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オールウェイズ(ALWAYS) 1989 [あ行の映画]

オールウェイズ.jpg オードリー・ヘプバーンの遺作…。

いつまでも--あなたの心に。
スピルバーグ監督が 10年もの間、暖めてきた 愛の名作が ついに誕生しました。

ジャンル ファンタジー/ロマンス
製作国 アメリカ
時間  123分


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山火事消火の作業中に事故死したパイロットは、青年パイロットの守護霊として現世に舞い戻るが、
青年がかつての自分の恋人に恋してしまった事を知る……。
“A GUY NAMED JOE”(1943)をスピルバーグがリメイクしたラブ・ファンタジー。
スタンダード・ナンバーの“煙が目にしみる”をバックに、眼に見えないR・ドレイファスと
H・ハンターが踊る場面等ちょいと良いシーンもあるが、全体的には大甘であざとい造り。
                                  (allcinema より)
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 ↑ の “大甘であざとい造り” と、バッサリいってしまった気持ちも分からぬではないのですが…?w

私的には、御贔屓 “巨漢” 俳優も楽し気にご活躍のようでしたし…? ( ´艸`) 
晩年のオードリーもシカと見届けられましたし…!  
そして何より、普通に楽しめたり、興味深く見られたりしたので…  観て正解と思った次第です。

スティーヴン・スピルバーグ監督が、“楽しみながら撮った” という感じがアリアリと…!?(微笑)
更に俳優さんたちも活き活きと個性をアピールしているのが見所となっていたように思われました ♪
(森林火災の臨場感とか半端ない感じで…! 危うい “飛行” と相俟って迫力が凄かったです~  ( ̄ο ̄;)

また…
原作がダルトン・トランボという事で… 猶更 難癖は付け難い感じなのですが…?(笑)
(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015)」はお気に入りです。f^_^;)

思えば… 「ローマの休日(1953)」は元々が? ダルトン・トランボ原案・脚本の作品でしたね。(余談)

・・・山火事発生21日目。

山に分け入って人海戦術を展開する隊員たち…!
彼らを守るのが「Fire Eaters(火食い男)」と銘打った飛行機を乗りこなすパイロットたち…!

ピートは一仕事終えたが、燃料切れに気付き…!  ( ̄ο ̄;
エンジン停止のまま…! (まるでグライダーのように?)着陸を試みる!?

見事成功…!
管制官はじめ、その場に居合わせた皆が “ヒーロー” ピートに大歓声をあげた。

(恋人のドリンダは胸を撫で下ろすと共に、怒りが込み上げ!? プイと  “一飛行” に出てしまう…)

結局は日にちを勘違いしていたらしいのだが? ピートは当日を彼女の誕生日と思い込んでいた…!
(同時刻に、アトラクションの “宅配” 飛行機が飛来し、ドリンダにプレゼントを届けようとしていた…)

気分を直したドリンダとピートは・・・
バーテンダーにリクエストして、シャンパングラスにバドワイザーを注いでもらい… 二人で乾杯♪

ピート(リチャード・ドレイファス)が 「TO US」と言えば…
ドリンダ(ホリー・ハンター)は    「ALWAYS」と応えた。

そんな… (機が熟した感のある?)同棲カップルだったが・・・

危険な飛行は止めて…! と懇願するドリンダと…
今の仕事が “生き甲斐” と思うピートとの間で葛藤があるのも事実で、その夜も少々揉めた…!?

深夜に掛ってきた呼び出し電話(親友のアルから)に、ふと不吉な予感が…?

非番なのに…!
というドリンダの制止も聞かず、使命感に駆られて出て行ったピートは、そのまま帰らぬ人となる…。

・・・それ以後、ピートは…  映っているのに “皆からは見えない存在” に…!?  ( ̄ο ̄;

ところでっ
そんなピートが最初に出会うのが、白尽くめのカジュアルな装いのハップ(オードリー・ヘプバーン)。

燃え尽くされた山の道をただぼんやりと彷徨うピートは、美しい鹿の姿を見掛ける…
追いつくと? そこだけ瑞々しい緑が生い茂る場所で… 
ハップはさりげなくピートを諭し始めます…。

「必死に追い求め、最後の一瞬にそれを掴む…
 “ひらめき” のような言葉が “スピリトス” “神の息吹”  “霊感” ね!
 今度はあなたが与える番よ…  それが摂理…」

納得した?ピートは人間界に戻され・・・  ということになりますが。

う~むむ (¬、¬;  役柄が役柄だけに? 台詞に何とも言えない重みが感じられましたね。
(お亡くなりになる4年程前のことになりますが、病状はどうだったのでしょう? 気になる所です…)

ハップは、作品中… 不思議な存在ですが、“特別” 感はなく…? いとも自然に描かれていましたね。
予想外の?率直な物言いの “天上界の人” という設定には、一寸吃驚でしたが、超Nice♪ (^_-)-☆

エンディング・クレジットには「Special Appearance by Audrey Hepburn」(特別出演)と。

(閑話休題)

・・・その後のドリンダは、涙にくれる日々が続いた…!?
ピートの友人アル(ジョン・グッドマン) が心配し、彼なりに気遣ってくれたりする…。

アルは、かねてから口にしていた…  コロラド州 フラットロックにある
“AIR ATTACK TRAINING BASE(消火飛行訓練所)” に移っており・・・
何と “所長” の座に収まっていた…!( ´艸`)

そんなところへ舞い戻ったピートは、若手のパイロットに付きっきりで見守ることに…!?

ところが…
そのテッド(ブラッド・ジョンソン)は元々ドリンダに心惹かれていたこともあり…?
(彼は例の “宅配パイロット”  (´0`))

二人は次第に距離を縮めていくのだったが…?  

さて・・・?

小柄なホリー・ハンターが、男勝りの言動で魅力を発揮…♪

と言いたいところですがっ 今回… 私的にはあまりピンと来なかったかも…?(爆)
何が原因なのか? 全く分かりませぬが…? (;^_^A

まぁ、オードリー・ヘプバーンを拝むための鑑賞なので、その辺は良しと致しましょう…?w

素敵だったのはテーマ曲 『煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)』 この曲は大好き♪ 
J.D.Souther と The Platters の歌声が聴けましたが、どちらも好い感じ♪ でしたっ ( ´艸`) 

リチャード・ドレイファス(ピート・サンディッチ)
ホリー・ハンター(ドリンダ・ダーストン)
ジョン・グッドマン(アル・ヤッケイ)
ブラッド・ジョンソン(テッド・ベイカー)
オードリー・ヘプバーン(ハップ)
ロバーツ・ブロッサム(デイヴ)
キース・デヴィッド(パワーハウス)
デイル・ダイ(ドン)
マージ・ヘルゲンバーガー(レイチェル)
エド・ヴァン・ナイズ(ネイルズ)
ブライアン・ヘイリー(アレックス)
ジェームズ・ラシュリー

原作 ダルトン・トランボ 『ジョーと呼ばれた男』

監督・製作 スティーヴン・スピルバーグ

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