LOFT 2005 [アルファベット・数字で始まる映画]
黒沢清監督の最新のホラー映画。 本邦初公開!
まだチラシも出来て無くて・・・ 一般公開は9月頃になる予定だそうです。
20周年の高崎映画祭のクロージングの作品となりました。
上映の前後に監督が舞台挨拶、及び茂木さん(主催者代表)によるインタヴューが有りました。
ナマ黒沢監督は結構いい男でした(笑)
始まる前に・・・
「どういった評価をされるのかコワイ」
とか
「究極のホラーを作りたいという気持ちと、ホラーはもう嫌だと言う気持ちで混乱している」
とか仰るので いったいどんな出来上がりになっているのかな?と興味は湧いたものの・・・
やはりホラー映画は苦手な分野なので(苦笑) 夢に出ないで欲しいな と・・・ (-人-)神頼み!
ストーリーは・・・ 1000年前のミイラが “みどり沼” から引き上げられた。
都心のマンションで暮らす新進女流作家のレイコ?(だったっけ?冷汗 中谷美紀)は締め切りが近づいているのに筆がなかなか進まない。
編集者(西島秀俊)に相談すると、彼女の希望に添った引っ越し先を紹介され、勧められるがままに、人里離れた森の中の廃屋同然の館に居を移すことになる。
しかし、そこには隣接する怪しげな建物が有るのだった・・・。 さて・・・
不思議な考古学者吉岡?(で良かったかな? 冷汗)に豊川悦司
その他、不思議な黒服の女に 安達祐実
上映終了後に、監督が仰るには
「現場は明るく朗らかで、特に安達祐実さんは賑やかなのに いざ本番となると、即切り替わり、上手く演じたので感心した」
しかし、このロケ現場(茨城と仰ってましたね)はどうも何かヘンで?
「撮影終了となって帰りがけに忘れ物を思い出し、取りに戻ると・・・ゾクゾクッ(とは言わなかったかな)何て不気味な所で撮っていたんだろう と怖くなった」
などと仰いましたよ~ あ~コワ
また作品の内容については・・・
「見た方が自由に結論を出してくれ と突き放した感じかも・・・」
「反応が気になる」 との事でした。
黒沢清監督作品初体験の感想は・・・ う~むむ 難解だったぁ(¬¬;
(黒沢マニアな方のご感想を伺いたい気持ちが強くありますが、公開まで待つ事に致しましょう)
でも映像は、美しく、静寂も音楽も良くて、怖さにも耐えられました!
特に、中谷美紀さんの衣装は素敵で印象的でした。
9月の撮影だったので、中谷さんはほとんどノースリーブのワンピース姿。
しかもカラフルな花柄でヒラヒラしていて優雅でしたね。
監督が仰るには、カメラも美術も女性だそうです。 なんか納得・・・。
因みにカメラは2台。そのうち1台はフツウのビデオカメラだったのだそうです。
それをフィルムに変換?すると、独特な微妙な味わいが出たそうです。
「感想・・・ 何と言って貰ってもイイです。」
と監督が仰ったので いち早く書いてしまいました。
舞台挨拶が終わると、ロビーにて監督を囲んで何やら談笑の風景が有ったようなのですが、それを横目に帰ってきました(苦笑)
2006年4月11日(火)加筆。
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