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リコリス・ピザ(LICORICE PIZZA) 2021 [ら行の映画]

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ポール・トーマス・アンダーソン監督作品   クスクス笑い♪ ( ´艸`)

この出会いは運命

ジャンル 青春/ロマンス
製作国 アメリカ
時間  134分

タイトルの「LICORICE PIZZA」とは・・・
カリフォルニアにあるレコードチェーンの店名らしい… 『Licorice Pizza Records』

あるいは…?
LICORICE PIZZA  → 頭字語 L.P. “LP (long-play) レコード” のユーモラスな解釈
リコリス菓子というのがありまして…  それは黒い “渦巻き型” で、レコードの外観に似ている…!?
因みに リコリスはスペイン甘草のこと。

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「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の名匠ポール・トーマス・アンダーソン監督が
1970年代のハリウッド近郊の街を舞台に、年上の女性に恋した青年の瑞々しくもままならない
恋愛模様を、実在した人物やエピソードを散りばめつつノスタルジックに描いた青春ラブストーリー。
主演は三姉妹バンド“ハイム”のアラナ・ハイムと、アンダーソン作品の常連だった
故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマン。
ともに本作がスクリーン・デビューとなる。
共演にショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー。  (allcinema より)
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まず最初に字幕翻訳 松浦美奈さん でした。(^_-)-☆

“故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子” のデビュー作!? 
ということだけ頭に入れて…! 観始めたのですけれど・・・

ん? これは長い事お蔵入りになっていた作品かしらん?
と変な錯覚をしてしまう程クラシック風味でしたね!? (;^_^A

時代考証がしっかりしている? だけではなく、出演者自体が古く見えました。(言い方悪いけど… w)
ブラッドリー・クーパーが出て来て、ハタと気付いた次第です!? (^_^ゝ 相変わらず鈍過ぎ~ w
(ショーン・ペン以外はほとんど知らない人…! しかもフツーの人に見えてしまいましたっ (苦笑))

ヒロイン アラナを演ずるアラナ・ハイムは、音楽に疎い私めは当然お初だったのですけれど・・・
自然体の熱演 とでも言うのでしょうか? ともかく、行動派の彼女に惹かれっ放しでした♪

運転免許がどうなっているのか? ?(・_・?) ハテ? ですが、トラックを運転するシーンは正に圧巻…!
オイオイ 大丈夫かぁ  ( ̄ο ̄; とハラハラし通し…!   でも!? アラナ ○(>_<)○  カッコイイ~♪

アラナに恋する年下男子ゲイリー役のクーパー・ホフマンは、全身からの印象がまろやかで好し♪
(変な話…? 新鮮な二人からは “胡瓜&トマト” 的な瑞々しさが感じられました!? ( ´艸`))

年の差カップルに様々な試練が…?
って程じゃないですけれどっ 

ともかくそんな二人を “肴” に…? (;^_^A
監督がやりたいことを、やりたいように…? 撮っちゃいましたっ  という所がツボでしたね♪

時として?無茶させるなぁ (´0`) と思わぬでもなかったですが・・・
すべてが事実のようでして…?  何だかリアルに面白い…!?(ウ^_^ソ) 
(面白いと言うよりは? あ~ そうなんですね~ という感じでしたかね? w)

創造ではない “エピソード” の数々・・・
後で知ればっ あ~成程 という…? 登場人物を事前に知っておけばもっと楽しめたかも…? 
と悔やまれる思いもありますが? だからと言ってねぇ…  (;^_^A

また観てみるか? それとも、後でDVDでも見てじっくりと楽しむか…? でしょうか? (笑)

因みに、ゲイリーのモデルとなった人物は監督の友人…? ゲイリー・ゴーツマン
活躍中のプロデューサーであり、起業家でもあったそう…!(エンディング・クレジットに名前が…!)

冒頭は… 1970年代… ハリウッド近郊サンフェルナンド・バレー。
高校生のゲイリー・ヴァレンタイン(クーパー・ホフマン)は子役として活躍していた。

ある日…
高校での写真撮影のためにカメラマンアシスタントとしてやってきたアラナ(アラナ・ハイム)は
順番待ちで列をなす子たちに向けて「コーム?」「ミラー?」とビジネスライクに声掛けを…!

すると、そんな彼女を偶然見かけたゲイリーは、たちまち一目惚れ…!? ( ̄ο ̄;

ゲイリーはすぐに猛アタックを開始するが・・・
25歳のアラナとしては、最初は “坊や” のゲイリーの押しの強さに閉口気味…!?

それでも根負けし…?
やがて食事の誘いを受け入れるのだが・・・

さて・・・?

実は…
もっと楽しめるかな? と、また観に行ってきましたっ ( ´艸`) (ロハで見られたので…!(笑))
やはり、見方が違うと印象も強くなるものですね~ w 
誰?このおばはんは? とか、思ってたのが信じられないくらい…?(苦笑)

また…
唐突に感じたエピソードの数々でしたが、落ち着いて見れば微妙な繋がりがありましたね。
流石ポール・トーマス・アンダーソン監督 そつがない…!(≧m≦)ぷっ

これで裏に織り込まれたものが何か?ピンとくる程の知識が私に有ればもっと楽しいのでせふね?
でも、トリビア的なものがわからなくても、十分素敵な “恋模様” でしたよ。(´-`).。oO

“疾走感” は若さの証…!? 
15歳のゲイリーも25歳のアラナも良く走ります♪ 
直ぐに走り出す感じは、観ていて “羨望” だったかも…!(;^_^A

母親と伍して働いてきたゲイリーは、“金儲け” と言うか? ビジネスセンスに長けているのかな…?
反対に、ユダヤ系の家庭に育ったアラナは、進むべき道が見つからず、踏み出す勇気も無かったり…?

そんな二人の力関係や上下関係はクルクルと入れ替わる!?(笑)

付かず離れず…? 知らぬ間に愛を育んでいたんだ…! と気付かされるラストはキュンでした♪ ( ´艸`)
愛の前には、歳の差なんて関係ないね…  が結論かも…!? (私めの勝手な見立てです…!(笑))

エンディング・クレジットを気を付けて見てますと、色んな情報が載ってましたね~
そこだけでもストップさせてじっくりと観てみたい衝動に駆られます…! (ウ^_^ソ) 
あ~  なんか、また観たくなってしまうかも? な感じが致します…?  フフフ

アラナ・ハイム(アラナ・ケイン) 25歳 バイト中?
クーパー・ホフマン(ゲイリー・バレンタイン) 15歳 高校生 俳優業 起業家? 
ショーン・ペン(ジャック・ホールデン) 大物俳優
トム・ウェイツ(レックス・ブラウ) 映画監督
ブラッドリー・クーパー(ジョン・ピーターズ) プロデューサー
ベニー・サフディ(ジョエル・ワックス) 政治家 市長候補

監督・脚本・製作・撮影 ポール・トーマス・アンダーソン

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つむじかぜ

小生も好きな作品でした。(未レビューですが...^^;)
PTA監督の癖の強い魔法に見事にハマりました!
by つむじかぜ (2022-08-05 02:28) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
音楽や映画に明るくていらっしゃる つむじかぜ さんですから…!
そう来ると思いましたっ w “癖の強い魔法” 確かに…!( ´艸`)
by Labyrinth (2022-08-05 14:40) 

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