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リトル・ダンサー(BILLY ELLIOT) 2000 [ら行の映画]

リトル・ダンサー.jpg ジェイミー・ベル デビュー作

僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?

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バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。

1984年、イギリス北部の炭坑町。
11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。
ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。
ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。
教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。
それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。  (allcinema より)
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「ロケットマン(2019)」での好演が記憶に新しいジェイミー・ベル・・・
彼の少年時代を観たくてレンタルしたのに… ん? 誰?この子… てなことで… (汗)
自分でも呆れてしまった次第なのですが・・・(~_~;

ともかく、間違いなく紅顔の美少年ですし…!?
身体の動きは俊敏且つしなやか… 何より子供らしい表情がイイ♪
と、またしても好感度upです♪ ( ´艸`)

1984年のダーラム炭鉱は、今まさにストライキ中。
ビリーの父も兄もそこの労働者だったが・・・
普段は音楽好き?な兄は、今や “急先鋒” 的な存在として目を付けられていた!?

もう一人の家族…
ビリーの祖母は、彼が目を離した隙に徘徊してしまうような状態…!? 

ビリーは、亡き母への思慕の情を、武骨な父に反発することで表したり!?
…もしていたが
父の方針で、“EVERINGTON BOY´S CLUB” に通い・・・
毎回50ペンスを支払い、父から譲り受けたグラブで、不本意ながらも? ボクシングを習っていた。
(ビリーの友達のマイケルも、ボクシングを習わされていたが、嫌々やっている様子が…? w)

そんな折、便宜上?
同じフロアに、華やかなバレエ教室が同居することになるのだが・・・
ビリーはその音楽を聴いていると、血が騒ぐというのか? 身体が勝手にっ!?( ̄ο ̄;

さて・・・?

ここで驚きはっ
咥え煙草でバレエのレッスンをする、ウィルキンソン先生(ジュリー・ウォルターズ) (汗)

立ち姿が何かのぬいぐるみっぽく見えて?(失礼) とても可愛いのですけれどもっ(失礼)
ビリーと踊る姿は、意外と機敏で!?
二人の Nice♪ なコンビネーションに目を奪われたりしましたっ(ウ^_^ソ)

ビリーの家庭環境も鑑みつつ、是非彼の才能を伸ばしてやりたい!という “好意” が素晴らしく♪
夫君が失業中で酒浸り?という事情がありながらの、逞しさ… というか?健気さも素敵でしたね。

そして、頭ごなしに反対するビリーの兄トニーとの対決は、ド迫力の? 見ものでした!(微笑)

また、親としての “意地” がそうさせたのか?
(う~むむ 現実を見据えた結果でしょ… (汗) 台詞にも “炭鉱夫に未来はない” 的なものが…?) 

ビリーのために行動を起こす!父親(ゲイリー・ルイス)の姿も頼もしく描かれていました。
終盤の父子の “戯れ” シーンに思わず熱いものが込上げたり・・・ (汗)

全編を通しての、ビリーの軽やかな躍動感が、何と言っても最大の魅力なのですが…
生まれながらにして “ダンサー!” 的なものが自然に感じられて、好感が持てました。w

ジェイミー・ベルは、その後も着々と演技の幅を広げて!
やや地味ながらも?(爆) 確実な歩みを続けている…  ということでしょうかね?(微笑) 

子役さんは、本当に楽しみですね♪ ( ´艸`) いろんな意味で…?(ニヤリ)

今回もビリーの交友関係でユニークな子供たちが出てきて楽しませてくれましたが… w
子供の世界っていつの時代でも、こんな風なんだろうな~ と? (^_^;

そのリアルでおませなセリフに、時にドキッとさせられたりしてっ  トホホ

コミカルな表現も楽しい♪ 素敵なサクセスストーリーだな~ と感心致しましたが…
監督、脚本家のその後のご活躍を見れば、あ~成程… と納得?w

キャプチャー
1.「コズミック・ダンサー」~ オープニング
2.母さんのピアノ
3.父さんのボクシング・グラブ
4.リトル・バレエシューズ
5.アステアと踊ろう
6.50ペンスのゆくえ
7.「ゲット・イット・オン」!
8.鏡の中のダンサー
9.二つの世界
10.「チルドレン・オブ・ザ・レボルーション」~ 一人の革命
11.バラの咲く家
12.盟友 ウィルキンソン先生
13.リップスティック
14.18歳のビリーへ
15.「ラヴ・トゥ・ブギー」
16.揺れる魂
17.「白鳥の湖」~ 変身の魔法
18.真夜中のミルク
19.オーディションに向けて
20.「ロンドン・コーリング」~ 機動隊来る
21.先生、敵陣へ
22.「悪意と言う街」~ フラストレーション
23.暖炉に燃える炎
24.マイケルの恋
25.クリスマスの夜に
26.バスに乗った父
27.ビリーのために
28.夢に見た場所
29.11歳のすべて
30.鳥のように、電気のように
31.グレイテスト・ジャンプ
32.ストの終わり、子供時代の終わり
33.さようなら先生
34.ダーラムを遠く離れて
35.14年後 ~ 白鳥の湖
36.「ライド・ア・ホワイト・スワン」~ エンド・タイトル

ジェイミー・ベル(“ビリー” ウィリアム・エリオット) 11歳
ジュリー・ウォルターズ(ウィルキンソン夫人) バレエ教室の先生
ゲイリー・ルイス(ジャッキー・エリオット “Dad”) ビリーの父
ジェイミー・ドラヴェン(トニー・エリオット) ビリーの兄
ジーン・ヘイウッド(ビリーの祖母) ビリーの “Mum” の母親
ジャニーン・バーケット(ジェニー・エリオット “Mum”) ビリーの母
ステュアート・ウェルズ(マイケル) 隣家の少年 ビリーの友達
ニコラ・ブラックウェル(デビー) ウィルキンソン先生の娘 ビリーの友達
アダム・クーパー(25歳のビリー) バレエ・ダンサー

脚本 リー・ホール

監督 スティーヴン・ダルドリー

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