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Skin/スキン(SKIN) 2019 [アルファベット・数字で始まる映画]

SKIN スキン.jpg ヴェラ・ファーミガ狙いで…?( ´艸`)

人は、生まれ変わることができるのか。

ジャンル ドラマ
時間 118分
映倫 R15+

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白人至上主義者に育てられ、自身も差別的なメッセージを象徴するタトゥーを全身に入れた
レイシストとなった実在の若者ブライオン・ワイドナーの壮絶な半生を描き
アカデミー賞短編実写賞に輝いた「SKIN 短編」を、
監督のガイ・ナティーヴ自ら長編化した衝撃の実話ドラマ。
主演は「リトル・ダンサー」「ロケットマン」のジェイミー・ベル。
共演にダニエル・マクドナルド、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガ。(allcinema より)
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キャストに、ヴェラ・ファーミガの名が無ければ、スルー必至の作品かも…?(笑)

リトル・ダンサー(2000)」のあの美少年が、こんな事になっているなんて…!? ( ̄ο ̄;
という驚きは、こっちに \(・_\)(/_・)/ 置いといて…  と。

最近の? 感心事に、この手(白人至上主義者)の人たちの正体は何? というのが有ったのですが…
本作のお蔭で、手に取るように良く分かり、溜飲が下がる思いが致しました…!? (汗)
(家出少年を拾い、衣食住を面倒見て、手懐け、私利私欲のために利用… 的な?(¬、¬;)

ん? 溜飲が下がる って…?
いったいどんだけ怒っていたのか?自分…  ?(・_・?) ハテ?

“2003年に米国で発足したレイシスト集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者
ブライオン・ワイドナーが辿った実話の映画化” (official website INTRODUCTIONより)

彼に扮したジェイミー・ベルは、タトゥー姿でも “優男” と申しましょうか?
物腰からも心根の良さが感じられ…   改心?する事に頷ける気がしたのですけれどもっ

エンディングで、“御本人” の面が割れた時?  思わず “緊張” が走る自分がおりました。(爆)
やはり、ホンモノは凄みが半端ないや…  なんて? (汗)

ストーリーとしては、ブライオン・ワイドナーのタトゥー除去手術の進行を軸に・・・
彼の来し方や、 “レイシズムの非道” 、新たな希望となる “ジュリー” との関係 等々
緊張感高めな演出と、俯瞰の映像などを駆使しての魅力的なカメラワークで…!?
最後まで気を逸らすことなく…  淡々と? 展開して参ります。 

冒頭は、暗闇を練り歩く、異様な雰囲気のスキンヘッドの男たち…。
彼らは、反ファシスト抗議を行う人々に、猛然と襲いかかり…! 乱闘に…!?

また、ある日…
スキンヘッドの集団は、森の中に集まり… 壇上のリーダー クレーガーを盛り上げる…!?

クレーガー(ビル・キャンプ)と妻?のシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)はブライオンの養い親で…
ブライオン(ジェイミー・ベル)は、今や “白人至上主義” グループの幹部…!
鉤十字など、差別的なメッセージを込めたタトゥーを纏う、筋金入りの差別主義者となっていた。

クレーガーが「また選挙に出馬するので軍資金を集める」と切り出すと…
すかさず、鋭いヤジが飛ぶ!?

“前回の落選で、プールしていた金が全部パーになった”

クレーガーは語気を荒げて…?  威厳を保つ!?

気分を変えるために、三姉妹によるアトラクション “天使の歌声”?コーラスが始まった。

場違いの出し物に? またしてもヤジが飛び、姉妹たちの母親はすぐさま退去させることに…!
それをフォローしたのがブライオンだった。

その後、
ブライオンは自分が運営を任されているタトゥーショップへ、一家を招いてみる。

シングルマザーのジュリーは、お金のためにアトラクションの仕事を受けたことを悔いていたが
ブライオンとの出会いはまんざらでもなかった…?

ブライオンは、ジュリーと子供たちとの交流で、これまでの自分の人生に迷いを感じ始める。

さて・・・?

“足抜け” が大変なことは想像に難くない…!?

その辺りが見所となっておりますが、やはりドキドキものでしたね~(汗)

特に、ブライオンの “母親” となるヴェラ・ファーミガのさりげない “凄味” は絶品…♪ ( ´艸`)
暴力シーン…  途轍もなく怖いのかな? と覚悟していましたが・・・w
じんわりと攻めてくる方がゾクッとしましたね。(汗)

地味ながらも? 様々な役柄に挑戦し続けるヴェラ・ファーミガに、拍手~♪ 

また反対に…
ブライオンの “足抜け(転向)” を手助けしよう! という人物も現れて…!?

それは意外にも? 反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)でしたが
それまで反目しあっていた筈の二人が秘密裏に行動する姿には、スリリングな味わいが…?(微笑)

ジェンキンスが言うには…

「ヘイト行為を止める方法は3つ
殺すか、終身刑にするか、転向させるかだ」

そして・・・
ある裕福な女性からの申し出があり… 
ブライオンの “タトゥー除去” に資金が提供される という…。

結局、計25回、16カ月に及ぶという壮絶な手術を受けることになるわけですが・・・
繰り返し出てくる身体の一部分の “up” も、痛そうな表情も? 呻き声も?
ラストの彼を見れば・・・!?  (^_-)-☆ 

終わり良ければ総て良し… でしょうかね?

・・・珍しくヒロインのことには触れずに幕と致します。
どうか、何故? というツッコミはナシで…! <(_ _)>

ジェイミー・ベル(ブライオン・ワイドナー)
ダニエル・マクドナルド(ジュリー・プライス)
ダニエル・ヘンシュオール(スレイヤー)
ビル・キャンプ(フレッド・クレーガー)
ルイーザ・クラウゼ
カイリー・ロジャーズ
コルビ・ガネット
メアリー・スチュアート・マスターソン
マイク・コルター(ダリル・L・ジェンキンス)
ヴェラ・ファーミガ(シャリーン)

監督・脚本・製作 ガイ・ナティーヴ

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気が付けば、あっという間に月末ですね~ (;^_^A 早かったわ~
帳尻合わせに? 本日から暫く連続up となりますが…
どうか宜しゅうお頼み申します。 <(_ _)>
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