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リスペクト(RESPECT) 2021 [ら行の映画]

リスペクト.jpg お名前だけは…  の アレサ・フランクリン… ?( ´艸`)

この歌声は、世界の心をふるわせる。

ジャンル ドラマ/伝記/音楽
製作国 アメリカ
時間  146分

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「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソンが
伝説的女性シンガー、アレサ・フランクリンを演じる音楽伝記映画。
子どもの頃から圧倒的な才能に恵まれながらも、私生活では苦難の連続だった若き日々に焦点を当て、
自由を求めたアレサの葛藤と戦いの半生を通して彼女が名曲の数々に込めた強い思いに迫っていく。
共演はフォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジ。
監督は舞台演出家として活躍し、本作が長編映画監督デビューとなるリーズル・トミー。

牧師の父の下、幼いころから教会などで歌を披露し、天才少女と謳われたアレサ・フランクリン。
やがてレコード・デビューを飾るも、なかなか自分の歌を見つけられず、
ヒットに恵まれない日々が続く。
そんな中、かつて父に交際を反対されたテッド・ホワイトと再会するアレサだったが…。
                                                                             (allcinema より)
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ず~っと以前に新宿の東京厚生年金会館だったかと思いますが、ゴスペルのミュージカルを見ました。
当然?タイトルは失念… 出演者は黒人さんばかり… というのが印象強烈と記憶しています… (汗)
何故チケットを求めて見に行ったのか?今となっては謎ですけれど…?(苦笑)
ラスト… 舞台上に…
正に “鈴生り” と言った感じの? “勢揃い” での大合唱には、まじで圧倒されたのですが…! ( ̄ο ̄;

…とここまで来て、ハタと気付き…!(^_^ゝ 詳しくはこちらで → 「ドリームガールズ(2006)」

・・・あの時の “総毛立つ” 感じが蘇りました…!? 
しかも、一人の女性の歌声で…! (微笑)

アレサ・フランクリン… 
名前も顔も… “フリーダム♪” のメロディも知っていました…。 (ラストに本人を見て気付く…? ポリポリ)
これまで別段、好んで聴く というような事はなくて… 今回も何故見に行ったのか謎ですが…?(ウ^_^ソ) 

cute♪ なジェニファー・ハドソンが “強い” 女性 “アリィサ” を、とても魅力的に演じておりましたね♪
(アレサご本人からのオファーだそうで…! アレサのショーの “前座” も認められたという間柄…?)

それにしても、“宝(?)” を持つが故の苦しみ とでも申しましょうか?
“餌” に群がるハゲタカ とまでは言わないまでも?(^_^ゝ 当てにする輩が放っておかない…!?
それは父親だったり、ご亭主だったり…?(爆)
(official websiteには「尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切り…」と格調高い文章で… (大汗))

その辺り…  実に赤裸々に描かれておりまして・・・
彼女の “やるせなさ” や “悲しみ” “怒り” etc がひしひしと伝わって参りました。
音楽面だけでなく、ドラマとして見ても本当に素晴らしいもので、見所満載といった感じでした♪

冒頭は… ベッドで “おねむ” 中の10歳の “アリィサ”
父に連れられ下に降りると、大勢の客たちの大歓迎の中…! 子供らしからぬ迫力の歌声を披露…♪

・・・そんな彼女が部屋へ戻ると、若い男が言葉巧みに入り込み…!?  ( ̄ο ̄; エッ

アレサたち姉妹には、別居している母の元へ会いに行ける日があった。
(クルマで迎えに来た母に娘たちが飛びつくのを、微妙な表情で見つめる姑(祖母)…?)

・・・並んでピアノを弾きながら歌を歌う母に、アレサは憧れと、心の安らぎを覚えるのだった。

ところが、程なく母は急逝…!
大ショックのアレサは、茫然自失…!?
歌はおろか言葉も出ない日々が続く…。

牧師の父は・・・
“説教” に花を添える役割を担うはずのアレサの “現状” に苛立ちを隠そうとはしなかった…!?

父の友人でゴスペル歌手でもあるジェームズ・クリーヴランド師の言葉に力付けられたアレサは…
その後、どうにか教会で歌う事が出来るように…!

・・・成長したアレサ(ジェニファー・ハドソン)は、十代にして二児の子持ちに…!?(爆)
(父は何かあると「“悪い虫” が居るせいだ」と言う言葉を彼女にぶつけていました… (悲 & 怒))

父に同行して、公民権運動の集会等で讃美歌を披露するアレサ・・・

アフリカ系アメリカ人公民権運動のリーダー マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとも交流があり…
意義深い話に感化されたのか…? アレサは自立への気持ちを意識するようになる…!?

そんな頃、デトロイトの自宅でのパーティーで、ある男性との運命の出会いが…!?
テッドは地元の音楽プロデューサーで、二人は好い感じになったのだが… 父が頑として許さず…!

その後・・・
ニューヨークにて、コロンビアレコードの社長ジョン・ハモンドと会い、契約の運びに…!
こうして、父親をマネージャーに… 
“アレサ・フランクリン” は目出度くプロとしてデビューすることになったのだが・・・

レコードを出しても、ヒットには至らず…!?
「ヒット曲が欲しい」が彼女の口癖に…?(苦笑)

そんなある日、ステージ上からダイナ・ワシントンの姿を認めた “アリィサ” は・・・
先輩歌手に敬意を込めて…! ダイナの持ち歌を歌うのだが… これが予想外の怒りを買うことに…!?

しかし、楽屋でしょげているアレサの前に現れたダイナは、神的な(?)アドバイスをくれる…!?
それは… 
“他者から押し付けられたものでなく、自ら信じる歌を…!” というような内容だったが…。

これを機に、父に抵抗を試みるも、見事な平手打ちを食らうアレサだった。

失意の彼女は、ある日テッドと再会することに…。

さて・・・?

アレサは父の家を出て、テッドがマネージャーとなり仕事をこなしながら… 後には結婚を…!
しかし何も変わらない…? 
彼女を支配しようとするのが “夫” になっただけ という状態…!?

大きな転機となるのが…?
アトランティックレコードのプロデューサー ジェリー・ウェクスラーとの契約でしたね。

彼の勧めで訪れたアラバマ州マッスル・ショールズのフェイム・スタジオで・・・
思いの外フィーリングの合う白人のミュージシャンたちと出会うことに…!
(“彼ら はスワンパーズと呼ばれた” とofficial website に…!)

テッドは、“白人” ということに強い抵抗を示して…!? 田舎だの何だのと難癖をつける…。

ところが、“アリィサ” は彼らと “和気藹々” と言った感じで、曲作りに熱が入る…!? (^_-)-☆
(テンポの良い描写、活き活きとした “アリィサ” に高揚感を覚えずにはいられない… ♪)

『I Never Loved a Man (the Way I Loved You) (貴方だけを愛して)』は初のヒット曲となる♪

オーティス・レディングのオリジナルを姉アーマと妹キャロリンの “快活な” コーラスで盛り上げた…!?
タイトルの『Respect(リスペクト)』の出来上がるまでの楽し気なシーケンスも素敵でしたね~ w

こうして、どんどんと のし上がり、“伝説的歌姫” となっても、私生活では…!?
という…? 
晩年の?荒れた暮らし振りまで、余すところなく…?  描かれる…! と言った感じでしょうか?

スピーディーだけれども、雑な感じは受けず…!? 
ふとした瞬間に、とても効き目のあるワンカットが入ったりして…! 感心しきりな私めでございます。
(例えば…? 忘れた頃に写った… 幼いアレサのお腹が異様に膨れている…!? とか? (¬、¬;)

何はともあれ、無知な私めにも彼女の “息遣い” が感じ取れるような佳品と思ったのですけれども…!

ラストに出て来たライブ映像に・・・ 
ホンモノはもっと凄い…!  …と思わず唖然 (´0`) の自分でございましたっ (汗)

(迫力とか? ゴージャス感?  まぁ、改めて吃驚… みたいな…? ( ´艸`))

う~むむむ (¬、¬; ここはやはり…?
「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン(2018)」も観るべきかしらん…?(微笑)

そしてついでに…?
「ブルース・ブラザース(1980)」や「ブルース・ブラザース2000(1998)」も観るべき…?w

ところでっ
本作の監督さんは黒人女性なのですね~ 
最近は女性監督の佳き作品を見る機会が少なくなくて…? 何気に嬉しい私めでございます。

ジェニファー・ハドソン(アレサ・フランクリン) 伝説的歌姫
フォレスト・ウィテカー(C.L.フランクリン師) アレサの父 牧師
マーロン・ウェイアンズ(テッド・ホワイト) 音楽プロデューサー アレサの夫
メアリー・J・ブライジ(ダイナ・ワシントン) ベテラン歌手
オードラ・マクドナルド(バーバラ・フランクリン) アレサの母 ゴスペル歌手
タイタス・バージェス(ジェームズ・クリーヴランド師) 父の友人 ゴスペル歌手
マーク・マロン(ジェリー・ウェクスラー) アトランティック・レコード プロデューサー(白人)
スカイ・ダコタ・ターナー(幼少期のアレサ)
ヘイリー・キルゴア(キャロリン・フランクリン) 妹
セイコン・セングロー(アーマ・フランクリン) 姉
ヘザー・ヘッドリー(クララ・ウォード)

監督 リーズル・トミー

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lequiche

アレサ・フランクリンのベスト盤を買おうと思っていたんですが、
この作品も良いみたいですね。
彼女が亡くなったとき、
ピーター・バラカンさんが絶賛していました。
https://www.youtube.com/watch?v=i-jklntW5d4
by lequiche (2021-11-24 00:58) 

Labyrinth

lequiche さん (^_^)ノ
動画を拝見しましたが、ピーターさんの “大好き” が伝わって来ましたし、とても勉強になりました。
ありがとうございます。この映画も素敵ですので lequiche さんも是非…!(^_-)-☆
by Labyrinth (2021-11-24 01:35) 

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