ボンジュール、アン(BONJOUR ANNE /PARIS CAN WAIT) 2016 [は行の映画]
F・F・コッポラ夫人の長編デビュー作ですとっ!? ^^;
人生って、
まだまだステキ。
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巨匠フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが自らの体験を基に、
自身初の長編劇映画として撮り上げた大人のロード・ムービー。
主演はダイアン・レイン、共演にアルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィン。 (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------自身初の長編劇映画として撮り上げた大人のロード・ムービー。
主演はダイアン・レイン、共演にアルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィン。 (allcinema より)
ダイアン・レインが “女” として輝いている映画は本当に久々な気が致しますね~ ^^;
ま、とにかく綺麗でカッコ良くて・・・
彼女の自然な演技にはCute な魅力が溢れていたように思います。
彼女をそんな風に素敵に撮ったのは、
1936年生まれの御年81歳になるエレノア・コッポラ。
洒落たセンスの豊かさに驚くばかりでございます。(微笑)
アンは子育てを終え、経営していたブティックも閉めてしまい、一段落だが、微妙な時期?^^;
仕事人間? の夫は、映画プロデューサー。
私生活では、身の回りの事すべて妻のアンに頼りっきりの、手のかかる人物。
そんな夫に付いて、楽しみにカンヌ国際映画祭へとやって来たアンでしたが
またしても仕事の連絡が入り、夫のマイケルは急遽ブダペストへ飛ぶと言い出す!?
慌ただしく荷造りをして飛行場へと急ぐが・・・ (乗り合い?ジェット機じゃないところがNice♪ ^q^)
乗務員から身体の調子を訊かれたアンが “耳がちょっと・・・” と答えるとっ
う~む それは悪化の恐れがあるかも? と、乗らない方を勧めます・・・!?
そこで、大事を取ってアンは一人、列車でパリの(友人の?)アパートに向かうことに。
ところが、そこに居合わせたマイケルの仕事仲間、フランス人のジャックから・・・
ついでだからクルマでパリまで送ります! と申し出があり、お言葉に甘えることに!
晴天のドライヴは気持ちが良くて・・・♪
と思ったら、
食通のジャックは早々にお気に入りのレストランに乗り入れて・・・ ランチを! と言い出す。
(アンに、クレジットカード有る? と訊き、スッと取り上げて!? ちょいと拝借! てなもんです? w)
美味しい食事と芳醇なワインを頂き、途中でガソリンを入れたりしながら
二人の会話は益々弾んで♪ 話にも深みが出てきたりするのですけれども・・・?w
何はともあれ、ロケーションが素晴らしい! (^_-)-☆
サント・ヴィクトワール山を通過の時には、セザンヌの作品が! と言う感じに・・・ ^q^
かゆい所に手が届くように?関連情報が示されたりして、知的好奇心を満足させてくれます。w
ジャックの解説も、興味をそそるような “ 最初はローマ人が・・・” とかと? 具体性があるもので・・・
ウキウキ気分のアンは、いつしか私自身と重なっておりましたっ f^_^; テヘ
(監督さんの思う壺?w)
アンは小さなカメラに何でも収めてしまいます! (笑) (私めはスマホですが・・・w)
写し方も凝って居たり、着眼点がユニークだったり・・・!? w
ポン・デュ・ガール ではジャックをモデルに何枚か写したりしています。
そうこうしているうちに・・・ 案の定?
寄り道し過ぎて、パリには着けず!(笑) ヴィエンヌで1泊となります。
(この時の宿泊に関しても、ジャック何考えてんの?的な小さな “不安” が過ったり・・・? w)
アンは夫のマイケルの反応はどうだろう? と少し気になりましたが・・・
電話口の夫は、用心しろよ とは言うものの、要件は別の探し物の事だったりして・・・!? (苦笑)
さて、翌日・・・
快適なドライヴは、突然のクルマの故障で、危うくなりかけた! ・・・と見えたがっ
行動派の?アンの “機転” でどうにか凌ぎ? 事なきを得る。(微笑)
そして、またしても寄り道・・・ 今度は リュミエール研究所です。
(ここで何と! ロイ・フラーがやっていたような?“サーペンタイン・ダンス” の映像が映ります♪ )
どうやら、ここの女性所長とジャックは旧知の仲のようで・・・?
アンは何だか妙な感覚を、二人に持ってしまいます? (苦笑)
その後、ジャックの一存で?
三人でランチのテーブルを囲むことになるのですが・・・ (名物エスカルゴを食すアン? (^m^))
その時に、アンは彼女から “織物博物館” を勧められます。
食後に早速、訪れてみますとっ
それはもぉ~ “運命の出会い” とも言うべき、素晴らしいものとなりました♪
アンには自分がやりたいこと、今後の道筋? が見えてきたような・・・?(微笑)
そして、夕闇が迫りくる頃・・・
早くパリへ! と言っていたアンは、ある場所に差し掛かるとっ
あの大聖堂に寄りましょ! と自ら “寄り道” を言い出すのでした・・・。
さて・・・?
“エレノア・コッポラが自らの体験を基に” ということで・・・
いろいろと愉しく膨らまして有るのでしょうが?
やはり眼目は、生涯で一番心に残っていること? かな? と・・・。
それが何か? という事は、ここでは申しませぬが・・・ ポリポリ (・・*)ゞ
ともかく、いつも素直に喜び、楽しみ、時には訝しんだりして!?
人間らしい感情表現をさりげなく描いているところに、好感が持てました。
ダイアン・レインが、品位を保ちながら、魅力的に演じていましたね♪
一本調子のアレック・ボールドウィンは相変わらずでしたが?(爆) Niceキャスティング♪ ^q^
そして、
なにより素敵だったのは、アンの魅力をどんどん引き出したフランス人だったかも!?(微笑)
アルノー・ヴィアールという方はTV界でご活躍だったのか?
ともかく私めはお初でしたけれども・・・
映画監督としても作品を残しているような多才な方なのですね!?
(本作は “英語の初作品” とか・・・ エレノア・コッポラ監督 談)
私めは、大満足の映画でしたけれどもっ
何も起こらないじゃないか! と気が抜けちゃった方もいらっしゃるかも・・・?(笑)
さて、
ラストシーンをどう取るか!? (^_-)-☆ (結構挑戦的と見えましたが? w)
ダイアン・レイン(アン・ロックウッド)
アルノー・ヴィアール(ジャック・クレマン)
アレック・ボールドウィン(マイケル・ロックウッド)
監督・脚本・製作 エレノア・コッポラ
ふ、夫人もデビューしたのですね(笑)!ダイアン・レインは息の長い女優になってよかったです。なにせ『リトル・ロマンス』のハイデッガーを読みこなす少女役が最高で(ふふふ)。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-08-15 01:16)
末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
あら RUKOさまもご贔屓の女優さんでしたか ^q^
“リトル・ロマンス” は彼女のデビュー作~ なるほど~ 〆(._.)メモメモ
楽しみに拝見致しませふ♪ いつもありがとうございます♪
by Labyrinth (2017-08-15 17:32)