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ストックホルム・ケース(STOCKHOLM) 2018 [さ行の映画]

ストックホルム・ケース.jpg イーサン・ホーク & 久々のノオミ・ラパス♪ ( ´艸`)

なぜ人質は、
犯人に
味方したのか?

ジャンル ドラマ/犯罪/コメディ
製作国 カナダ/スウェーデン
時間  92分

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人質がいつしか犯人にシンパシーを感じていく“ストックホルム症候群”とよばれる
心理現象の語源となった実在の銀行強盗立てこもり事件を、
「ブルーに生まれついて」のロバート・バドロー監督とイーサン・ホークのコンビで
映画化したクライム・ドラマ。
事件の顛末と人質の心の軌跡を、ユーモアを織り交ぜた軽妙な筆致で描き出す。
共演はノオミ・ラパス、マーク・ストロング          (allcinema より)
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遅くなってしまいましたが、どうにか年内にup~♪ d(≧∇≦)

さて・・・
ブルーに生まれついて(2015)」は、渋~い音楽映画で、大いに心揺さぶられましたが… w

今回は、ジャンルに “コメディ” と入るくらいに?重くならないような配慮があり…!?
これまでピンと来なかった…?(爆)
“ストックホルム・シンドローム” について “膚感覚” で? よく知ることが出来まして…!?
エンターテインメントとしても ( ´艸`) 楽しんでしまいました。(汗)

「“スウェーデン史上、最も有名な銀行強盗事件”として知られる5日間の立てこもり事件
(ノルマルム広場強盗事件)を基にしている。」 (official website より転載)

ん~ それにしても、イーサン・ホーク… なんか凄い…
と、ラスト・シーンで改めて、彼の俳優魂?を強く感じてみたり…!? f^_^;
(ま、平たく言えば、カッコイイ → 普通のおっさん に様変わりしていた ということですけどね)

冒頭は、黒画面…? しみじみとした感じの男女の会話が…。
(それはラストに重なる… ネタバレ?( ´艸`) “ストックホルム症候群” の当事者の声だった…!? w)

何故かボート? 上で、あれこれ変装を楽しむ男の姿…!?
その男(“ラース” イーサン・ホーク)は、やがて広場の前の大銀行に入って行く…。

そして、鞄から、事もなげに銃を取り出し…! 
奇声を発して? 銀行強盗に豹変…!? ( ̄ο ̄;

たまたま近くにいたベテラン行員のビアンカ(ノオミ・ラパス)と
若手女子行員のクララ(ビー・サントス)以外は出ていくようにと、男は言い、皆は出て行った。

男は、“要求” の第一弾として? 収監中の犯罪仲間グンター(マーク・ストロング)の釈放を要求。
対応する警察署長マットソン等は「時間が掛かるが…」と、はぐらかしつつ、対策を練る…!?

しかし、グンターは思いの外 早くやって来た…!
最初は変装姿のラースに気付かず、ピリピリした雰囲気だったが、彼と分かると途端に打ち解け…?
監視カメラの有無など、ラースの “うっかり” をフォローし始める。

そして、そのついでに?
何故か備品室?に隠れていた謎の男エロヴ(マーク・レンドール)を見つけて人質に加えることに…!

こうして、犯人2人 +人質3人 vs “権力者?” の構図が出来上がった。

警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。

さて・・・?

イーサン・ホーク演ずるラースが、少し抜けてるところ等、よりコミカルに描かれますが
そんな親しみを感じさせる人物像をさりげなく描きつつ・・・
政府や警察関係者の非道振り?を炙り出していく という…!?
誠に巧い演出に、すっかりやられてしまいまして… (;^_^A
いつしか、私めもビアンカのように…!?  犯人に親近感を抱くようになっておりました。(汗)

ラースと運命を共にする相棒のグンナー役 マーク・ストロングの “危険な香り” も功を奏して…!
ストーリーに緊迫感と、面白みまでも? もたらしていたものと思われまする…。

それにつけても・・・
ラースとビアンカの “関係” はフィクションなのか? 気になる所ですが…? w
“語源” となるくらいなので、やはり深いものがあったのでしょうけれど… ( ´艸`)
とにかく、“大胆素敵” なシーンで、いつになく? ドキドキしてしまいましたわ w

久々の ノオミ・ラパス これまで見てきた中で、一番イイ女に見えました。(^_-)-☆
しっかり “母” しっかり “妻” を感じさせながらの “女” ですからねぇ♪

若手の行員クララ役の ビー・サントスはお初かと思いますが…?
華奢なビアンカと好対照の? “健康美” の魅力で、とても良いアクセントになっておりましたね。

人命をどう捉えているのか!?
疑問符だらけの “人質救出作戦” !?
はたまた、“犯人憎し!” の感情むき出しの警察署長!?

えぇーっ  ( ̄ο ̄; そんなことまでやっちゃうのぉ

と、唖然とするばかりのクライマックスではございましたけれど・・・(汗)

ラストシーンの会話に、女の深淵さを見て…!? 
複雑な思いが過りながらも、深く感じ入りました…。 (;^_^A

イーサン・ホーク(ラース)
ノオミ・ラパス(ビアンカ) 銀行員
マーク・ストロング(グンナー) ラースの犯罪仲間
クリストファー・ハイアーダール(マットソン) 警察署長
ビー・サントス(クララ) 銀行員
マーク・レンドール(エロヴ) 銀行に紛れ込んでいて人質に…!?
イアン・マシューズ(ハルステン) 警察官

監督・脚本・製作 ロバート・バドロー

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