Away(AWAY) 2019

　奇跡の労作…！ ( ´艸｀)

ジャンル　アニメ／アドベンチャー／ドラマ／ファンタジー

製作国　ラトビア

時間  81分

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ラトビアの若手アニメ作家ギンツ・ジルバロディス監督が３年半をかけて
たった一人で作り上げた長編デビュー作。
アヌシー国際映画祭コントルシャン賞グランプリをはじめ各地の映画祭で数々の賞に輝き
話題を集めた異色のロード・ムービー。
飛行機事故でたった一人生き延びた少年が、偶然手に入れたオートバイを駆り、
謎の巨大な黒い影から逃げながら目的地を目指す冒険の旅を、全編セリフを排し、
独創的な世界観とシンプルかつ幻想的な映像美で描き出す。　　　　(allcinema より)
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official website の Story は・・・

「飛行機事故でたった一人生きのびた少年は、

　森で地図を見つけ、

　オートバイで島を駆け抜ける。

　<黒い影>から逃れて、小鳥とともに。」

というものでしたが・・・
確かに、その通りのストーリーでしたね。f^_^;

何もしゃべらないけれど、“彼” が何を考えているのか？ 確実に伝わって参りました。ｗ
“彼” ばかりでなく、イモリ？やら、小鳥やら、黒猫やら、ゾウさん、カメさんの気持ちまでも…！？
アニメの生物がいとおしく感じられたりして…!? ( ´艸｀)

絵は、とことんシンプルで、素敵な “色” のハーモニーが心地良く…♪
何とも言えない安堵感を覚えたり致しました…!?

時々出て来る正体不明な物体が、見ようによっては “墓石” に見えちゃったり することもあるものの…？
それも、観る側の気分一つで変化するのかな…？ という感じでしたかね？  f^_^; わかるかな～？ ｗ

冒頭・・・
“飛行機事故でたった一人生きのびた少年” は、パラシュートが木に引っ掛かり、失神状態…？
(ググーっとカメラが寄り、のっぺらぼうの顔に “目” が現れた時には、不思議な感動を覚えました… ｗ)

気が付いた少年はもがくものの、一人ではどうにも出来ない…！

そこへ・・・
巨大な <黒い影(目は二つある)> がゆっくり近づいてきて、“モグモグ” やると少年は呑まれて！？
“食道” の様な長いトンネルを転がり落ちると…!?　地上に降り立つことが出来た。

少年は走るが　<黒い影> も付いてくる。

そんな感じで、最初の “ゲート” ？ を潜った少年は “蓮池” ？ に辿り着く。

さて・・・？

ご都合主義的だなぁ　等と思ったら楽しめないので、何が現れても只受け入れてみました。ｗ
きれいな水、新鮮な果実…  くらいは許容範囲… とか言わない…！(≧ｍ≦）ぷっ

リュックを見つけ、その中に “地図(島の)” があり、その通りに行けば “助かるはず” と思うのに、
少年は初め逡巡しまして、勇気を奮い起こすのに少々時間が掛かりましたね…!? ｗ

その後は、見つけたオートバイを駆り、快調に飛ばして♪
観ている我々も、次々に広がる不思議な世界に興味津々でのめり込んでいった… という感じでしょうか？

テクニック的に？ 未熟なのかな？ と、特に思わせられたのは “走る姿” なのでしたが・・・
それも意味がある事なのかも…？ と、ぎこちなさが残る “動き” も “良し” としてしまう自分でした。ｗ

動きの速い、緻密に描かれた日本のアニメに慣れた目には、心地良い “速さ” だと感じてしまいました。

因みに・・・
<黒い影> はあながち敵じゃないのでは…？ と思ったのですけれど、そんな事を言うのは私だけ？(爆)

ところでっ
日本側のスタッフが作ったという “エンディング(クレジット)” は、本作のダイジェスト版？でした。
日本語の歌を聴きながら振り返り見るのも、乙なものでしたね…!? ( ´艸｀)
(でも、いきなり現実に引き戻されるような感じがしたので、乙でもなかったかな？(苦笑))

監督・製作・編集・音楽　ギンツ・ジルバロディス