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ベルリン・シンドローム(BERLIN SYNDROME) 2017 [は行の映画]

ベルリン・シンドローム.jpg テリーサ・パーマー 大胆演技…! ( ´艸`)

この部屋、出口なし。

ジャンル サスペンス/ミステリー
製作国 オーストラリア
時間  116分

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「ウォーム・ボディーズ」「ライト/オフ」のテリーサ・パーマーが旅先で地元の男に監禁され、
戦慄の恐怖を味わうヒロインを演じるオーストラリア製サスペンス・スリラー。
共演は「THE WAVE ウェイヴ」のマックス・リーメルト。
監督は「さよなら、アドルフ」のオーストラリアの女性監督ケイト・ショートランド。

オーストラリアの女性カメラマン、クレア。
ベルリンを旅行中にアンディという英語を話せる青年と出会い、束の間の楽しい時を過ごす。
翌日、偶然の再会を果たした2人は意気投合、クレアはアンディの部屋までついていく。
すっかりいい雰囲気になり、そのままアンディとの熱い一夜を過ごすクレアだったが…。
                                (allcinema より)
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「ブラック・ウィドウ(2020)」「15歳のダイアリー(2004)」「さよなら、アドルフ(2012)」
と観て来て… ケイト・ショートランド監督が手掛けた4作の内の残りの一作となりました。
(私も凝り性だなぁ と、つくづく暇人なことを思い知らされまする? (^_^ゝ トホホ)

本作も、予想通りの “緊迫感” で…!
と思ったのですけれども・・・
肝心のラストに至るまでの一連のシーンに、何だか違和感が…!?(¬、¬;

まぁ素人目線で言えば…  もぅちょい分かり易く描写してもらえたら…! なんてね…?(苦笑)
それが監督の流儀なのでしょうけれど…?
あまりにもスマート…  そして、さりげなさ過ぎ…!(汗)

えっ なになに…? と思っている間に一件落着…! みたいな終結の仕方は不親切かな と。
とは言え、原作も存じませんし、脚本も監督さんじゃない別の方なので…? 何とも・・・(;^_^A

ところでっ
ヒロインのクレア役 テリーサ・パーマーはお初かと思いますが…?
どことなく クリステン・スチュワートに似た面影があり、最初から親近感を感じるなぁ… と。w

ん? まてよ…! ちょっと変だな? という気がして調べましたら… なんとっ
「魔法使いの弟子(2010)」から始まって、すでに数本観ているではありませぬか~ orz ガックリ
(毎度のことでお恥ずかしい限り…!(苦笑))

また、余計な事でナンですけれど… (^_^ゝ
テリーサ・パーマーの “夫” というのが マーク・ウェバー
Mark Webber アメリカ人俳優、脚本家、監督なんですと…。
トッド・ソロンズ監督「ストーリーテリング(2001)」の後半に出て来る “ぼんくら兄ちゃん” です。

ところが、検索しましたら同姓同名でも有名な方の? レーシングドライバーが出てきました。
それだけのことなんですけれど… へぇぇ (´0`) と思ったので、一応… ね。(笑)

閑話休題

テリーサ・パーマーは、大胆素敵な演技で、惜しげもなく・・・
って、最近そんなことばかり書いているような気もしますが…? (^_^ゝ ポリポリ。
やはり美しいものは書き記しておきたくなってしまいます。(“美” は儚いものですからね… w)

彼女が気に入ってしまったので…! ( ´艸`) 追っかけようかな~ と思い始めています。(笑)

冒頭は…
若い女性のバックパッカーが、地下鉄の駅を出てベルリンの街に踏み出す…  所から。

彼女… クレアは、安宿に落ち着くと、窓から見える向かいのビルの一角に注目…!?
早速、人影のない(に等しい?)ビルを屋上まで登り…!
そこで酒盛りをするグループに声を掛けられると、躊躇なく仲間に加わるのだった。

明け方になると、カップルが次々と帰ってしまい・・・
一人取り残されたクレアは、カメラを取り出して… 今輝き出した朝日を入れて、カシャカシャカシャ

宿に戻って一眠りすると、共同の風呂場でシャワーを浴び着替えてから、また街へ繰り出す。
女の子らしい?買い物をして、ブラブラと街を流しながら… 
気に入った風景を見つけると、カメラに収めたりする。

古本屋で、しばしエゴン・シーレの画集に見入っていた彼女が、外に出て信号待ちをしていた時…
近くで、ある男性が手にしたものをバラバラと落としてしまった事に気付く…!?

・・・拾うのを手伝おうとした事から、会話が始まった。

流暢な英語で親し気に話し掛けて来る男性は、持っていたイチゴを彼女に勧める…!?

クレアは、建物の写真を撮り溜めて写真集を出版するのが夢…  という話まで引き出され…!?
別れ際に名乗り合った後… 両頬にキスまでされることに…!? ( ̄ο ̄;

別れ難い気がしたクレアは、アンディが口にした “シュレーバーガルテン” について質問を…!
すると彼は「英語には訳し難い」と言い、実際に現地を案内してくれることになる。

鄙びた感じの “ガーデン” を歩きながら・・・

クレアは問われるままに…?
不動産会社で写真を撮る仕事をしていた事…
自分も(旅の)経験をしたくて、“部屋を引き払って”  チケットを買った事…  等々 口にする。

アンディは「勇気があるね」と。

彼のクルマで宿まで送ってもらい、「上でお茶でも」と誘うクレアに・・・
アンディは「あいにく約束が…!」と、案外つれない事を言うのだった。

翌日、宿を引き払って、バックパッカーの姿になったクレアは、自然と古本屋に足が向く。
すると、店の奥のテーブルにアンディが座り、“エゴン・シーレ” を観ているのだった…!

さて・・・?

監禁された…! と気付いてからのクレアに対する “扱い” が、何とも…!? (汗)
(具体的には書けませぬが… 男の手慣れた感じが “恐怖” を助長しますです…? (¬、¬;)

また、 “監禁男” アンディはクレアに渡すプレゼントに添えたカードに…
「To me you are Perfect!(君は僕にとって完璧だ!)」と記します。

美しさ、カッコ良さ 等々 確かに完璧…! と思える彼女でしたけれど…。(扱い難さは別として…? w)

そんな彼女を愛する時、どんな行為も禁忌は無し!? と思われるアンディなのでしたが・・・

職場の同僚(彼に気がある?)が、マグカップを(わざと?)間違えて使った時…!?
アンディが… 私物に触れられるのも嫌悪…! という風情なのに…?
彼女は、そんな事は意に介さず? 洗って返す瞬間に腕時計の上から彼の手を握っちゃう…! という…

その時のアンディの表情といったら… 何をかいわんや…  ですね? (汗) 
(彼の気持ちも分るような…?( ´艸`) でも、潔癖症的なシーンを入れるのは面白いと思いました…)

ともかく、アンディは始終 “理想の女” を求めてアンテナを張っている “エゴイスト” !?
家にクレアを閉じ込めて、自分はジョギングに汗を流す… 的なシーンが繰り返し出てきます。

控えめな?紳士風を装ってはいますが、ちょっと眼つきが違っていましたね…!?  (¬、¬;
(ま、父も教師で、母と離婚して一人暮らし… アンディは父親想い という一面も描かれますが…)

そんなことも、あんなことも、監禁されてからクレアが身をもって知ることですけれど…。(汗)

緊縛を解かれるようになったクレアは・・・
彼の留守中に、部屋の各所で “女っ気” のするものを発見する…!?
しかし、問われたアンディは “以前居た女の存在” など全面否定…!

クレアは、恐怖と憎悪の気持ちが募って行くのに・・・
放ったらかしにされたり… の?  “心細さ” も手伝って…  彼と “恋人同士” のような行為も…!?

・・・という、不安定な心理状態が、繊細なタッチでさりげなく描かれるのですけれどもっ

しかしながら…
タイトル “ベルリン・シンドローム” の意味がイマイチ ピンとこない私でした…!?  (¬、¬;
(不勉強過ぎですかね…?(汗))

ラストの “ケリの付け方” の描写が “アッサリ” なのも、どうしても引っ掛かります… (まだ言う?w)

・・・ “目には目を” 的なのは、一見穏やかながら…?
よくよく考えれば空恐ろしい事かも…。 (汗)  (ネタバレ御免 w)

まあ、私的には、恐怖もエロも そこそこ楽しめて、大満足でしたけれど…? ( ´艸`)ププ

チャプター(参考までに)
1.出会い
2.生家へ
3.アンディの部屋
4.監禁
5.拘束
6.フランカ
7.アンディの不在
8.クリスマス
9.アルバム
10.事件
11.露見
12.エンディング

テリーサ・パーマー(クレア) バックパッカー 
マックス・リーメルト(“アンディ” アンドレアス) 教師
マティアス・ハービッヒ(エーリッヒ) アンディの父
エマ・バディング(フランカ) アンディの生徒
エルミラ・バーラミ(ヤナ) アンディの同僚
クリストフ・フランケン
ルーシー・アロン
ロッテ ジャックラッセルテリア アンディの父親が飼っていたワンコ

原作 メラニー・ジューステン『Berlin Syndrome』
脚本 ショーン・グラント

監督 ケイト・ショートランド

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