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ブルー・バイユー (BLUE BAYOU) 2021 [は行の映画]

ブルー・バイユー.jpg アリシア・ヴィキャンデル目当て♪ ( ´艸`)

家族と共に暮らしたい。
ただ、それだけ。

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ  
時間  118分

BLUE BAYOU → ミシシッピ・デルタ等低湿地に見られる小川
「ブルー・バイユー」作詞作曲ロイ・オービソン & ジョー・メルソン

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韓国系アメリカ人のジャスティン・チョンが監督・脚本・製作・主演を務め、
アメリカの移民政策に翻弄されるある一家の運命を描いたドラマ。
共演に「リリーのすべて」のアリシア・ヴィカンダー。  (allcinema より)
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アリシア・ヴィキャンデルがご出演でなかったら、見ることもなかったタイプの映画。(爆)

何よりも、私めの好みでない “タトゥー” を生業としている男の話なので・・・
(佇まいも… 総刺青風?ですし、ノリも今時のラッパーのよう…?(苦笑))

感情移入 等という事は起らないだろう と予測していましたが… ラストは泣けました。(汗)
最近は “泣けた” という話ばかりでナンですが・・・(^_^ゝ

本作は “国際養子縁組” で異国に渡った子の、その後…? がテーマ。
(エンディングでは、数名の顔写真と名前が出され、韓国に限らない旨が謳ってありましたが…?)

世事に疎いとは言え… 「ハーグ条約」というのも身近に感じたことがなくて・・・。(大汗)

冒頭は、桃色…? 幻想的な水辺の風景・・・
それは韓国系アメリカ人アントニオ(ジャスティン・チョン)の “記憶” の世界…!?
(時々ふっと現れる 東洋風の顔をした “若い女” は、彼の母親なのか…?)

アントニオは、3歳の時に養子としてアメリカの家庭に迎えられたが・・・
今は、身重の妻キャシー(アリシア・ヴィキャンデル)と連れ子のジェシーとの3人家族。

・・・バイクが大好きで、それ繋がりの?仲間もいる…。

タトゥー店で場所を借りての仕事はあるが、“場所代” も払えずにいるくらいなので…?
職安で「何でもします」と頼み込むものの、前科がある との理由で叶わず…!?

妻のキャシーは看護師だが、今は休職中…?

アントニオは、キャシーが超音波検査でお腹の子の性別を見て貰うという病院へ、遅れて着く…。

“女の子” と分かり、キャシーは嬉しそうだったが・・・ 
付き添っていたキャシーの母親は、彼を無視するかのような態…!? いつものこと…?

病院内の自動販売機で・・・
ジェシーがアントニオに…  商品が出て来ない…!? と騒いでいる時に…?
二人の様子を見ていた東洋系の女性が、思い切った “荒業” でポンと出してくれる!?

彼女(リン・ダン・ファン)はパーカーと名乗り、アントニオに親しみの眼差しを向けた。

小学生のジェシー(シドニー・コワルスキ)は母親似の美少女・・・
何故か? 実の父エース(マーク・オブライエン)を毛嫌いし…? アントニオに懐いているのだが…
今度生まれてくる子にアントニオの愛情が全部注がれるのでは…?という “不安” を口にする…。

エースは、元妻のキャシーに度々電話で連絡してきては、ジェシーに会わせろ! と急き立てる。

そんな折・・・
スーパーマーケットで、家族3人… いつものように買い物をしていると…
警ら中の、警察官のエースと、相棒のデニー(エモリー・コーエン)に遭遇…!?

話し掛けるエースを、ジェシーが嫌がり、後ろに隠れてしまうので…!
アントニオらは穏便に立ち去ろうとしたのだが・・・
血の気の多い?デニーが威光を笠に着て…!? ちょっかいを出し… 大ごとに…!?

・・・アントニオはその場で逮捕されてしまう。

キャシーはどうにか工面して保釈金を支払い、彼が出て来るのを待っていたのだが・・・
アントニオは留置場にはおらず…? 移民局に移された… と教えられるのだった…!?

アントニオはその後、釈放されるのだが・・・

さて・・・?

official website introduction より抜粋

「自身は知る由もない30年以上前の書類不備で、国外追放命令を受け・・・」
「アメリカの移民政策で生じた法律の “すき間”に落とされてしまった」

アントニオは、キャシーと一緒に専門の弁護士を訪ねてみる。
すると、“市民権” の無いアントニオの選択肢は二つだと言う…!?

命令を受け入れて韓国へ戻るか…
または、法廷で闘うという手もあるが、負ければ二度と米国の地は踏めなくなる というのだ…。
(闘うにしても費用として、取りあえず5000ドル用意しなければならない… とも…?)

アントニオは腹を括り…! 人通りの多い所で “タトゥー” の宣伝チラシを配り始める…。
すると、いつか病院で出会った東洋系の女性… パーカーが声を掛けて来た。

タトゥーをいれてみたい…
と言う彼女は、長髪のカツラを取って坊主頭を晒し・・・ 自身の病状を告白…!?

アントニオは彼女の希望通りに “睡蓮” を彫ってあげたものの… 
ついに料金は受け取らなかった。

パーカーは、近々家で開かれるというパーティーに誘ってくれるのだった。

後日、アントニオは、キャシーとジェシーを連れてパーティーにお邪魔する。
バンドが入っての、広々とした場所でのガーデンパーティー・・・

東洋人ばかりの中で…? 白人美女のキャシーは目立ったのか…?
御指名を受け…!? 舞台に上がった彼女は「BLUE BAYOU」を歌い出す♪

アントニオは、ベトナム難民だというパーカー一家の “歴史” に感懐を覚えるのだった…。

(二度目の)さて・・・?

言葉足らずで誠に申し訳ないのですが… (;^_^A (ネタバレ回避の為に必死に我慢していますw) 
私めが気になるのは…?

アントニオのバイク仲間が考える…  “今俺たちに出来る事” の是非…!? ( ´艸`)

子供の頃の “痛み” を思い出したくなくて…!? (すでに封印していた過去だから…?)
何の他意もなく、キャシーに付いてしまったウソ…

等々…?

それら “未熟さ” (と思いたいが…?w)を、ストレートに表現しているのは悪くないと思いつつ…
やはり、よくわからんなぁ というのも? 無きにしも非ず…  だったような?  ポリポリ。

それでも、前述のように… ラストシーンに、涙せずにはいられない私めでございました。w

ともかく・・・
アリシア・ヴィキャンデルの渾身の演技も、歌も、Nice♪ でしたけれどっ
何より “連れ子” ジェシー役のシドニー・コワルスキが可愛くて、素晴らしいのです♪

あの子から、あんな表情や台詞回しを引き出したのは…!?
ひとえに、ジャスティン・チョン監督の手柄…? ( ´艸`) それとも天賦の才…?

渋い映画ですので、万人向けではないと思われますが・・・
お目に留まりましたら、ご覧いただくのも一興かと…?

ジャスティン・チョン(アントニオ・ルブラン) 刺青師?
アリシア・ヴィキャンデル(キャシー・ルブラン) アントニオの子を身籠る 妻
マーク・オブライエン(エース) キャシーの元夫 ポリス
リン・ダン・ファン(パーカー) がんを患う女性
エモリー・コーエン(デニー) ポリス エースの相棒
シドニー・コワルスキ(ジェシー・ルブラン) キャシーと前夫エースとの子 
ヴォンディ・カーティス=ホール(バリー・ブーシェ) 黒人の弁護士

監督・脚本・製作 ジャスティン・チョン

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お散歩爺

「家族と共に暮らしたい。ただ、それだけ。」
ロシアに攻撃されてる今のウクライナ人と同じですね。
by お散歩爺 (2022-03-15 16:27) 

Labyrinth

お散歩爺 さん (^_^)ノ
仰る通りですね。
毎日ニュースの時間を苦痛に感じています。
でも見続けておりますが…!
by Labyrinth (2022-03-15 23:28) 

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