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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター( FRERE ET SOEUR/ BROTHER AND SISTER) 2022 [わ行の映画]

私の大嫌いな弟へ.jpg アルノー・デプレシャン監督はお初です ( ´艸`)

家族なのに?
家族だから!

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
時間  110分

FRERE ET SOEUR → 兄と妹 (実際は… 姉と弟(たち))

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「クリスマス・ストーリー」「あの頃エッフェル塔の下で」のアルノー・デプレシャン監督が
マリオン・コティヤールとメルヴィル・プポーを主演に迎え、
ずっと憎しみ合ってきた姉と弟の愛憎の行方を描いた家族ドラマ。
共演はゴルシフテ・ファラハニ、パトリック・ティムシット、バンジャマン・シクスー。

有名な舞台女優のアリスと、その弟で詩人のルイは、原因も思い出せないほど昔から、
互いに憎しみ合う関係となっていた。長らく顔も合わせていなかった2人。
しかし、両親の事故をきっかけに久々の再会を果たす姉と弟だったが…。 (allcinema より)
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去年の9月に封切りの本作・・・ 
私めが観るのも遅かったのですけれども、記事の内容も芳しくない…? というのか?
好意的でないので…? up も考えてしまいましたが、折角なので載せることに致しました。(汗)

“アルノー・デプレシャン監督はお初です…  今回はマリオン・コティヤール目当てで…”
・・・と書き出そうとして、ハタと気が付く…  むむ? (¬、¬;
調べてみたら なんと! 「クリスマス・ストーリー(2008)」観ていましたっ (大汗)

実は今回… 本作の上映を記念して! という “企画もの” だったのですが・・・ 
監督の過去作も一挙に上映! とあり…  どれを観ようかな? と一応あらすじを読んでみました。

そこで気付くはず? フツーの方なら…? (爆) 
でも盆暗チャンは気付かず…!! orz

本作を観終わってから・・・ 
う~むむ この手の作風は苦手かも?(汗) “最新作” を見たから、もういいや…  となりました。w
でも、それで良かった! 結果的には。 (爆)

たぶん、過去作のどれかを観たとしても…?
難解な内容に…!?  きっと音を上げていたのでは? と思ったりしています。(汗)
高い評価を受ける “名匠” の作品とて、興味が湧かなければ? ハイそれまで! という事でしょうか。

・・・憎まれ口はこれくらいにして… と。(^_^ゝ

「クリスマス・・・」は、“最新作へと繋がるモチーフを持つ家族の物語” とレジュメに…。
(それは、偶然とは言え、ラッキーなことでした! って、もうすっかり忘れてますけどね…)

冒頭は、暗い室内で…  ひそひそ声で会話する数人の男性たち・・・。

すると、ドアが開き、一人の男性が入って来て…  人を探すような様子を見せる…?
そこへ突然、メルヴィル・プポー(ルイ)が飛び掛かり!?
激しく非難の言葉を浴びせながら、男性を追い出してしまう。
「一度もジャコブに会いに来なかったな!」というような言葉も…?

玄関ドアの陰には、涙ぐんだようなマリオン・コティヤール(アリス)の姿が…!
(弟の子ども… 6歳のジャコブが亡くなり、夫婦で弔問に訪れたが、追い返された と言う場面…)

さて・・・?

観客を驚かせ、ざわつかせるのが、この監督の流儀なのか??
ともかく、“違和感” だらけ!?  …の私めでございました。(汗)
上記の事も… 鑑賞する内に、おいおい事情が分かってきた…? というようなことでしたが…。(汗)

次は・・・ 楽屋らしき “鏡前”?
“女優” のマリオン・コティヤール(アリス)が、深刻そうな顔をして「今日はダメだわ」と。

スタッフ? が楽屋に呼びに来ても、“舞台に立てそうにない…” と言う… その理由は?
詩人である、弟メルヴィル・プポー(ルイ) の新書に? “自分の事を書かれた” と言う事情のよう…?
(何をどう書かれたか と言う具体的な事は示されず… 憤りと哀しみに打ちのめされている風情?)

私めの感じた違和感は… まだまだ続きます。
両親が遭遇する交通事故の現場でも…!

父が運転していると、後続のクルマが突然…! 蛇行運転をし出して!?
やがて、ガツンと立ち木にぶつかって、止まる。

父は母に救急車を呼ぶように伝えてから、自らは事故車に駆け寄って・・・
(足元には… 流れ出たらしきガソリン様の液体が!?)

“伯母のクルマなの! 伯母ににおこられる!”  “両足が動かない!”  等と訴える若い女性に…?
まず父は、ウィンドウを開けてくれるように言う…?

そして、彼女の手を取って、やけに落ち着いて! 慰め?の言葉をかけ続ける…。
(その直後、猛スピードで蛇行してくる大型トラックの姿が…!?(爆))

また…?
息子メルヴィル・プポー(ルイ)が、ある時・・・ 
病床の老いた父に、凄い勢いで食って掛かる! というシーンがありまして、まじで驚きました。
“なんで姉をあんな風にしたんだ!” 的な? “親を責める” 息子の図…? 
違和感アリアリでしたね。(汗) というより… 不快感を覚えたり…!?

ルイは、老人に対してだけでなく、“子ども” に対しても…? 大人げない態度を取っていました。
アリスの息子ジョゼフは “ルイを慕っている” とチラシのキャラクター紹介に記してあるのですが…
映画の中でのルイは、戸惑う甥を… 語気も荒く! “口撃” しているように見受けられました…!?

そして、メルヴィル・プポー(ルイ)の妻 ゴルシフテ・ファラハニ(フォニア)も…?

この “弟夫婦” は、人里離れた場所で暮らしているのですけれど・・・

交通事故に遭った、アリスとルイの両親が次々と? 亡くなり…!?
いよいよ、その埋葬に立ち会うことになります。

皆が花びらを掬い取ってパラパラと穴に撒く中で… 
彼女は “土” を掴んでバサッと投げ入れた…

と、私の目には映ったのですけれど…?(汗) (細かい事を気にし過ぎかな…? (¬、¬;)

アリスとすれ違う時にも、フォニアは挑戦的な眼差しを向けていたように感じられました…?
(フォニアにとってアリスは、自分たちの平穏な生活を壊す存在…  と理解出来ますが?)

その後…
アリスがルイに…「フォニアは好い子ね」的な言葉を掛けた時にも違和感を感じたりする私でした。w

ともかく、その他にも…?
アリスには “奇行” というのか? 奇異に映る “激しめ” な行動? が見られましたね。(汗)

レストランで、ルイに激怒したアリスは… 座って居た椅子に “八つ当たり”  とか? (爆)
それ以前にも、ルイへの怒りを、自分の頬に向けパンチ!?  (不自然な赤い頬が痛々しかった!)

まぁ、激情に駆られるタイプの家族なのかな? とも思ったのですけれど…?

それにしては…? 両親も… おっとり系…? 下の弟さんも “目立たない” 感じでしたね。
アリスとルイだけに見られる? 或る種の兆候なのか…??(爆) 
(でも、妙な薬のせいでも無さそう…?(苦笑))

ネット検索で監督のインタビュー記事を見つけたので、興味津々で読ませて頂きましたが・・・
う~むむ (¬、¬; 何と申したらよいのか…?
盆暗チャンの求める “ハッキリしたもの” は得られず仕舞い…? でした。(大汗)

ここに official website の INTRODUCTION & STORY より一部転載させて頂きます。

「世界の映画ファンを魅了し続けてきたアルノー・デプレシャン監督の新たな集大成にして新境地。
 これぞ映画の魔法です!」

結末は敢て記しませぬが・・・ 

煙に巻かれたような…? はたまた、何かに化かされたような…?(爆)
そんなモヤモヤした気分で映画館を後にしました。

“不思議映画” は大好きな自分ですが… もしかして、これは別の意味での “不思議映画” ?(爆)
まぁ私的にはマリオン・コティヤールを愛でることが出来ましたので、それで御の字なのですが…。

マリオン・コティヤール(アリス) 女優
メルヴィル・プポー(ルイ) 詩人
ゴルシフテ・ファラハニ(フォニア) ルイの妻
パトリック・ティムシット(ズウィ) ルイの親友 精神科医
バンジャマン・シクスー(フィデル) ヴュイヤール家の次男 アリスとルイの弟
ジョエル・キュドネック(アベル・ヴュイヤール) 父 “事故” の女性を助けようとするが…
コスミナ・ストラタン(ルチア) ルーマニア人 アリスのファン?
フランシス・ルプレ(ボルクマン) アリスの夫 ルイの旧友 演出家
マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ(ジョゼフ) アリスとボルクマンの息子
ニコレット・ピシュラル(マリー=ルイーズ・ヴュイヤール) 母 交通事故で意識不明に
クレマン・エルヴュ=レジェ(ピエール)
アレクサンドル・パヴロフ(シモン) フィデルのパートナー

脚本 ジュリー・ペール

監督・脚本 アルノー・デプレシャン

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お散歩爺

中々難しそうな映画でしたね。
実際でもこの様に兄姉仲が良くない人って居ますけどね。
by お散歩爺 (2024-03-03 17:15) 

Labyrinth

お散歩爺 さん (^_^)ノ
骨肉の争いですか?( ´艸`)
仲良くないなりに、歩み寄って、関係を修復しようとする…?
というのは理解できるのですけれど…?
この映画の場合は、ストンと腑に落ちる! という事が無かったので悩ましいのです。orz
by Labyrinth (2024-03-03 20:58) 

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