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スノーデン(SNOWDEN) 2016 [さ行の映画]

SNOWDEN.jpg オリヴァー・ストーン、監督・脚本による実録ドラマ。

米国最大の機密を暴いた男
彼は、英雄か。犯罪者か――。
世界を信じた、
純粋な裏切り者。
ジャンル  ドラマ/伝記
上映時間 135分

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アメリカ政府による大規模な監視システムの実態を暴露し世界中を震撼させた
元NSA(米国国家安全保障局)職員、エドワード・スノーデン。
なぜオタクで愛国青年だった彼が、すべてを失う危険を冒してまでも
内部告発をしなければならないと決意するに至ったか、
その揺れる心の軌跡を社会派オリヴァー・ストーン監督が描き出した実録ドラマ。
主演は「(500)日のサマー」「ザ・ウォーク」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、
共演にシェイリーン・ウッドリー。           (allcinema より)
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UP は後先になってしまいましたが  f^_^; 私はこちらを先に観ていました。

冒頭? ホテルの一室で、ドキュメンタリー作家のローラ・ポイトラスがカメラの調整をしていて?
その姿が、あまりにも様になっているのと、柔らかく穏やかな口調なのに、ちょっと和みました。
メリッサ・レオはまさにNice キャスティング♪
(「シチズンフォー スノーデンの暴露 (2014)」を見て、大いに納得でした。(微笑))
エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、“あなたを信頼している” と彼女に言います。

そこに同席するのは、英ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルド(ザカリー・クイント)
(比べるのもナンですけれど・・・  ご本人に雰囲気は似てますが、迫力がイマイチだったかなぁ と。w)

その後に?
ガーディアン紙の記者イーウェン・マカスキル(トム・ウィルキンソン)も加わって・・・
“エド” とのやりとりも佳境へと入って行くわけですが・・・。

それ以前の・・・
香港の街中での最初の出会いのシーン。 (長いメールでの交流があり、やっと・・・!? w)
初見では、いったい何のことやら ?(・_・?) ハテ? 状態の私めなのでしたが・・・。(苦笑)

今思えば、双方がドキドキのシーンですね。 (ドキュメンタリーでは絶対に撮れない?(爆))
青年が手にしたルービックキューブに、ちょっと違和感を感じたりしましたけれど・・・?w 

この “ルービックキューブ” は後々にも大いに活躍するアイテムとなりますね。(ニヤリ)
ま、実際に “そう” だったかどうかは定かではありませぬがっ ^^; 
象徴的な小物を効果的に使った!  脚本家のセンスの見せ所と思われまする。
アノ時、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがやけにカッコ良く見えました♪ (笑)
(正直な話、顔は似ているとは思えませんけど? 雰囲気は良い感じに出ていました!? w)

事ほど左様に
エドワード・スノーデンの過去や心情が、鮮やかな映像で蘇り・・・ 説得力がありましたね。

そして、後に彼が体験した “驚愕の空間” の再現!? 
これはもぉ~ 眼を見張るばかりなのでしたがっ
改めて、映像の力強さを まざまざと見せつけられた思いです。

・・・“エド” は“盗聴” に配慮しつつ!?  やや緊張気味に “自己紹介” から語り始めます。

9.11同時多発テロに衝撃を受けた “愛国者” の彼は国家の役に立ちたいと2004年に軍へ!
(またかい?と言われそうですが (汗)「フルメタル・ジャケット(1987)」のような過酷な訓練風景・・・)
しかしながら、彼は無理がたたり? 2段ベッドから転げ落ちた拍子に足に大怪我を負ってしまう・・・。

除隊後、“国家の役に立ちたい” と思う彼は、2006年にCIAの採用試験に(運よく?)合格!

“ザ・ヒル”と呼ばれるCIA訓練センターでサイバー・セキュリティのノウハウを学ぶのだが・・・
彼は、たちまち持てる底力を発揮・・・!?
厳格な指導教官コービン・オブライアン(リス・エヴァンス)に一目置かれる存在となる。

そこでは、
博物館?の管理をし、教官でもあるハンク・フォレスター(ニコラス・ケイジ)とも親しくなった。
ハンクは、かつて反骨精神を発揮した為?閑職に追われた・・・的なことを、問わず語りで話しますが・・・
“スノーデン事件” の先達、または“エド” の心の拠り所として描かれていたのかも?と、チラッと思ったり?w

そして、彼にとって忘れてならない大事な人・・・
“交流サイト” で知り合ったリンゼイ・ミルズ(シャイリーン・ウッドリー)との出会いから
東京での同棲生活等々、二人の揺れる心情が繊細に描かれます。
 
仕事の内容を話せない “エド” の複雑な心境や、心身共に疲弊していく様子?
しっくりいかずに疑心暗鬼に陥ってしまうリンゼイの切ない女心 等々、実にリアルに迫ってきました。

・・・2007年
上司の?コービン・オブライアンの勧めで、スイス、ジュネーヴにあるアメリカの国連代表部に派遣され・・・
そこで “エド” はNSAの極秘検索システムの存在と、それを使った情報収集の驚愕の実態を目にすることに!

さて・・・?

このところ “スノーデン” 浸けとなり、自分でもナンか変だな~ との自覚アリ なのですが・・・ (・・*)ゞ
普段は考えもしないようなことが色々と頭を巡り・・・ 知恵熱が出そうになってしまいましたっ (笑)

“実録ドラマ” う~むむむ 現在進行形なのにねぇ・・・ 一本の映画にしてしまうとはっ
凄い! としか言いようが無い感じですけれども・・・。(汗)
リアルに描かれるだけに衝撃も大きくて・・・!? orz

いずれにしましても、私めにとって、映画は人生の師・・・と改めて思った次第です。 (・・*)ゞ

ジョセフ・ゴードン=レヴィット(エドワード・スノーデン)
シェイリーン・ウッドリー(リンゼイ・ミルズ)
メリッサ・レオ(ローラ・ポイトラス)
ザカリー・クイント(グレン・グリーンウォルド)
トム・ウィルキンソン(イーウェン・マカスキル)
スコット・イーストウッド(トレバー・ジェイムズ)
リス・エヴァンス(コービン・オブライアン)
ニコラス・ケイジ(ハンク・フォレスター)

監督・脚本 オリヴァー・ストーン

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