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新世紀、パリ・オペラ座(L'OPERA /THE PARIS OPERA) 2017 [さ行の映画]

新世紀、パリ・オペラ座.jpg オペラ座はオペラ (^_-)-☆

最高は、最高に、挑み続ける。
ジャンル ドキュメンタリー

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2014年よりパリ・オペラ座総裁に就任したステファン・リスナーの仕事に密着し、
変革期を迎えたパリ・オペラ座の激動の日々を、舞台裏から見つめたドキュメンタリー。
監督はドキュメンタリーを中心に活躍するジャン=ステファヌ・ブロン。(allcinema より)
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最初から official website を持ちだすのもナンなのですけれど・・・ ポリポリ (・・*)ゞ
監督さんは、参考に? フレデリック・ワイズマン『パリ・オペラ座のすべて(2009)』を観た時
“ガルニエ宮というバレエの世界を見事に自分のものにしていた” と実感したので、
自分がやるなら “オペラ・バスティーユのオペラや音楽を”  と思ったそう・・・。

・・・なので、ちょいと当てが外れた感が無くもない?(笑)

更に、正直言って・・・
冒頭で様々な人たちが出てきて紹介されても、?(・_・?) ハテ?状態・・・(苦笑)

そのうちに、標的は?ズングリおじさんと見える(失敬!)総裁のリスナー氏とわかってきますが
周りからNice♪ な突っ込みをされる等、なかなか面白そうな人間関係のようで・・・? w
にわかに興味をそそられてしまう私でございました。

そのステファン・リスナー氏について・・・
当然とは思いながらも、official website にて、その輝かしいキャリアを知り、改めて吃驚!(汗)

そんな中、興味深いと思ったのは、彼がバンジャマン・ミルピエと電話で話すところでしょうか。
ミルピエが辞めるとか言い出してるがどうなっているんだ!的な流れから・・・ なのですけれどっ ^^;

電話口でミルピエがどう受け答えしているのかはわかりませんでしたが・・・
後にリスナー氏の口から、“彼は振付に専念したいらしい” というような意味の言葉が・・・。

ところで、普段の顔で? 何気なく映っているご出演者たち ^^;
錚々たる顔ぶれ・・・ らしいのですけれど!? (汗)
オペラ等は特に疎い私めには “豚に真珠” はたまた “猫に小判” 的なものだったかも? (笑)

とは言え、やはり “圧倒的に凄い” というのは伝わるものでございます!(汗)
バス・バリトンの人気歌手ブリン・ターフェルの歌唱で 『ファウストの劫罰』 が凄かった!?
これまで知らずに来た(大汗) この作品にも興味が湧いて参りました。  
(因みに 劫罰は ごうばつ 地獄の苦しみを味わわせる罰 だそうです。)

有名な方ばかりでなく
ロシアからオーディションに来ていた青年に注目して追っていたりします。
(歌の場面も何度かありましたが、将来有望かも?と思わせる声量の持ち主でしたね~ ^^; )

“2015年11月13日におきたテロ事件、そして労働法改革に反対するストライキ”
                     (official website より抜粋)

ストライキの影響で公演が幾つか中止になった・・・ 等々
そんなこともありました的なエピソードも、とても興味深いものでしたけれど・・・。

楽器未体験の子どもたちの育成の模様も、各々個性丸出しで? 楽しく観られましたし・・・
更に、陰で支えている多くの人々の映像も散見されたり致しまして・・・
トップから、床掃除に勤しむおばさんに至るまで、丹念に追い続ける穏やかな眼差しを感じましたね。

ともかく、ありのままの姿を見られると言うのは、本当に貴重で、有り難いことだな と思った次第です。

ステファン・リスナー パリ・オペラ座 総裁
フィリップ・ジョルダン パリ・オペラ座 音楽監督 指揮者
バンジャマン・ミルピエ 前パリ・オペラ座 バレエ団芸術監督
オレリー・デュポン パリ・オペラ座 バレエ団芸術監督
ロメオ・カステルッチ 演出家
ブリン・ターフェル バス・バリトン
ヨナス・カウフマン テノール
オルガ・ペレチャッコ ソプラノ
ジェラルド・フィンリー バス・バリトン
ミヒャエル・クプファー=ラデツキー バリトン
ミハイル・ティモシェンコ バス・バリトン
ブランドン・ジョヴァノヴィッチ テノール

監督 ジャン=ステファヌ・ブロン

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末尾ルコ(アルベール)

わたしワイズマンの映画、わざわざBUNKAMURAで観たのですけど、けっこう不満がありました。そしてわたしはパリオペと言えば、もっぱらバレエで、オペラには明るくないのですが、ミルピエがそもそもなぜ芸術監督になったのか、その時点で「?」でした。彼はクラシックの要素がほとんどないコリオグラファーでしたから。案の定、1年で芸術監督の座を降りたのですが、ダンサーたちの彼に対する不満はかなりのものだったようです。  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-03-01 01:32) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
今回の “オペラ座” はオペラとクラシック音楽が主役でしたので、バレエ関係の方はあまり出て来なかったようです?
オレリー・デュポンも、どの人?ってくらいの私なのですが・・・!? (汗)
“ミルピエ” については未知の人でしたが、RUKOさまのご指摘はとても興味深く・・・
今後の参考にさせて頂こうと思いました。 いつもありがとうございます♪
by Labyrinth (2018-03-01 23:16) 

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