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ファイブ・デビルズ(CINQ DIABLES/ THE FIVE DEVILS)  2021 LES [は行の映画]

ファイブ・デビルス.jpg 久々の アデル・エグザルコプロス ( ´艸`)

悪魔が真実を嗅ぎつける

ジャンル ドラマ/サスペンス/SF
製作国 フランス
時間  96分

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「ダブル・サスペクツ」「パリ13区」などの脚本で注目を集めるレア・ミシウスが
長編2作目の監督作として手掛け、第75回カンヌ国際映画祭クィア・パルム部門に選出された
異色のサスペンス・ドラマ。
嗅覚に関する特殊な能力を持つ少女が、過去へとタイムリープを繰り返すことで、
村と家族の悲しい秘密に迫っていくさまを、様々な要素を巧みに織り込み描き出していく。
主演は少女役に新人のサリー・ドラメ、
その母親役で「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロス。 (allcinema より)
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冒頭は、↑ の、ポスターのシーンから…!
激しい炎に皆が右往左往!? お揃いの衣装?の娘らは恐怖に悲鳴を上げる…!

湖と山の境をくねるように続く道路を、一台のクルマがスピードを上げながら走行…!
ふとカメラは、湖を嘗めるように前進し、そのまま上昇すると屹立する雪山が現れる!?
(これだけで、やられたー!(´0`) という思いが…!! 後は素直に身を委ねて…)

タイトルコール

室内プールで老婦人たちにエクササイズを指導するジョアンヌ(アデル・エグザルコプロス)
その横で、彼女のマネをして楽しそうにしている黒人少女(小学生)のヴィッキー(サリー・ドラメ)

ヴィッキーはその後…
ジョアンヌの同僚ナディーヌ(ダフネ・パタキア)の、理不尽で嫌がらせめいた “からかい” の対象に…!?
(大人げない行動に出てしまうナディーヌには、顔の半面に無残な火傷痕があった…!)

ジョアンヌとヴィッキーの親子は・・・ 
その後、ジョアンヌの運転で山奥の湖に行き、寒中水泳をするのだが・・・
ジョアンヌの身体にワセリンを塗ったり…!
ストップウォッチで “20分” を計り、笛で知らせたりするのはヴィッキーのお役目だった…。

ジョアンヌに塗ってから、指に残った少量のワセリンを、大事そうにガラス瓶に入れるヴィッキー!?
ヴィッキーの部屋には “ママ1” を始め、様々な “匂いのコレクション” がひっそりと?並んでいた。

雪山を背に、民家が立ち並ぶ “ファイブ・デビルズ” の村の一角にヴィッキーの住む家が有った。
ここで、セネガル訛りの仏語を話す黒人の父ジミー(ムスタファ・ムベング)と三人家族で暮らしていた。

父ジミーの仕事は消防士だったが・・・
彼にはジュリアという妹が居て… ある日、電話で突然の来訪を知らせて来た。
ヴィッキーは叔母の存在を今まで知らずにいたのだった。

ジョアンヌは複雑な表情を浮かべたが…? 
ジミーはそのまま妹を受け入れることで押し通した…!?

ジュリアは出迎えた兄に… 
「ジョアンヌのドレスを借りたいの…  彼女に伝えといてね」と。

小柄でcuteな黒い肌のジュリア(スワラ・エマティ)は・・・
どうやらアルコール依存症の様だった…!? (¬、¬;

ヴィッキーが “小鳥部屋” にしていた空き部屋を、ジュリアのベッドルームにすることに…。

ヴィッキーは隙を見て…! その部屋に忍び込み・・・
叔母ジュリアの私物をあさり “匂い” を収集して瓶に詰め込むのだった。

その瓶の蓋を開けて “匂い” を確認しようとした途端…  ヴィッキーは雷に打たれたように失神!?
気付いた時には “異空間” に…!?  ( ̄ο ̄;

さて・・・?

“過去へとタイムリープ” というところがミソでしょうか…。

ヴィッキーは、爆発したような黒髪が特徴の少女ですが、なんと「トイレブラシ」と揶揄されて!?
同級生たちから “いじめ” を受けるのですけれど・・・
これは “昔の事” を知る大人たちの影響があるのかも…!?(¬、¬;

そして、“過去へとタイムリープ” したヴィッキーの事を、いち早く察知し、畏れるのはジュリア!?
この因果関係がなんなのか? ?(・_・?) ハテ? 謎は深まるばかりでしたが・・・
ラストの “ゾワッ” とするようなダメ押しが効いていましたね… ま、私見ですけれど…。 (汗)

ネタバレしないように! と、気を使って出し惜しみしていると…?
何とな~く、つまらない内容に思われてしまうのでは? と、残念な感じがするのですが…?(爆)

実はっ とんでもない展開に唖然とするやら、気が揉めるやら…!? ( ´艸`)

まぁ、是非ご自分の目でお確かめ頂きたいと存じまする。 と、いつもの逃げです… (^_^ゝトホホ

私的には…?
アデル・エグザルコプロスの肩から肩甲骨辺りのシャープな美しさを愛でるだけで、御の字でした♪
ジュリアを演じた、女豹のような?スワラ・エマティの佇まいも捨てがたかったですけれど…?w

いやー 魅惑の “不思議映画” …! 今年も沢山観られると良いなぁ と思っています。
(女性監督のご活躍も嬉しい限りです♪)

アデル・エグザルコプロス(ジョアンヌ)
サリー・ドラメ(ヴィッキー) 混血の少女 イジメの対象になっている
スワラ・エマティ(ジュリア) ジミーの妹 フランス生まれ 体操選手
ムスタファ・ムベング(ジミー) セネガル訛りの仏語を話す ジュリアの兄
ダフネ・パタキア(ナディーヌ) 顔の右半分に火傷痕が残る ジョアンヌの同僚 友人
パトリック・ブシテー

脚本 ポール・ギローム

監督・脚本 レア・ミシウス

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