生きうつしのプリマ(DIE ABHANDENE WELT/THE MISPLACED WORLD) 2016 [あ行の映画]
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主演のバルバラ・スコヴァが再びタッグを組んで贈るミステリー・ドラマ。
亡き母と瓜二つのオペラ歌手の存在を知り、真相を探り始めたヒロインが、
やがて思いがけない家族の秘密へと辿り着くまでの道行きを描く。
共演は「帰ってきたヒトラー」のカッチャ・リーマン。
ドイツに暮らすしがないクラブ歌手のゾフィはある日、父親に呼び出され、
ネットの記事を見せられる。
そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンと瓜二つの女性が写っていた。
彼女はメトロポリタン・オペラのプリマドンナ、カタリーナ。
エヴェリンとの関係を知りたいという父に頼まれ、ニューヨークへ向かったゾフィ。
カタリーナには会えたものの、気まぐれな彼女に振り回されるばかりで、
なかなか核心に迫れないゾフィだったが…。 (allcinema より)
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「ハンナ・アーレント(2012)」は未見です。
評判の良さから、いずれ観なくちゃな?とは思いますが・・・(;^_^A いつになりますやら? w
さて、お初の監督さんなので、どんなものかしら? と観始めましたところ
ハスキーヴォイスが妙にNice♪なカッチャ・リーマンの歌が気に入り♪ 引き込まれることに…?!
(彼女は「帰ってきたヒトラー(2015)」ではヤリ手のディレクター役でしたね? 未upですが… w)
私めは大いに気に入ったのですけれどもっ
(歌もですが、気怠くて?ユニークな歌詞も魅力的…!? w)
クラブのオーナーは、そんな陰気くさい歌はダメだ と、彼女を即刻クビに!? (¬、¬;
そう若くもない? ゾフィ(カッチャ・リーマン)は、彼氏とも別れ・・・
テンションサゲサゲ?の時に、父に呼ばれて、インターネットの記事を見せられます。
“母と同じ顔をした、メトロポリタン・オペラのプリマドンナ” ・・・ですね。
余談ですが
official website の監督さんの談として
主演の二女優 カッチャ・リーマン と バルバラ・スコヴァは
「“女優”と“歌手”という2つの職業を見事に両立させている稀有な女優」 と称賛しており
もちろん歌もホンモノ と言うワケで… それだけでも素晴らしい♪ と思ってしまう私でしたっ
閑話休題
父の頼みを聞いて、とりあえずニューヨークへ飛ぶゾフィ。(飛行機代も当然父持ち w)
大ホールの後ろの方で、オペラ歌手カタリーナの舞台を鑑賞したゾフィは楽屋を訪ねてみる。
しかし、勝気で我儘な感じのカタリーナは、ゾフィの問い掛けにも、つれない態度・・・!?
ゾフィはそこで出会った、カタリーナのマネージャーというフィリップと親しくなる。
その後、気まぐれなカタリーナに振り回されながらも・・・
ゾフィは、カタリーナの母だと言う、認知症?の入院患者ローザに会う機会を得た。
ゾフィが、亡き母エヴェリンの写真を彼女に見せるとっ
はたしてローザはエヴェリンのことを知っていた!?
その情報を持ちドイツに帰り、父に報告すると・・・
父パウルは、何とも不思議な告白をし始めます。(爆)
この後は、たぶん “伏字” にして、たっぷり加筆致すつもりでございますがぁ ポリポリ (^_^ゝ
今は、いつもの
さて・・・? (-人-; スミマセヌ
ってことで ↓ ここからネタバレ 【9月14日(水)午後に加筆しました。長文失礼!】
ゾフィの父、パウルは精悍な顔つきで、男らしい風貌なのだが、
次男坊だから と言うワケでもないでしょうが w わがままな性格のように見受けられます。
そのパウルが言うには・・・
・・・兄のラルフはいつも私の持っているものを欲しがった!
そして自分がエヴェリンと結婚したとき、彼女のお腹には既に子が宿り・・・
その父親は兄のラルフだと・・・!? (¬、¬;
エヴェリンからは、中絶したと聞かされたが・・・
その時期、彼女がしばらくイタリアへ行っていたのは事実だ!?
ゾフィは伯父のラルフを訪ねてみる。
ラルフは、弟に比べると温和な顔つきで、優男風に見えた。 ^^;
・・・エヴェリンは私を愛していた!
それが証拠に?
ゾフィの母エヴェリンから伯父のラルフへ宛てた手紙を見せられます。
内容はラヴレター!?
・・・彼女は粗暴な弟から私を守るためにヤツと結婚したんだ!
お腹の子はおろした方が・・・ と思ったが、彼女はそうしたがらなかった。
そして、イタリアで女児を出産し、友人のローザに預けた・・・!?
それが、
“メトロポリタン・オペラのプリマドンナ” カタリーナ というわけ?
そんなことがあってから、この老兄弟が顔を合わせる機会があったのですが・・・
何十年ぶりかの再会なのに、感情が高ぶり!? 取っ組み合いの喧嘩へと!? ( ̄ο ̄;
愚か というか、もぉ~ コ・ド・モ (¬、¬;
その後、ラルフとカタリーナの親子対面が実現・・・!
“サゲサゲ” だったゾフィは、カタリーナのマネージャー フィリップと知り合ったおかげで
ニューヨークのクラブで、あの “陰気だ” と言われた曲を歌う機会を与えられて、何とっ オオウケ♪
晴々と、ジャズを歌う彼女は輝きを取り戻し、フィリップとも上手く行くように・・・!?
しかし、
“亡き妻に生き写しのネット上の人物を調べて” と言い出した当の本人のパウルは と言うとっ
未だにエヴェリンの亡霊に悩まされて・・・!? 眠りの浅い日々が続く・・・? ┐(´_`)┌
(一人二役はわかりますし、“生きうつし” を強調したいのもわかりますが・・・
やはり親子という歳の差が具体的に示されないとねぇ ・・・(¬、¬; う~ん 残念!)
ネタバレ ↑ ここまで
ミステリアスな部分が明らかにされますとっ
う~むむむ そんな人生もあるのかな? 等と、驚きと共に納得しちゃったり・・・?(汗)
しかしながら、どーも最後までしっくり来なくて・・・
何故なんだろう?(・_・?) ハテ? と思うのは、バルバラ・スコヴァの存在でございます。(爆)
謎が解明されても、スッキリしない? 不思議現象・・・ ┐(´-`)┌
ま、平たく申しますとっ
ゾフィの母と姉の役をバルバラ・スコヴァが演じているわけですが・・・
う~むむむ (¬、¬; う~むむむ まぁ いいか (苦笑)
そんな訳ですので・・・ (どんな訳だ~? (´0`))
official website にあります “爽快な感動作” というのは当たってないかな? と。(笑)
爽快でもなく感動もしないものでしたが…?(爆)
( ̄д ̄;ギョ とするような面白さもありまして? w それなりに楽しめた作品でした。
・・・カッチャ・リーマンは好みの女優さん ( ´艸`) ってことで、今後も注目です。
監督・脚本 マルガレーテ・フォン・トロッタ
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