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クロノス(CRONOS) 1992 [か行の映画]

クロノス.jpgクロノス00.jpg

“ギレルモ・デルトロ監督の長編デビュー作” ですとっ ( ´艸`)

存在してはならなかった。

製作国   メキシコ
ジャンル   ホラー



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ギレルモ・デルトロ監督の長編デビュー作となる異色の吸血鬼ホラー。
16世紀、ひとりの錬金術師によって作り出された金色の奇妙なスカラベ。
「クロノス」と呼ばれるそれは永遠の命をもたらす謎の精密機械だった。
時は流れて現代、骨董屋を営む老人ヘススは売り物の天使像の中からクロノスを発見。
だが手に乗せたクロノスは突然動きだし、ヘススの手に食い込むと長い針を刺し液体を注入した。
一方、不死を得ようと長年クロノスを探していた病床の大富豪デ・ラ・グァルディアは、
甥のアンヘルからついにクロノス発見の報せを受ける。
孫娘アウロラの不安をよそにクロノスの虜となっていくヘススは次第に若返っていくが、
同時に血への渇望も沸き起こっていた……。           (allcinema より)
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上の ↑ チラシを見る限りでは 
イロッポイおねえさんに取りつく×× 的な印象を抱きかねませぬが…? ( ´艸`)
憑りつかれたのは、渋いルックスの初老の男ただ一人!   ん? 二人かな? w

着痩せして見えるお方ですが、脱ぐとそれなりの?ボテ腹だったりしますので!? (爆)
艶っぽいシーンなどは皆無なのです。(苦笑)

それでも、
ダンス教師の妻メルセデスとの愛?が徐々に蘇るところなどは、なかなか良い感じでしたが…!? w

さて、
オープニング・クレジットに流れるのは、時を刻む秒針の音と時を知らせる柱時計の音?

(不気味な音と共にナレーションが・・・)
16世紀の錬金術師ウベルト・フルカネリは宗教裁判所の追及を逃れる為メキシコへ!?

その後ベラクルスの総督御用達の時計師となり、
“持つ者に永遠の命をもたらす” と言う未知の機械 “クロノス” を作り上げた。

・・・400年後、ある建物の天井が崩れ!?
その下敷きとなった奇妙なナリの男が最後に言った言葉は

 “スオ・テンポーレ(時は永遠なり)”

・・・少々おどろおどろしい?描写の後は f^_^; いきなり軽快なタンゴのメロディ♪
骨董屋 “ヘスス・グリス” の世界へと入って参りますが・・・

このヘススを演じるフェデリコ・ルッピが、前述の “髯ジイ” なのですけれど・・・f^_^;
若い時にはさぞかし!? と思われる ( ´艸`) なかなかのダンディ振りです。

ヘススは、立派な住まいに妻のメルセデスと孫娘アウロラとの三人暮らし。
骨董店も、品数豊富な結構な店でしたが・・・。
(看板に漢字で “骨董” と表記が!? w)

ある日、
アウロラとパズルで暇つぶしをしているときに、テーブルに無数のゴキブリがっ!?
アウロラは間髪を入れずに叩き潰していきますが (¬、¬; 慌ててヘススが止めます!

そして、ゴキブリの出所と思われる? 古色蒼然とした “天使像” を調べ始めるのですが・・・

その台座に何かを感じ取り…? 解体して見るとっ
そこには古い布に包まれた金属製の昆虫様のモノがっ ( ̄ο ̄;

その後、その天使像はある男に買われていきます。

翌日、ヘススが行ってみると店は荒らされ放題にっ!?

そして、これ見よがしに? 残されていた名刺には
“アンヘル・デ・ラ・グァルディア” 裏には “We are open all night” と手書きで。

その時、ヘススは、すでに “未知のもの” の虜になっていたのですが・・・(爆)

ソレを、店を荒らしてでも欲しがっている人物に俄然興味が湧き!?
(もちろん、怒りも大いにありますが!(汗))

大事そうに?小脇に “靴箱” を抱え、名刺の住所に訪ねて行くことに・・・!

さて・・・?

私めがギレルモ・デルトロ監督を知るきっかけとなったのは 「パンズ・ラビリンス (2006)」
あの結構なエグ味のある!? 不思議な世界観にたちまち魅せられてしまったのですがっ (汗)

本作は、あの感じにユーモアのセンスも加味されていたような気が致しましたね~ ( ´艸`)
遊び心と言い換えてもよろしいかも? w

その “遊び心” の象徴がロン・パールマン扮するアンヘルでしょうか?
ロン・パールマンと言うと、私的には「ムーン・ウォーカーズ (2015)」なのですが f^_^;
今回は脇役とは言え、相変わらずのユニークな存在感を示しておいででしたね。w
ま、暴力描写を含めて・・・ ということですけれど。(爆)

しかし、やはり一番は子役さんでしょうね♪ (^_-)-☆
アウロラ役のタマラ・サナスは台詞はほぼ一言!?
その一言が重かった!(微笑)

いやー あんなに可愛い子が、あのようなグロの世界を間近に見てしまって・・・
それでも冷静に居られるのは、やはり “愛の力” ということか!?(謎)

独創的な世界観はデビューの時から・・・! (^_-)-☆
ってことで、ギレルモ・デルトロ監督作品、久々に堪能できましたっ w

フェデリコ・ルッピ(ヘスス・グリス)
ロン・パールマン(アンヘル)
タマラ・サナス(アウロラ)
クラウディオ・ブルック(デ・ラ・グァルディア)
マルガリータ・イサベル(メルセデス)
ダニエル・ヒメネス・カチョ(ティト)

監督・脚本 ギレルモ・デルトロ
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コメント 2

あんれに

暑中お見舞いのコメントありがとうございます
5ヶ月が経ちだいぶ気持ちも落ち着いてきました
私の方は至って元気です
by あんれに (2016-08-15 22:51) 

Labyrinth

あんれに さん (^_^)ノ
OH~ お元気で何よりと存じます~♪ レスポンスありがとうございます♪

うちも新盆ですので ^^; いつもより華やかなアレンジのお花を供えております。w

by Labyrinth (2016-08-16 00:59) 

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