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ハウス・オブ・グッチ(HOUSE OF GUCCI) 2021 [は行の映画]

ハウスオブグッチ.jpg レディー・ガガ…? ( ´艸`)

それは、人を狂わすほどの名声

ジャンル ドラマ/犯罪
製作国 アメリカ
時間  159分

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巨匠リドリー・スコット監督がサラ・ゲイ フォーデンのベストセラー・ノンフィクションを
豪華キャストで映画化した実話ドラマ。
高級ブランド“グッチ”の世界的成功の陰で繰り広げられた創業者一族の戦慄の崩壊劇を
華麗かつ赤裸々に描き出す。
出演はレディー・ガガ、アダム・ドライヴァー、ジャレッド・レトー、
ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、アル・パチーノ。

運送業を営む父のもとで働く野心的な女性パトリツィア・レッジャーニは、
憧れのブランド“グッチ”創業者の孫マウリツィオ・グッチと出会い、恋に落ちる。
やがて2人はマウリツィオの父ロドルフォの反対を押し切り結婚する。
その後マウリツィオが会社の経営に関わるようになると、
パトリツィアは支配権を握ろうと画策し、実権を持つマウリツィオの叔父アルドや
その息子パオロと対立していくのだったが…。          (allcinema より)
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まず最初に、字幕翻訳 松浦美奈さま でした。(微笑) 
(なのに、早々と鑑賞しておきながら、upが遅くなってしまいまして…  誠にポリポリです。)

「マチェーテ・キルズ(2013)」のカメレオン
「シン・シティ 復讐の女神(2014)」のバーサ
「アリー/ スター誕生(2018)」のアリー と観てきたガガさまですが・・・

今回は、台詞で「エリザベス・テイラー」と何度も呼ばれていた通りの “美女メイク” !?
しかし、何故だか? リズの気品や “美” を微塵も感じられない…!?  “厚化粧” な女性なのでした。(爆) 
概ね、そ~ゆう役作り…!? 

本来の魅力を覆い隠すように…? 演じたガガさまに、女優としての “気迫” を感じました。

“着想を得た(? 記憶が確かなら…)” という断り書きが気になる所ですが・・・
フィクション多めでも、とても面白く、興味深く観られたのでヨシと致しませふ…。 w

そして、紛れもなく…  渋め(濃いめ?)ゴージャスなキャスティング♪ 
面白くないワケがない…! ( ´艸`)
観ようと思った時に、長尺な事が一寸気になりましたが…  それは杞憂に終わりましたっ(汗)

冒頭は、イタリア ミラノ
トラックが並ぶ駐車場を… タイトなドレスで闊歩するパトリツィア・レッジャーニ。

彼女(レディー・ガガ)は、運転手たちの “冷やかし” をまんざらでもなさそうな風情でカワして…!?
トレーラーハウス風の?事務所に入り、事務員として仕事を始める。
そこは彼女の父親が経営する運送会社だった。

パトリツィアは、夜ともなると… 
ドレスアップし、素知らぬふりで潜り込んだパーティー会場で、好みの “男” を物色…!? 

長身で、地味めなスーツをさりげなく着こなした青年マウリツィオ・グッチに一目で惹かれた。
彼(アダム・ドライヴァー)が “イタリアで最も裕福で格式高いグッチ家の後継者の一人” とは知らず…?

パトリツィアは、弁護士を目指して勉強中の身というマウリツィオに近づき・・・
その後も、強引とも取れる? “偶然” を演出したりして…!?  
彼の気を惹くことに成功…!

やがて、マウリツィオを… 持ち前の “知性と美貌で魅了” したパトリツィア。
二人は次第に愛を育むようになっていく。

ある時、パトリツィアは彼に連れられて、お屋敷を訪問…
そこで、彼の父 ロドルフォ・グッチ(ジェレミー・アイアンズ)と引き合わされる…。

「財産目当ての女には気を付けろ」と、常日頃から言われていたマウリツィオだったが・・・
父ロドルフォの反対に遭っても、パトリッツィアへの気持ちは揺るがず…!?

結局、二人は結婚する。
(教会に集ったのはパトリッツィア側の親族だけだったが…)

その後のマウリツィオは、パトリツィアの父の運送会社を手伝うようになり・・・
運転手たちとも馴染み、結構楽しそうな日々を送ることになる…。

マウリツィオは、父のロドルフォとは絶縁状態のままだったが・・・
その兄のアルド・グッチ(アル・パチーノ)は、甥っ子の嫁であるパトリツィアの気性を気に入った…!?
(アルドの次男のパオロ(ジャレッド・レトー)は、デザイン面で意欲を見せるが、アルドには不評…?)

・・・パトリツィアは、TVで目にしたピーナ(サルマ・ハエック)という占い師を頼ってみる…!?
(その後も彼女は、何かにつけてピーナにお伺いを立てるようになるのだが…)

元々 “野心的” なパトリツィアは、ピーナの助言に力を得て…!?
欲のない夫のマウリツィオを焚きつけて…! 『GUCCI』の経営に乗り出すのだった…。

伯父のアルドの力添えを頼りに、ニューヨークに足場を築くマウリツィオとパトリツィア。

“貧しい家庭出身” のパトリツィアの生活は、“裕福で格式高いグッチ家” のそれとなった。

やがて、二人に女の子が誕生すると・・・
それを機に、疎遠だった父ロドルフォとの仲も修復されるのだったが…?

さて・・・?

この、ロドルフォ・グッチの “サイン” が無かった…! という事が元で・・・
彼の死後、莫大過ぎる?相続税の問題が持ち上がり…!?  ( ̄ο ̄;
手にした “すべて” を手放す気などない パトリツィアの “戦い” が始まります。

ガガさま演ずるパトリツィアの “腰の据わり方” の見事なこと…! (;^_^A  天晴って感じ♪
(敢て、事の仔細は記さず…! ( ´艸`))

夫のマウリツィオを演ずるアダム・ドライヴァーは、育ちの良さを体現するような紳士ぶりでした。

おっとり構えてはいるが、そこはやはり “GUCCI一族” !? (¬、¬; 
なかなかどうして…? という?さりげない “成長ぶり” も鮮やかでしたが…? 最期は気の毒な事に…。

その父ロドルフォのジェレミー・アイアンズは、洗練された雰囲気が “如何にも” な感じで素敵でした。
(これまで思い描いていた私のイメージに一番近い人物だったかも…?(汗))

高級ブランドの “ドロドロ劇” は、パトリツィアの “野心” から始まったことですが…? 
アルドとパオロの親子は、“GUCCI家” の “個性” 強めな面を強調するような立ち位置なのか…?(汗)
その辺りを、アル・パチーノ、ジャレッド・レトーという稀有な個性派俳優が魅せてくれましたね♪
(気の毒過ぎる人たちなのに・・・ 何故か同情する気持ちもあまり起こらず… 的な? (;^_^A )

“グッチ” をはじめ…? ブランドものは縁のない私めですが、ニュースで “事件” は知っていました。

その内幕や顛末までも… このように見事に描かれるとはっ  ( ̄ο ̄;
久々に… 華麗な人間ドラマに酔いました。

“それは、人を狂わすほどの名声”

う~むむ 巧い事言ったもんだな♪ ( ´艸`) 

今の “GUCCI” に、グッチ家の血縁者がいない という皮肉…!

レディー・ガガ(パトリツィア・レッジャーニ)
アダム・ドライヴァー(マウリツィオ・グッチ)
アル・パチーノ(アルド・グッチ)
ジャレッド・レトー(パオロ・グッチ)
ジェレミー・アイアンズ(ロドルフォ・グッチ)
ジャック・ヒューストン(ドメニコ・デ・ソーレ)
サルマ・ハエック(ピーナ・アウリエンマ)
カミーユ・コッタン(パオラ・フランキ)

原作 サラ・ゲイ・フォーデン 『ハウス・オブ・グッチ』(ハヤカワ文庫刊)
原案 ベッキー・ジョンストン
脚本 ベッキー・ジョンストン
   ロベルト・ベンティヴェーニャ

監督 リドリー・スコット

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つむじかぜ

小生も高級ブランドとは無縁の生活ですが
いやはや楽しい作品でした^^
by つむじかぜ (2022-02-24 03:39) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
見所満載と言う感じでしたね~  本当に楽しめました♪
しか~し、濃い目な面子でしたね (汗)
by Labyrinth (2022-02-24 16:53) 

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