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バビロン(BABYLON) 2022 [は行の映画]

バビロン.jpg デイミアン・チャゼル監督流の “ハリウッド” ( ´艸`)

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間  189分
映倫 R15+

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「セッション」「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピットと
マーゴット・ロビーを主演に迎え、ハリウッド黄金時代を絢爛豪華に再現した群像ドラマ。
無声映画からトーキーに移行する変革期のハリウッドを舞台に、それぞれに夢を追い求めて
映画製作に携わる男女が、時代の大きな波に翻弄されながら駆け抜ける激動と狂乱の日々を、
実在のエピソードをベースに圧倒的スケールで描き出す。
共演にTV「アンストッパブル・ガールズ」のディエゴ・カルバ。   (allcinema より)
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忘れない内に記しておきますと…  字幕翻訳 松浦美奈さん でございました。(^_-)-☆
(ワケありで…!? 字幕にブランクが有る と断り書きが…! それって妙に気になってしまいますね w)

さてさて…
これは正に聞きしに勝る…! 
エロ・グロ・ナンセンス好き “でも” 堪らない!!(>_<)  三拍子 “揃い踏み” の凄い映画でしたっ 

どうやら「映倫 R15+」には、曰く因縁があったようですけれど…?
私的には「そんなもんかな」というくらいのボカシ加減? 気にする程ではありませんでしたが…(爆)
寧ろボカシが無い…! もろに見させられた ウゲゲなシーンの方が参りましたね~ (+_+)
(それも “ありのままを伝えたい” という監督の意思表示と理解するのですが… とにかく参りました!)

全体的には・・・
終始 刺激的な音楽に溢れ…♪ 躍動感のあるシーンに圧倒され…!?
気が付いたら “映画の歴史” に辿り着いていた…!? ( ´艸`)
という感じでしょうか?
勢いのある前半と、そうでなくなる後半とでは印象が大分異なる映画でもあったような…?

う~むむ それにしても衝撃的でしたね~  “狂乱” パーティー! 呆気に取られた感じですっ
俯瞰から… あるいは間近から…? うごめく人々を眺めているとっ これは正にchaos だぁ(´0`)
・・・圧巻 と言い換えてもよろしいかも…?(汗)

そして、やはり長かった…! (¬、¬; 
いくら力のある映像でも、途中で辛くなることがありました…!?  ム ム? そんなのは私だけ…?(汗)
終盤の “映画の歴史” のフラッシュ(50本も…!?)を見つめながら、しんみりとした気分に…。f^_^;

ところでっ
前半には、ステージで演奏される力強いブラスのシーンが印象的に使われるのですけれど・・・
(トランぺット奏者のシドニー・パーマー(ジョヴァン・アデポ)がスポットライトを浴びる!)

それも悪くはないのですがっ
私が、あ~良いな♪ と感じたのは、或るシーンで静かに流れるピアノの音色でした。

それは、サイレント映画の大スター ジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)が…
喧騒?から抜け出して…  ひとり、ホテルの自室へと向かう… という場面。
彼の心情を優しいピアノの旋律に乗せて・・・ といった所でしょうか…?
何とも切なく、美しく、悲しい… 一番心に残るシーンでした。 (多くは語るまい… (汗))

後先になってしまいましたが・・・ (^_^ゝ 
初っ端に出て来たメキシコ人マニー(マヌエル?)の良い男振り?に、何故だかホッとする私?(笑)
(お初の俳優さんでしたが、彼のお蔭で自然に映画の世界に誘われた… という感じが致します…?)

冒頭は、1920年代のハリウッド… 青空と砂漠と年代物の?トラック…。

マニー(ディエゴ・カルバ)は、パーティー用に発注した “巨象” を受け取りにきたところで…!?
(この辺りで早くも、この映画が “並み” でない事がわかります…w)

・・・超! 悲惨な状況になりながらも…!? どうにかミッションクリア♪ (詳細は語らず…?w)
マニーは “キノスコープ” という映画スタジオ関係の遣い走り?をしている青年だった。

“象” の用事を済ましたマニーは・・・
パーティー会場である屋敷の入り口で、“ハッタリ” をかましている 若い女を見掛ける…。

招待状が無いくせに、潜り込もう!というネリー(マーゴット・ロビー)はあの手この手を使うがダメ…!
マニーは、この度胸のありそうな不思議な女に心惹かれ、助け船を出してやることに…。

二人は意気投合し、ドラッグをやったりしながら、将来の夢について語り合うのだが・・・
ネリーは大女優に…! マニーは大好きな映画に関わる仕事が出来れば…! と。

ネリーは、混沌とした中でも物怖じせずに自身をアピールし、注目を集める!?
“映画業界の豪華なパーティ” に潜り込めたこと自体が “運の付き始め” だったのかも…?( ´艸`)

ネリーは、その屋敷で倒れた薬物中毒の女優の “代役” として…  急遽採用されることに…!?
自信だけは人一倍あっても、まだ何の実績もないネリーは嬉々として帰路に就く…?w

マニーは、“巨象登場” の混乱に紛れて、“倒れた女優” を搬出する!という仕事を任された。

ステージではジャズバンドの熱い演奏♪
男装した?チャイニーズのレディ・フェイ・ジュー(リー・ジュン・リー)がねっとりと歌い…♪
今を時めく大スター ジャック(ブラッド・ピット)も顔を見せていた。

パーティー会場には、ゴシップ・コラムニストも紛れ込み、ネタは無いか? と目を光らせる!?
(このエリノアを演ずるジーン・スマートは、儲け役だったかも…? ( ´艸`) 厳しめな所がNice~♪)

夜明けになり・・・
酔いつぶれたジャックを家に送って行ったマニーは、そこで自分も眠ってしまうのだが・・・

何故か彼に気に入られて…!?
“ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す” 幸運に恵まれる事となった。

さて・・・?

“恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。
 マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。
 しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。
 映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。
 果たして3人の夢が迎える結末は…?”         (official website STORYより抜粋)

と、手抜きをしてしまいましたっ ヾ(- -;) スミマセン

一寸見?イカレタ女優のネリーを演ずるマーゴット・ロビーの “涙ネタ” は素晴らしいのですが…!
それを巧い事引き出させた女性監督… というのが、更に素敵♪
ルース・アドラー監督に扮するのは、デイミアン・チャゼル監督夫人のオリヴィア・ハミルトン…
もちろんお初ですが…! 穏やかに、さりげなく…?という取り組み方が知的で、とても惹かれました♪

それだけでない!? マーゴット・ロビーの “頑張り” は、言わずもがな でございます。(^_-)-☆

また…
トビー・マグワイアが出てきた時には、思わず┏( >_<)┛ガクッ と成るほど驚きましたね~(汗)
地下世界?の妖し気な雰囲気は大好物だったのですが…!? 彼の顔だけはね~ (¬、¬; どーも…。

総じて… 
決まりごとが無い時代のハリウッドの “光と影” を贅の限りを尽くして描き出した・・・
なんて言ったら、陳腐と言うか? 在り来たりになってしまいますが、そんなとこでお許しください。

深すぎて…! 私には手に負えませぬ~ (>_<)

official website COLUMN 町山智浩氏の解説をご参照ください。<(_ _)>

ブラッド・ピット(ジャック・コンラッド) サイレント映画の頂点に立つ超一流の映画スター
マーゴット・ロビー(ネリー・ラロイ) 怖いもの知らずな新進気鋭の女優
ディエゴ・カルバ(マヌエル “マニー”・トレス) 映画製作を夢みるメキシコ系の青年
ジーン・スマート(エリノア・セント・ジョン) ハリウッドのゴシップ・コラムニスト
ジョヴァン・アデポ(シドニー・パーマー) ジャズミュージシャン トランペット奏者
リー・ジュン・リー(レディ・フェイ・ジュー) “サイレント” の字幕制作  昼は洗濯屋手伝い  夜は歌手
トビー・マグワイア(ジェームズ・マッケイ) ハリウッド裏社会を牛耳る大物
オリヴィア・ハミルトン(ルース・アドラー) サイレント映画の監督 (デイミアン・チャゼル夫人)
キャサリン・ウォーターストン(エステル) 舞台女優でジャックの三人目の妻
オリヴィア・ワイルド(イナ・コンラッド)  ジャックの元妻
ルーカス・ハース(ジョージ・マン) 映画プロデューサーでジャックの友人 失恋しては自殺未遂を…?
(毎度言うようですが「刑事ジョン・ブック(1985)」の可愛い少年ですから…! 感慨深いですね…)

音楽 ジャスティン・ハーウィッツ

監督・脚本 デイミアン・チャゼル

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