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コーダ あいのうた(CODA) 2021 [か行の映画]

コーダあいのうた.jpg 若手?女性監督の見事な頑張り…!? ( ´艸`)

家族の中でたった独り 健聴者である少女は、「歌うこと」を夢みた。
聞こえない耳に届く最高にイカした歌声が、今日、世界の色を塗り替える。

ジャンル ドラマ/コメディ/音楽
製作国 アメリカ/フランス/カナダ
時間  112分

coda (楽曲・楽章などの)終結部
    (劇などの)終結部分

Children of Deaf Adults → 聴覚障害者の大人(と暮らす、耳の聞こえる)子供たち

第94回アカデミー賞 作品賞
そして、お父ちゃん トロイ・コッツァー 助演男優賞 受賞おめでとうございます。

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2014年のフランス映画「エール!」を、舞台をアメリカに移してリメイクした感動の家族ドラマ。
家族の中でただ一人耳が聞こえるために家族と健聴者の“通訳”係として欠かせない存在だった主人公が、
自らの夢と家族のはざまで揺れる葛藤の行方をユーモラスかつ心温まるタッチで綴る。
主演はTV「ロック&キー」のエミリア・ジョーンズ。
共演に「シング・ストリート 未来へのうた」のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。
また主人公の家族は「愛は静けさの中に」のオスカー女優マーリー・マトリンはじめ
実際に聴覚に障がいのある俳優たちが演じている。
監督は「タルーラ ~彼女たちの事情~」のシアン・ヘダー。     (allcinema より)
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これは封切り直後に鑑賞したにもかかわらず、纏めることが出来ずに悶々と…? (¬、¬;
大分長い事、放置していましたが・・・
ボツにするのも惜しいので “手抜きバージョン”  で失礼することに…。ポリポリ。

エール!(2014)」は “涙腺緩みっぱなし” と自分で書いていますので、今回も…?(汗)
と思いましたら…  
なんと、こちらは初っ端からガンガン攻めて来る感じでしたね…?w 
言わば、真面目な態での? コメディタッチ…!?( ´艸`)

それでも… 気付けば心地良い涙が…! 
という “揺さぶり巧者” の佳品と思われました。(微笑)
(効果を得る為の “詭弁” 的要素もあるやも…? という指摘も気になる所ではありますが?(汗))

official website Story より全文拝借 <(_ _)>

「豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、
 両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。
 陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、
 家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。
 新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。
 すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。
 だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。
 悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、
 思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。」

ヒロインのルビー(エミリア・ジョーンズ)の印象は、しっかり者で気が強そう…?

父や兄は、いかにも海の男といった感じで、誇りをもって仕事をしている…!?

そして “母” は・・・
お若い頃は美女コンテスト荒らし? との夫からの称賛の “言葉” でもわかるように、まじ “美人”

手話で、いつも饒舌に語る母なのですが・・・
ヒロインのルビーが生まれた時の気持ちを表現したシーン等・・・
(生まれて来る赤ちゃんが “仲間” であって欲しい という複雑な? 心境を切々と…!)

心を揺さぶられるような熱演でした…! (それは “字幕” からも伝わり…  切なかったです)
流石 “オスカー女優”…! 凄いな~ と思ったりしたのですが…。(汗)

とは言え、“コメディ” なので… (;^_^A
概ね それぞれ、強烈な個性のぶつかり合いの感じ…!?
人間らしい?暮らしぶりを久々に見せ付けられたようで…? その生々しさに思わずクスッと…!w

バイタリティーに溢れた ”母” のジャッキーは・・・
性生活を謳歌している様子が娘にバレバレで…!?  まあ、それもご愛敬なのですが… (;^_^A

私的に、この映画の良さは、その辺りにあるのでは…? と思った次第です。
(official website の情報では、マーリー・マトリン自身、愉快な人物らしい…?w)

因みに、ろうあ の人が主人公の映画で、印象深い作品が二つあります。

一つは、「ワンダーストラック(2017)」
お子様向け?と思われる作品ですが・・・(主人公は子供たち)
相手の立場に立って考えてみる という基本的な事を改めて教えられた… ような気がしました。
映画としては、素敵で “ワンダー” な内容で、大人も十分楽しめると思われまする。

もう一つは、ウクライナの新進気鋭の監督さんの「ザ・トライブ(2014)」です。
これは良くも悪くも衝撃作であることには間違いない という稀有な作品でしたが・・・
観る人を選ぶ …と思われる映画ということで…? お勧めは致しませぬが… (汗)
ウクライナという国の監督… 作品がこれ一つ というのが気になる所です。

閑話休題

ルビーの素晴らしい歌声、そして手話…  からの無音 等々
万人の(?)涙を誘うクライマックスには、うるうるするやら、感心するやら…!? (;^_^A

ルビーが新生活へ向けて旅立つ  という幕切れも爽やかで、感無量なのでしたが…
様々な思いを盛り込んで、纏め上げたシアン・ヘダー監督に拍手を送りたいと思いました。

エミリア・ジョーンズ(ルビー・ロッシ) 女子高校生
エウヘニオ・デルベス(ベルナド V先生) 音楽教師
トロイ・コッツァー(フランク・ロッシ) ルビーの父
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(マイルズ) ルビーのクラスメイト
ダニエル・デュラント(レオ・ロッシ) ルビーの兄
エイミー・フォーサイス
マーリー・マトリン(ジャッキー・ロッシ) ルビーの母

監督・脚本 シアン・ヘダー

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