・ロード・テイラー
マシュー=リー・アルルバフ

脚本 ブリット・マーリング

監督・脚本・撮影・編集 マイク・ケイヒル
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