リチャード・ジュエル(RICHARD JEWELL) 2019

  クリント・イーストウッド翁… 今年は90歳に!?  Wow♪

1996年アトランタ爆破事件の実話
その日、全国民が敵になった――

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「グラン・トリノ」「運び屋」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、1996年の
アトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロをめぐる実話を映画化したサスペンス・ドラマ。
警備員として多くの命を救ったヒーローから一転、
容疑者とされた男リチャード・ジュエルの過酷な運命を、
捜査機関とマスメディアの暴走によって冤罪が生み出されていく恐怖とともに描き出す。
主演は「アイ,トーニャ　史上最大のスキャンダル」のポール・ウォルター・ハウザー、
共演にサム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、オリヴィア・ワイルド、ジョン・ハム。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(allcinema より)　
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冒頭は、オフィス内を重たそうなワゴンを押して消耗品の塩梅をする巨漢の姿…!?

その大男はリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)
自らを “法執行官” だと自任し!? 少々風変りだが？彼なりの “誇り” をもって生きていた…。

ワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)のデスク前でワゴンを留め、何気ない会話を交わす。

・・・下の引き出しを見てみて…！

開けると、オフィスには似つかわしくない？ “チョコバー” が幾つか置かれていた。

なんで好物が分かったんだ？ 　…と、ワトソン。

あなたのゴミ箱に包装紙が捨てられていたから…！

ワトソンは、気を良くして!?　改めて名前を問うと… 　巨漢は「リチャード・ジュエル」と。
こうして二人は、お互いの存在を強く意識したのだった。

その後、それぞれの事情で？ 二人は各々、職を変えることに…。
ワトソンは弁護士になり個人事務所を構え、リチャードは何度も転職し!? 警備員となった。

時は、1996年…　
オリンピック開催中のアトランタでは野外の音楽イベントが始まっていた。
警備員として配置につくリチャード・ジュエル・・・
好みのアーティストが出演するというので、母のボビ・ジュエルも呼んで、共に楽しむのだっだ!?

日が変わり、
いつものようにイベント会場のセンテニアル公園内を警備するリチャード・ジュエル・・・
彼はベンチの下に不審物(布製のリュック ?) を発見する！？

通報により、すぐさま “処理班” が駆け付け・・・
それが “無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾” とわかると、警備員総出で必死に避難を呼び掛けた！？

リチャード・ジュエルも身を挺して避難誘導を行うのだったが…！？

・・・その頃、警察には “犯人” から “犯行予告” の電話が入っていた！

やがて、爆音と共に火柱が上がり、逃げ遅れた人々に死傷者が出てしまう…！？

それでも、“大惨事を未然に防いだ” ということで、マスコミはこぞって彼を英雄として報道する。
母のボビは、“My boy (誇りに思うわ)” と、息子を抱きしめ、しみじみと喜びを噛締めた…。

ところが、捜査中のＦＢＩが、“第一発見者 ＝ 容疑者” と…？
リチャードに疑いの目を向け始めると、それを嗅ぎ付けたマスコミは・・・！？

さて・・・？

例のごとく？ 淡々と進行致しますが・・・

主人公のリチャード・ジュエルが、
風貌も特異なのに加えて!? 趣味趣向と言うのか…？
狩猟が趣味だったり、銃器に凝っていたり、妙な “使命感” を持っていたりすることもあり…！？
観ている側としては、すんなりとは気持ちが付いていかないのを感じていました。(汗)
(いつも穏やかで “心優しい男(official website より)” というのには異論はないのですが… (苦笑))

それでも、親子の身に襲い掛かる非情な出来事は、憤りよりも先に恐怖を覚えました。

しかし、何よりだったのは、弁護士のワトソン・ブライアントと秘書のナディアの存在でしたね。
(その後二人はご結婚されたようですが…？(微笑) 　ナディアのニナ・アリアンダがNice♪)

ともかく、
ジュエル親子にとっては、陰になり日向になりして協力を惜しまず！ の、心強い味方でした。

・・・ “ペンの暴力” と言う言葉も今や古語なのでしょうか？(汗)
野心家の新聞記者をオリヴィア・ワイルドが思いっきり蓮っ葉に演じて “悪目立ち” 気味でしたが ｗ
ボビ(キャシー・ベイツ)の、壇上からのスピーチに涙する…？ というのもチト不自然な気が…！？
(クリント・イーストウッド監督的には、あまり深堀せずにおきたかったのかな？　なんて…？ｗ)

もう一つの不満はっ ( ´艸｀)　(これは私だけかも？ な、無知？からくるものですけれど…(爆))
“やったぜ！” という実感が湧いてこない…？ というものです。(汗)

(何を期待していたのやら…？ 　ﾎﾟﾘﾎﾟﾘです。ｗ)

ところで、
ラストに、登場人物それぞれの “その後“ が明らかにされたのですが・・・
一番の衝撃は、リチャードが44歳で亡くなっていたことです。
本編中にも、心臓を患っている風のポーズ？が幾度が出てきましたので…？
もしや？ とは思いましたが、それにしても何だか切ない気持ちにさせられてしまいました。

最後に、字幕翻訳 松浦美奈さんと…。　( ´艸｀) 　訳も無く納得！ ｗ

ポール・ウォルター・ハウザー(リチャード・ジュエル)
サム・ロックウェル(ワトソン・ブライアント)　弁護士
キャシー・ベイツ(ボビ・ジュエル)　リチャードの母
ジョン・ハム(トム・ショウ)　FBI捜査官
オリヴィア・ワイルド(キャシー・スクラッグス)　新聞記者
ニナ・アリアンダ(ナディア・ライト)　ワトソンの秘書
イアン・ゴメス(ダン・ベネット)

監督　クリント・イーストウッド

コメント 2

サム・ロックウェルの演技が良かったですね。
by HOTCOOL (2020-02-27 08:23) 

HOTCOOL さん (^_^)ﾉ
はいっ　仰る通りです～♪ 　
最初は頼りなげな風情で!? 大丈夫かな…？ なんて感じましたけれど
ラストのカッコいいこと♪ あれが “やったぜ！” に値するものでしたね… (;^_^A
ありがとうございます。
by Labyrinth (2020-02-28 00:45)