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ハピネス(HAPPINESS) 1998 [は行の映画]

ハピネス.jpg トッド・ソロンズ作品中 一番好きかも~ ( ´艸`)

20世紀最強で最高な
“不幸” の博覧会

ジャンル ドラマ/コメディ
製作国 アメリカ
時間  134分

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「ウェルカム・ドールハウス」のトッド・ソロンズ監督による異色ドラマ。
一見幸福そうに見える三姉妹を中心に、アメリカ郊外に暮らす普通の人々の心の闇を描く。
ソロンズ監督独特のブラックユーモア、そしてクセのあるキャラクター描写が秀逸。

アメリカのニュージャージー州郊外で、ごく普通の中流家庭に育った三姉妹。
だが町の住人たちの心の闇が露呈しはじめた時、
彼女たちが信じて疑わなかった“幸福な日常”は少しずつ崩れてゆく。 (allcinema より)
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“好きかも” なんて言ってしまいましたが… (^_^ゝ 
ともすれば犯罪…? (¬、¬; てなシチュエーションも語られますので…!?(爆)
これも観る人を選ぶ映画なのでしょうね…?(好んで観ちゃう人は変な人かな?w)

でも、やはり好き♪
三姉妹というのは、私めの身近にも存在してまして、興味深くウォッチングして参りましたけれど…
本作では、特徴と言っては失礼ですが (汗) 言いそうだな? やりそうだな? というのが続出…!?

無粋なのは承知の上で、つまびらかにしてしまいますとっ (;^_^A

長女のトリッシュは、平凡な?幸せを手に入れた(ように思えた)が…?
次女のヘレンは、衝撃的な内容の小説を書き、売れっ子作家となったが…?
三女のジョイは、“おっとり” な性格故か?未だに仕事も男もままならず…?

この美女三姉妹のお相手をする男たちが “一癖二癖” の…? 何とも濃い目な個性派揃い… ( ´艸`)

独特の “間” が妙に心地良い♪  “ブラックユーモア” が楽しめましたっ (汗)

オープニング
今しがた食事を終えたばかりの? レストランのテーブルにて・・・
男性(アンディ)は、女性(ジョイ)の醸し出す雰囲気を察してか? 最初から不安げな面持ち…!?

雑談のあと… 
「お互い 深入りする前にお別れ出来て…」とジョイが言い出すと…
開いた口が塞がらない… とでもいうように? パクパクした後、アンディは「本気なの?」と。

この後、“一悶着” あり・・・  アンディはキレッキレで、ジョイに捨て台詞を…!? 

タイトルコール

美しい隣人に対する妄想を熱く語るアレン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
・・・の話を聴く… 精神科医のビル(ディラン・ベイカー) 

ビルの妻はジョイの長姉のトリッシュ
アレンの妄想の対象である “美しい隣人” のヘレンは、ジョイの直ぐ上の姉・・・

という “美女三姉妹” を中心に…?
何ともシニカルな会話を織り交ぜながら、“不思議” な物語が綴られて参ります。( ´艸`)

中でも一番印象に残ったのは、“少年愛” から逃れられない父親が思春期の息子を導くの図…?(苦笑)
お顔は存じていても名前は憶えていなかった!? (爆) ディラン・ベイカーが独特の “間” で好演…。w

一見気難しそうな表情で…?
愛息へ繊細な心遣いを見せながら、具体的な性教育を施す…!? (汗)

いや~ このヘンテコな図に苦笑しつつも、心温まる自分がいて…?  かえって新鮮な驚きでした。(笑)
息子のビリーを演ずる少年がとても良い表情をするので、つい ほだされてしまいましたわ~ w

妄想男アレンに心を寄せるポッチャリ(!?) の隣人クリスティーナ・・・
彼女の打明話にも、もの凄いものがありましたけれど…! (これはマジ!(汗))
 
私めが興味を惹かれたのは、おっとりしていて気弱な?三女ジョイの初体験…!? (たぶん w)
30過ぎまで守り通して来たのに? あっさりとロシア人の泥棒に盗まれてしまいましたっ  ( ̄ο ̄;

ジョイ役、ジェーン・アダムスの思いがけぬ大胆演技にも吃驚させられましたがっ (汗)
クセの有るロシア人を演じたジャレッド・ハリスのブレないキャラクターが 超 Niceでしたね♪

ジェーン・アダムスも、長女トリッシュを演じたシンシア・スティーヴンソンも、
いずれ劣らぬ美形ですが・・・  

私めは、やはり… ( ´艸`) 
次女ヘレン役の Cool で神秘的な美女ララ・フリン・ボイルを愛でてしまいました♪ w
あの優雅な存在感は ともかく素敵です♪

かと思えば…? 
三姉妹の両親の “倦怠ムード” たっぷりな日常も描かれたりしまして・・・
人の気を逸らさぬ巧みな構成に舌を巻きながらも… 
落としどころが気になる私めでございました。(;^_^A

・・・長女トリッシュのメイプルウッド家に波乱が起きて…!?(汗)
(夫のビルの素行?が警察沙汰になり…(爆) 夜逃げならぬ昼逃げ…!? ネタバレ御免 (^人^)) 

・・・その半年後のこと…。

ベランダに眩い陽光が差し込む… 老夫婦ジョーダン家のマンション・・・
父母と三姉妹が顔を揃えてのランチ (子供抜きで…!)

和やかなようでいて? そうでもないような?家族の会話の中で、唯一皆の意見が一致したのが…!?
「生きていれば 希望はある」
(これは父の浮気相手?ダイアンが脳卒中を発症しても軽く済んで良かった…! という話で… w)

ところで…
本作のヒロインは “幸薄い” というか “男運に恵まれない” ジョイだったのかもしれませぬが・・・

考えてみれば、甥っ子のビリーは、ある意味 陰の立役者…!?( ´艸`)
ラストの彼のシーケンスは、名犬?“Kooki(クッキー)” の自然な演技により、一服の清涼感が…?w

って、書いている自分が可笑しいな~ という自覚はありますので、ご心配なく。(^_^ゝ
(詳しい事を記せないのが残念ですが…  ”スッキリ からの ペロペロ” で私はまた笑えるでせふ♪ )

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.僕はクソじゃない、クソなのは君だ。
3.今度会ったら、迷わずに僕の気持ちを伝えるんだ。君は魅力的だって。
4.ちくしょう、押し倒すぞ!
5.あなたは不幸な人生を送ると思ってたけど、よかった、まだ希望があるのね。
6.パパがやってみせようか?
7.今よりもっと独りになりたいのね。
8.今、何を着てるんだ?
9.死ね、地獄に落ちろ
10.あれじゃムダに年をとってるだけだわ。
11.おじさん、僕の家まで送ってくれる?。
12.話し相手が欲しくなったら連絡してちょうだい。
13.そこで何してる。出てけ、失せろ!
14.♪あなたは生きてく私に希望をくれた
15.何があっても僕を愛していられるか?。
16.ダメだ。何も感じない。
17.これは失敗よ。タイプが違う。
18.バカなアメリカ人だ。
19.いや。オナニーで我慢する
20.僕、イッたよ。。
21.エンディング

ジェーン・アダムス(ジョイ・ジョーダン) ジョーダン家の三女 趣味が作曲?
ララ・フリン・ボイル(ヘレン・ジョーダン) ジョーダン家の次女 作家
シンシア・スティーヴンソン(トリッシュ・メイプルウッド) ジョーダン家の長女 子持ち主婦
ディラン・ベイカー(ビル・メイプルウッド) トリッシュの夫 精神科医
ジャレッド・ハリス(ヴラッド) ロシア人のタクシードライバー ジョイの初体験の相手?
フィリップ・シーモア・ホフマン(アレン) IT関係 ヘレンの隣人 クリスティーナの隣人
ジョン・ロヴィッツ(アンディ・コーンブラッシュ) ジョイの交際相手 後に自死
ベン・ギャザラ(レニー・ジョーダン) 三姉妹の父
ルイーズ・ラッセー(モナ・ジョーダン) 三姉妹の母
モリー・シャノン(ナンシー) ジョイの仕事仲間
ダグ・マクグラス(トム) ジョイの仕事仲間
アン・ハラダ(ケイ) ジョイの仕事仲間
エリザベス・アシュレイ(ダイアン・フリード) レニーに気がある有閑マダム
ジョー・リシ(Police Detective)
カムリン・マンハイム(クリスティーナ)  おデブでブス アレンの隣人 ヘレンの隣人
RUFUS READ(ビリー・メイプルウッド)  メイプルウッド家の長男
EVAN SILVERBERG(ジョニー・グラッソ)  ビリーの同級生の美少年
HENRY(クッキー Kooki) メイプルウッド家の愛犬

監督・脚本 トッド・ソロンズ

覚書 ↓

コンビニで売っている少年雑誌?『KOOL』

家の壁に落書きされた文言『SERIAL RAPIST PERVERT(連続レイプ犯 変態男)』

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