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ラスト・ショット(THE LAST SHOT) 2004 [ら行の映画]

ラストショット.jpg これもトニ・コレットのお導きですけれど… ( ´艸`)

ジャンル コメディ/アクション/犯罪
製作国 アメリカ
時間  93分     (劇場未公開)

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ハリウッドと犯罪コネクションを持つギャングを逮捕しようと、
綿密な囮計画を練ったFBI捜査官の実話を元にしたクライムコメディ。
捜査官・ジョーは、偽の映画プロジェクトを立ち上げ、監督志望のスティーヴンを雇う。
マシュー・ブロデリック主演作。            (TSUTAYA DISCAS より)
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今作が初監督のジェフ・ナサンソンは、脚本家で・・・
「スピード2(1997)」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002)」とか
本作の後も「ターミナル(2004)」「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(2017)」
等々の脚本を書いていますが…! ヒット作ばかりのようですね…? w

ところで、順序が後先になるようで? ナンですけれども… (;^_^A
DVD特典映像の1つに『製作秘話』というのがありました。
モデルとなったFBI捜査官と、使われた “脚本” の作者二人が出て来て、吃驚…! w

(ガーランド・シュワイカートFBI捜査官は、ゲイリー・レヴィ & ダン・リュークと10年ぶりに再会)

本音を語り合っている感じは、和やかであり? 緊張感も有ったり? で、興味深く観ましたが…
一番の驚きは…「“中止” と言われてから3年後… 新聞記事で事実を知った」ということでした。

最後に捜査官から「まぁ犯人逮捕に貢献できたんだから」と言われると…?
二人は “民主主義万歳” とか言っちゃって… f^_^; 妙にハイテンションで終わりましたが…。
(アレック・ボールドウィンがハリウッドで脚本探しをするシーンに、二人で何気に写ってましたね w)

ガーランド・シュワイカート 曰く
「どうしても “脚本” が必要だった… 映画委員会とトラック組合に見せるために…!」

この囮捜査というのは、“賄賂計画で罠にかける” というものだそうですが・・・
“実話” 自体が、あまりパッとしたストーリーというわけでもなさそうで…?(苦笑)
それを補うように? “映画製作” に纏わるエピソードや、更に一捻り加える等したことが…!?
功を奏したのか? 否か? ( ´艸`) 私的には判然と致しませぬが… 作り手の熱意は伝わりました。w

ただ、一つ気になるのは、監督さんのセンス…? f^_^;
“コメディ” と言うからには、“ユーモアセンス” が万人にウケるか? どうか? ということですが…
どうやら…? バカやってるね~ (≧m≦)ププ …ってタイプじゃないようで…?
更に私的には、少々引っ掛かるものがあったりしまして…!? 笑う程では無かったような…?(爆)

私めは、ブロンドのトニ・コレットが見られれば御の字♪ ですので… ( ´艸`)
その点、飛んでる “ハリウッド女優” という役で新たな一面を観ることが出来…! 大満足でしたが…。

ともかく、下ネタというのでしょうか? (詳細は語りたくないのですが… (Peeing in a cup. w))
余りに、ぶっ飛び過ぎて!?  正直… ┏( >_<)┛ガクッ  となってしまった場面もありましたっ

その後、彼女は鮮やかに…!? 脱ぎっぷりの良さも見せまして…!
流石トニ・コレット♪  ( ´艸`) と感心しきりなのでした…。(微笑)
(エミリー・フレンチは “賞” にノミネートされる程でしたが、一時訳アリで “B級映画” へご出演も…!?)

(BASED ON A TRUE STORY 事実に基づく)
ニューヨーク市 1985年12月 
クルマから降りた所で、ギャングのポール・カスティラーノが狙い撃ちされ、雨の路上に倒れる。
 
『DEEP THROAT』が掛かる映画館…
(…から始まった 「オープニング・クレジット」は凝りに凝ったもので…!?
 作り手の強い思い入れが感じられましたね~♪  そこだけ見ても楽しい♪ w)
 
閑話休題 
タイトルコール

テキサス州ヒューストン
映画館の映写室?で、椅子に縛られ拷問を受ける男!?
それは囮捜査官のジョー・ディヴァイン(アレック・ボールドウィン)で・・・
隠しカメラ越しに見守る “FBI” は固唾を呑んで、踏み込むタイミングを待っていた…!

しかし、ディヴァインは切っ掛けの “SIGNAL” を送らず!?
とうとう右手の人差し指をちょん切られてしまう!?  ( ̄ο ̄; エエ~?
(“殺人未遂” で挙げるつもりで!ディヴァインはロッシに指を切らせた!  FBI エージェント曰く…)

真新しい包帯姿のディヴァインが帰宅すると、メイドが “あなたの犬は死んだんです” と言う…!?
庭のジャグジーに飛び込んだ… というのだが、不在がちなディヴァインへの抗議の自殺か…?(汗)

参列者は飼い主だけ という… 広々とした動物墓地での、“サーシャ (♀)” の葬儀…。
そこへ、ジョーの兄のジャック・ディヴァイン(レイ・リオッタ)が、ひょっこり現れた…!?

兄はFBI副長官で・・・
弟としては「もうヒューストンなんか嫌だ… 兄貴なら口添えしてくれよ! 」と言いたいところ…
だが、兄は弟に「プロヴィデンスへ行け」と、次の仕事の指示を与えるのだった。

3ヶ月後… ディヴァインは “プロヴィデンス” へ…!
トミー・サンズ(トニー・シャルーブ)を挙げれば “格上げ” になるはず…! と、彼に目標を定めた…?

FBI が盗聴中! とも知らず・・・
顔に火傷痕のある男(トミー・サンズ)は、町で映画撮影がある事に目を付け…!?
仕事を請け負うトラック組合と映画製作会社との “仲介料” で儲け話を目論む…。

ディヴァインは というとっ
FBI幹部?に向けての “プレゼン” では…
「マフィアによる組合支配… (仲介料を取ったら) 組合搾取で叩きます」と自信を見せた。
(この時… 映画製作は見せかけで、実際にはありません! とハッキリ否定するディヴァインでした w)

一方、ハリウッドでは・・・

“売り込み” に余念がない駆け出しの? 脚本家スティーヴン・シャッツ(マシュー・ブロデリック)は
“女優” を目指してはいるが? 今はモールの “ピアノ弾き” というヴァレリーと同棲中なのだが・・・
お目覚め×××中に、アパート横の犬舎の犬どもが煩いと…!?  彼女が怒鳴りに行くのが目下の悩み…?

スティーヴンは、生活の為に映画館(チャイニーズシアター)でマネージャーとして働いていた。

・・・GO!サインが出たディヴァインは…
専門家からアドヴァイスを得ようと、映画製作会社のオフィスを訪ねてみる。

そこでは “口八丁手八丁” らしきファニー・ナッシュ(ジョーン・キューザック)が応対してくれて…!
映画の脚本が欲しければ、そのへんに居る連中に声掛けすれば良いのよ 等と軽く?言うので・・・
ディヴァインは、ハリウッド中を探してみることに…!?
(ジョーン・キューザックは「サタデー・ナイト・ライブ」にもご出演の愛されキャラらしい…?w)

歩き疲れた頃…  
“KENNEL(字幕では “ペットホテル” ?)” の文字に目を留めるディヴァイン…
彼が愛しいサーシャを思い出しながら店内に入って見るとっ

奥では、犬を目の敵にする?ヴァレリーが、小犬を抱えて…! 今まさに “刃傷沙汰” !? ( ̄ο ̄;

駆け付けたスティーヴンが彼女をなだめようとする中・・・
割って入ったディヴァインは、自分が小犬を引き取るので、手を放すよう…  穏やかに説得…。

これが切っ掛けとなり…
スティーヴンが温めていた脚本「アリゾナ」は、ディヴァインの目に留まるところとなる。
(ディヴァインは初め “ダイヤモンド” と偽名を使い、その後はジョー・ウェルズ と…!? w)

・・・夢だった映画化の話は、スティーヴンの生活を一変させることに…!?

“製作費は100万ドル” とか言われるし…?
“配役もだが… なんなら監督も君に任せたい” とまで言われてしまう…!?

正式な契約を交わしたスティーヴンの中で、更に構想は膨らむのだが・・・
それに反して? ディヴァインは、撮影場所ばかりでなく、季節まで変更するよう、静かに迫る…!
結局は、プロデューサーのディヴァインに押し切られてしまうのだが・・・(苦笑)

ディヴァイン立ち会いの下…
まずは “メガホン” 選びに心躍らせるスティーヴンだった…♪ ( ´艸`)

こうして、映画製作の体裁が整って行き・・・
出演者のオーディションには、なかなかの “大物” も顔を見せるようになる…!?

さて・・・?

スティーヴン役のマシュー・ブロデリックが何よりNiceでしたね♪

“善人面” なんて言ったら失礼かも? ですが…!? (汗) 
ともかく、騙され役としては打ってつけで…!? こちらの罪悪感も軽くなる感じでした…? (ウ^_^ソ) 

また…
騙す側のディヴァインは、ヌーボーとした面構えのアレック・ボールドウィンで正解かも…? w
やる気が有りそうで? それでいて自然体で流される感じ… とか? わかって頂けるかなぁ?(^_^ゝ
(ディヴァインが最後には映画作りに本腰を入れていた…!? という所が良かったです…!w)

そんな摩訶不思議な空気感が可笑し気で…!? ( ´艸`)
また、この先どうなるの? という緊張感も味わえたりして、意外と楽しめましたね…!? (笑)

最後に、“女優” トニ・コレットは…
「女優は綺麗だなぁ」という最高の賛辞と、男どもの熱い眼差しで、リスペクトされていました。w

ディヴァインが狙っていた “トミー・サンズ” が逮捕される瞬間も…!
TV画面に映る “濡れ場” の彼女に、サンズの目が釘付け状態でしたっ ( ´艸`)

終盤になってから、やっと撮影現場のシーンとなりまして・・・

“主人公のシャーロットは死を目前にして、砂漠で自分探しの旅の末に、ホピ族の洞窟に辿り着き…”
(The Hopi Indian spirit caves. → ホピ族インディアンの精神の洞窟(直訳))

という筋書きらしいのですが… 1シーン撮り終えた所で…?
どこからともなくヘリコプターがやってきて!?  ( ̄ο ̄; 撮影どころじゃなくなる!?
主演女優エミリー・フレンチ(トニ・コレット)も砂塵まみれになり、即 退散…!(>_<) 撮影中止…!

これは、弟や関係者に極秘で行った “囮作戦” で、大きな成果を上げたディヴァインの兄の指示!?
(Operation Dramex as a decoy. → 囮としてのドラメックス作戦 ←ドラメックスって何??w)

兄のジャックは「おまえ 本当に映画撮りたかったのか~」と、弟のジョーに呆れた態で言います。

2年後・・・
(いろいろな出来事が有ったようですが…?( ´艸`) それは敢て伏せまする… w)

元の映画館で仕事中のスティーヴンを、ジョー・ディヴァインが訪ねて来るシーンとなりますが…
これも言わずもがな でしょうか? f^_^; オイオイオイ

保管庫に有ったフィルムを君に…! と、カウンターに置いて、ディヴァインが帰ろうとするとっ
一緒に観よう…! とスティーヴンが誘って、客席の中央に並んで座って鑑賞する… というものでした。
(実は脚本を書いている というディヴァインと、映画の話で好い感じに盛り上がる…! 良い幕切れ♪ w)

と思いましたら…!
エンディング・クレジット途中で、こんなシーンがありました… 

お目覚め×××中?のスティーヴンと抱き合っている彼女はヴァレリーとは別の人で… 
お熱いムードの中、お互いに手話で愛を伝え合う…!? 
隣の犬たちが、いつものように吠えまくっている中で…!?  (´-`).。oO

マシュー・ブロデリック(スティーヴン・シャッツ) 脚本家? チャイニーズシアター勤務
アレック・ボールドウィン(ジョー・ディヴァイン) FBI捜査官
トニ・コレット(エミリー・フレンチ) 人気女優
トニー・シャルーブ(トミー・サンズ) ギャング?
キャリスタ・フロックハート(ヴァレリー・ウェストン) スティーヴンの彼女 ピアノ弾き
ティム・ブレイク・ネルソン(マーシャル・パリス)
バック・ヘンリー(ロニー・ボスコ)
レイ・リオッタ(ジャック・ディヴァイン) FBI副長官 スティーヴンの兄
ジェームズ・レブホーン(エイブ・ホワイト)
イアン・ゴメス(エージェント・ナンス)
トロイ・ウィンブッシュ(エージェント・レイ・ドーソン)
トーマス・マッカーシー(エージェント・パイク)
ジョーン・キューザック(ファニー・ナッシュ (クレジットなし)) 映画関係者
エリック・ロバーツ(クレジットなし) 
パット・モリタ(本人役) 「ベスト・キッド」のミヤギ役のおじいちゃん リスペクトされてました!

監督・脚本 ジェフ・ナサンソン

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