５０／５０ フィフティ・フィフティ(50/50) 2011

　“異色” のがん闘病記…   セス・ローゲン故に…？ｗ

人生、あきらめるには早すぎる。

ジャンル　ドラマ／青春／コメディ
時間　100分

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実際にガンを克服したウィル・ライザーが書き上げた脚本を
親友のセス・ローゲンが製作と助演を務めて映画化した感動青春コメディ。
ガンで生存率50％と宣告された真面目な青年が、死の恐怖と向き合いながらも、
ガンさえもギャグにしてしまう不謹慎男の友情に救われ、
前向きに生きる勇気を獲得していく姿を、
過激なギャグを織り交ぜつつも心温まるタッチで綴る。
主演は「（500）日のサマー」のジョセフ・ゴードン＝レヴィット、
共演にアナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン。
監督は「マンディ・レイン　血まみれ金髪女子高生」のジョナサン・レヴィン。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(allcinema より)
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「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019)」のジョナサン・レヴィン監督作品。
何気に魅力的な女優陣に惹かれて… (^_-)-☆　いつになく？ 早めの鑑賞でございます。

しか～し、
セス・ローゲンは…　う～むむ　“柄悪過ぎ” という印象がっ (￢､￢;　ｻﾞﾝﾈﾝ…!? (笑)

冒頭は、海際の道路をジョギングする若い男の姿…。

街に入ると信号で止められ…　足踏み中…　
躊躇なく？ “信号無視” する輩を見て、呆気にとられるアダム…!?
彼(ジョセフ・ゴードン＝レヴィット)は、ふと腰に痛みを覚えて、思わず手をあてがった。

一人暮らしの家には、“彼女” が押しかけ…!? 半同棲状態だったが…？
美しい新人画家のレイチェル(ブライス・ダラス・ハワード)は、だらしがないのが玉に瑕…？ ｗ

アダムが身支度を整え外に出ると、親友のカイル(セス・ローゲン)がクルマでお待ちかね…。
カイルは、口が悪くて、強引で… しかも下品！？　　アダムとは真逆の感アリ…？ｗ
(しかし… 品行方正!?  酒、煙草の類も嗜まぬアダムには、爪を噛む癖が…!?  (￣ο￣;)

そんな二人の仕事場は “シアトル公営ラジオ局”
アダムは、音声の編集係で、緻密且つ丁寧な仕事を心掛けていた…。

・・・ある日、アダムは、病院へ。

男性医師は淡々とした口調で…
「MRI所見では悪性神経鞘腫の疑い・・・etc　etc　etc　　確認のため生検を…！」 　と。

聴き慣れない言葉たちを持て余したアダムが、改めて病名を訊ねるとっ
「悪性神経鞘腫(しょうしゅ)　神経線維肉腫・・・ガンです、君のは非常に珍しいケース…！」 

・・・意識が遠退いていくアダム…！？

「抗がん剤治療で小さくしてから手術に…！」
と言われたアダムが、「治りますよね？」と思わず口にすると・・・

医師は…
「心のケアが必要なら・・・etc  etc」と、はぐらかす…？

・・・アダムは、まずレイチェルに打ち明けた。

次に、親友のカイルに伝えるのだが…
カイルは “彼なり” の応対で…!?　慰め、力付けてくれるのだった。

当然、両親にも伝えねばならず・・・
家に両親に来てもらい、レイチェルを交え、4人で食事をすることに…。

母(アンジェリカ・ヒューストン)は、“出来ちゃった” 告白かと楽し気にしていたのだが・・・。

アダムの話に、レイチェルが “面倒みます” と呼応しても、母は激しく動揺するばかり…！？
(因みに、アダムの父は “自病” のせいか？ 反応がいまいちでした…!? (爆))

そんな折、
アダムは担当医師の勧めでセラピーを受けに行くことにする。

待っていたのは予想外の…！？
若くてチャーミングな研修医？ キャサリン(アナ・ケンドリック)だった。

「・・・論文に使わせてもらうわ…　もちろん匿名で…！」
と、悪びれずに口にする。

そんな彼女に、アダムは初手から “拒否反応” ！？　
手始めのセラピーも、聞き流す態だったのだが…。

さて・・・？

パートナーのレイチェルは、芸術家肌というのか？  f^_^;　それともそんな性格故か…？(爆)
献身的でありたいと思いつつも、行動が伴わず…！？ 
・・・という、 “摩訶不思議” な存在なのですが… (汗)

御贔屓女優ブライス・ダラス・ハワードが若い姿で！？ ( ´艸｀)　頑張って演じておりましたね♪ 
特に、癒し効果＋保護犬を救おう！という観点から “スケルター” を連れて来る所が泣かせます♪

“スケルター” は “レース犬” を引退した子で、フォルム的には あたかも馬場正平さんのよう!? (汗)
細っこい手足に優しい目をしたワンコに、堪らなく愛おしさを感じてしまったのですが…。f^_^;
(正確には グレイハウンド？ ｗ)
アダムにとって “希望の光” 的存在になっていくのが垣間見えて…!?  ホッとしたり…？ ｗ　

また、
夫の病(アルツハイマー)に加えて、息子も “50/50” のがんに…！？
という母親ダイアン役を “存在感たっぷり” に演じたアンジェリカ・ヒューストンは…
“威圧感”？ というか “迫力”？ ( ´艸｀)  流石の？ 貫録に、恐れ入りました。ｗ

何はともあれ (;^_^A
重くなりがちなテーマですが…
一番の魅力となったのは… 　やはり、初々しい研修医？のキャサリンの存在でしたね♪
“彼女との恋の行方は…？” という感心事がなければ、何か別のものになっていたのは必至…？(汗)

マニュアル頼りの “手探り” 的な “セラピー” であっても、患者との応対は常に真摯…!? ( ´艸｀)

アダムとの “距離” を測りながらの、私的な “感情表現” は・・・
時には唐突であったりしながらも…？　とても cute でしたね♪
アナ・ケンドリックの “魅力全開” という感じがっ  (^_-)-☆

また…
ベタベタと近づき過ぎない演出が、Nice♪ と思われました。

何より…！
絶望の淵に立たされたアダムを、フツーに演じたジョセフ・ゴードン＝レヴィットが良かった…！
いざ、その立場に立つと、どのような反応を示すのかは、人それぞれ… と思いますが・・・
程好く “フツー” に演じた彼には、好感が持てました。

また、アダムとの友情を…？
ガラの悪さ、品性の無さで表そうとした “カイル” は、セス・ローゲン自身なのか…？(笑)
ともかく、板についた演技…！？ ( ´艸｀)ﾌﾟｯ　(“照れ” があるやも…？ ですが… ｗ)

ところで、
今回、“抗がん剤投与” の場面は、ユーモラスに描かれていましたが、とても興味深く拝見。
治療完了までの期間は不明でしたが？ 1回の治療には4時間程を要するとか…!?
お仲間数人が並んで座り、談笑しながら治療を受ける様子は、意外でした。(認識不足？(汗))

しかし…
何と言っても、病は病。
ふざけて居るような態でも、ほろ苦さもさりげなく描かれていましたね…。

予想通り と言えばそうなのですが、明るい展望が見えるような幕切れで・・・!?　
傍観者のこちらも、安堵…！ f^_^;

まぁ、殊更 “感動青春コメディ” とも思いませんでしたけれど…？(爆)

chapter(参考までに)
1.私の引き出し？
2.僕 どこか悪いんですか？
3.生存率 50％
4.３人目の患者
5.マカロンいるかい？
6.すげえ ブキミ！
7.浮気してるの？
8.感染はしない
9.車の中でセラピーなんて
10.医療用のハッパ
11.クソったれ
12.ミッチは？
13.ガンの支援グループ
14.神経がプチキレたみたい
15.手術の日
16.途中で目が覚めない？
17.パンケーキを焼いてあげる
18.どうする？

ジョセフ・ゴードン＝レヴィット(アダム・ラーナー)
セス・ローゲン(カイル)
アナ・ケンドリック(キャサリン・マッケイ)
ブライス・ダラス・ハワード(レイチェル)
アンジェリカ・ヒューストン(ダイアン・ラーナー)
マット・フルーワー(ミッチ)
フィリップ・ベイカー・ホール(アラン)
サージ・ホード(リチャード・ラーナー)

監督　ジョナサン・レヴィン

コメント 2

これはだいぶ前に観てますが、いい感じの映画でした。

凄く活躍していたジョセフ・ゴードン＝レヴィットですが、このところはイマイチ目にしてないような。わたしが見のがしているだけかもしれませんが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2020-07-23 04:29) 

末尾ルコ（アルベール）さん (^_^)ﾉ
御出演者のアンサンブルの妙というのでしょうか？
仰るように “いい感じ” …　重すぎず軽すぎずの楽しめる？映画でしたね♪

「スノーデン (2016)」から姿をお見かけしておりませぬが…？
“新コロナ” の弊害もあるのかな？ なんて…？( ´艸｀)
by Labyrinth (2020-07-23 11:59)