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バンデットQ スペシャル・エディション(TIME BANDITS) 1981 [は行の映画]

バンデットQ.jpg デヴィッド・ワーナー狙い♪   テリー・ギリアム監督作品 久々~♪ 

ジャンル ファンタジー/アドベンチャー
製作国 イギリス
時間  103分

Bandits → 山賊・追いはぎ・盗賊

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両親に相手にされない孤独な少年が、
自分の部屋で出会った6人の小人に導かれ時空を超えた旅に出かける。
シャーウッドの森からタイタニック号まで舞台は目まぐるしく変わり、
人物もアガメムノン王(S・コネリー)から巨大な海坊主、悪魔、
はては造物主まで登場する大にぎやか編で、ファンタジーの醍醐味がふんだんに味わえる。
「モンティ・パイソン」一派のT・ギリアムが製作・監督した作品で、
後の「未来世紀ブラジル」や「バロン」に通じる、ダークな雰囲気も味わえる。
現在、入手できるビデオは全長版だが、
劇場公開時には地方での2本立て(「幻魔大戦」)のからみで10分カットされた上に、
作品の本意をないがしろにする編集が行われていた。        (allcinema より)
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デヴィッド・ワーナーが、こんな子供向け?不思議映画に出ていたなんて…!? (;^_^A
いや~ 驚きましたが、むしろ、そんなところにも魅力を感じたりして…?w

更に、監督がテリー・ギリアムと来れば、素通りはできませぬ。(ニヤリ)

ハマりまくりの? デヴィッド・ワーナー ですが…  そろそろ打ち止めかな…? と。(汗)
今回は、究極の悪役? “魔王” という事で…! 自然と期待感も高まりまする…。 (ウ^_^ソ)  

また、思いがけずに…!
シャイニング(1980)」のママ役のユニーク女優 シェリー・デュバルも出ていて、楽しめましたね♪
(ユニークさは相変わらずでしたが? 今回は初めてキレイ♪ と思ったかも…!? ( ´艸`))

“スペシャル・エディション” という事で・・・
“音声” で日本語を選びますと、突然英語になり…! 削除された箇所が手に取るようにわかりました。 
興味深くもあり… こんなにズタズタにされちゃったんだなぁ と哀しい気持ちにもなりました。(汗)

オープニング・クレジットは、意外にも? シンプルで、落ち着いたものでした…!?
(物語の要となる “魔法の?地図” のデザインが、いかにもな感じで!? カッコイイ♪ )

冒頭は、当時の英国の中流家庭?の夜のひとコマ…!?

本を読みながら… いろんなことに触発されて興奮気味に話し出すケヴィン少年。
(歴史もの等に興味津々な? 利発な少年だったが… )
TV番組に気を取られ、子供の好奇心などどこ吹く風?的な態度の両親…!?

やがて父から「もう9時だ…! 寝なさい」と言われたケヴィン少年は、しぶしぶ二階の自室に…。

ウトウトしていると、ベッドの向かいにある洋服ダンスが突然 蹴破られ…!?   ( ̄ο ̄;
そこから、馬に乗った中世の騎士が飛び出して来て…!?  ( ̄д ̄;ギョ
ケヴィン少年のベッドを飛び越えて “どこかへ” 行ってしまう…!
(騎士が消えた壁には “森をバックにポーズする騎士” の絵が貼ってあった…!)

翌朝の両親は、当然 聴く耳を持たず…!? (爆)

その日の夜・・・
今度は何事が起きても “証拠” を掴もうと…!? 準備万端整え… 靴をはいたまま寝ることに…?w

何も起こらないのか… と、ケヴィン少年がウトウトし始めると…?
やがて、洋服ダンスから、6人の小人たちが次々に飛び出して来た!?

物音に気付いて、懐中電灯で照らすケヴィン少年…!

小人たちは彼を “ボス” と勘違いして “言い訳” をし始めるのだがっ
「君たち誰?」と言う少年の声を聴くと、子供だ!? と、一斉に襲い掛かる!?

「出口はどこだ!?」と詰め寄る小人たち。
勢い余って…! 団子状態になり、倒れ込んだ拍子に、偶然 “出口” が明らかに…!?

するとっ
雷鳴が轟き…! 眩い “光” の中から… 顔だけの? “創造主” が現れる…!

「盗んだ地図を返せ」と、創造主が恐ろし気な声で迫って来るとっ
小人たちは大慌てで “壁” を押して “逃げ道” を作り…! 逃亡を図るのだった…!

ケヴィン少年は行き掛り上、仕方なく?  ( ̄ο ̄;
巻き込まれるままに… 小人たちと行動を共にすることになる!?

さて・・・?

その後の冒険譚は、時代も場所も自由自在に変化して、ワクワクするような展開に…!
イイ大人の私ですが、面白過ぎて、心を奪われっぱなしでしたね。 f^_^;

ロケーションが何とも美しく…!
何時か見た景色? と思わぬでも無かったですが…? (^_^ゝ
異国情緒たっぷりな風景は、旅行気分で堪能することが出来ました♪

人物としては、“小柄な” ナポレオンを演じたイアン・ホルムの存在感が凄いな と思いましたが…
やはり、アガメムノン王のショーン・コネリーは、とても魅力的でしたね♪
その他、脇を固める クセ強めな俳優さんたちも…? それぞれ輝く場があり、より楽しめました。

終盤の展開は、予想もつかないような…!? 摩訶不思議なものでしたが…? 
壮大で、見事なフォルムの暗黒城の特徴を活かして、上手く撮ったものだなぁ と感心しきりでした。  

ところでっ
毎度のことでナンですが… f^_^;
DVD特典の “extra” の「テリー・ギリアム監督インタビュー」を面白く、拝聴。
飾らないお人柄が滲み出て…  失言めいたものもあったりして…!? とても楽しめました♪

あの頃は「未来世紀ブラジル」の資金繰りに苦労していた時期で
“一発当てよう” というつもりで本作を作ることに…。

アイデアはすぐに浮かんだ…。

“創造主に仕える者たちが天国での仕事に飽き…
スリルを求めて盗賊となって
タイムホールでいろんな時代へ行く” 

(我ながら?) 素晴らしい♪ ( ´艸`)

ショーン・コネリーの出演は、まさかと思ったが…?
「モンティ・パイソン」が好きだから と言って、オファーを快諾してくれた…!

特殊効果はハンドメイドだ
コンピューターもアニメも使わず、すべてオプティカル
暗黒城も5mくらいの模型を作った

「子供の知性と大人の好奇心に応える」と宣伝した。
お蔭でヒットして「未来世紀ブラジル」を撮ることができた。

・・・こんな感じでしたが f^_^;
語尾に “ワハハ” と入るのは、豪快な性格? それとも、照れ屋のせい?w
いずれにしましても、映画を熱く語る姿は見ていて楽しくなりましたね。(微笑)

“掟破り” のような? 度肝を抜くラストは、賛否が分かれたようですが…!?
私的には、キョトーン状態でした… (^_^ゝ と申し上げるしかないような…? w
驚きはしましたが、呆気にとられただけで…? 嫌な気持ちにはなりませんでしたね。

伏字で ↓ 記しておきませふ w

大冒険を経験したケヴィン少年は、暗黒城に一人取り残され… いつしか煙に巻かれて…!?
咳込んでいるうちに、自宅のベッドに戻っていたことに気付く…?

家は今まさに火事!?  ( ̄ο ̄;
ケヴィン少年は二人の消防士に助け出され、無事に外に出ることが出来た。
家の前では、父と母がみっともない言い争いを…!?

消防士が、これが原因でしょう と言って “トースター” を持ってくるのだが

二人はそれを開けると、“中身” に触ってしまう!?
「触っちゃダメー それは魔王だよー」というケヴィン少年の叫び声を無視して…!

一人の消防士が、消防車に乗る際に、ケヴィン少年にwink♪ (^_-)-☆
それは、かつてケヴィン少年を養子として迎えてくれた “アガメムノン王” の顔だった。

以上 ↑ ラストのネタバレでした。

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.十八世紀の戦場へ
3.ナポレオン大感激
4.義賊?ロピン・フッド
5.魔王の策略
6.アガメムノン王との出会い
7.タイタニックの喜劇
8.人食い鬼の船
9.巨大な海坊主
10.暗黒城へ到着
11.空中牢獄からの大脱出
12.地図奪還
13.助っ人軍団登場
14.創造主
15.魔王のかけら
16.オ・ラ・イ・ナ・エ → George Harrison『Dream Away』の歌い出し “Oh ry in eye ay”

ショーン・コネリー(アガメムノン王)
クレイグ・ワーノック(ケヴィン) 少年
ラルフ・リチャードソン(創造主)
デヴィッド・ワーナー(魔王)
ジョン・クリーズ(ロビン・フッド)
イアン・ホルム(ナポレオン・ボナパルト)
シェリー・デュヴァル(パンジー)
マイケル・パリン(ヴィンセント)
デヴィッド・ラパポート 小人
ケニー・ベイカー    小人 (「SW」ではR2D2役)
ジャック・パーヴィス  小人
マイク・エドモンズ   小人
マルコム・ディクソン  小人
タイニー・ロス     小人
ピーター・ヴォーン
キャサリン・ヘルモンド

監督・脚本・製作 テリー・ギリアム 

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