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エンドレス・ウォー(EL CUADERNO DE SARA/ SARA'S NOTEBOOK) 2018 [あ行の映画]

エンドレス・ウォー.jpg ベレン・ルエダ 主演♪ (^_-)-☆

ジャンル アクション/サスペンス
製作国 スペイン
時間  115分

EL CUADERNO DE SARA → サラのノート 原題のままの方が良かったのに…!( ´艸`)

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紛争地帯のリアルな殺戮と恐怖を描いたアクションスリラー。
コンゴの危険地帯でラウラの妹が消息を絶った。
紛争に巻き込まれたとされていたが、
数年後、彼女と思しき人物がジャーナリストに目撃される。
情報を頼りにラウラはひとりコンゴへ向かうが…。     (TSUTAYA DISCAS より)
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最近見ました「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022)」で言われるところの
希少価値の鉱物 “ヴィブラニウム” 的な「コルタン」という鉱物を巡る紛争の話なのですが・・・
って、話が逆でしたかね…? (^_^ゝ ポリポリ

先進国はこぞってそれを欲しがる…! という構図は変わらないのかも…!? (苦笑)

本作は、消えた妹サラの行方を追って…  姉ラウラ(ベレン・ルエダ)の 超危険な旅行記!?(爆)

“銃” の持つ恐ろしさをこれ程リアルに捉えて描かれているとはっ (¬、¬;  と、まじでビビりました。
「話せばわかる!」と叫ぶ間もなく殺られて仕舞う人間の “呆気なさ” ・・・  虚し過ぎます。

そんな “世界” が地球の何処かに存在している…  と、知ってはいても “余所事” でしたけれど… (爆)
(余談…  ウクライナの惨状が凄過ぎるので “コロナ禍” と同じ年月かと勘違いする自分です…!?(苦笑))

今回は、御贔屓女優が何度も “危機的状況” に陥る! ということで…!? 
感情移入してしまったせいか? いきなり横っ面を張られたような衝撃がありましたっ (汗)

ニュースやドキュメンタリー作品とは違う? 独特の切り口に “目が点” 状態…! ( ̄ο ̄;
その辺りから邦題の “エンドレス・ウォー” となったのでしょうね? それも一理ある?w

冒頭… 補足説明?の文言が…!
「コンゴ民主共和国 北キブ州では 鉱石コルタンをめぐり政府と武装組織が対立している」
「武装組織による誘拐やレイプ殺人が日常的になっている」

武装組織の “頭” (軍服姿)がアジ演説?をしている模様を、欧州のカメラマンが隠し撮りを…!?
その時、アジトの中から、ふらりと出て来た白人女性の姿を、カメラが捉える…!

「なぜここに…?」という疑問と共に・・・
飛び交う銃弾を掻い潜り…!  這う這うの体で逃げ帰るカメラマン一行!?

タイトルコール

ラウラ・アロンソ(ベレン・ルエダ)は単身、コンゴの地に降り立つ。
空港には、赤十字のエルサという女性が出迎えに来ていた。

ラウラはクルマで本部に案内され、行方不明となった妹のサラの遺留品?を手渡される。
「3週間の予定で身軽に出かけて行ったのよ」と言うエルサは「まだ生きている気がして…」とも。

ラウラは、分厚い手帳に挟まれた子供の頃に写した姉妹の写真を見て思わず笑顔に…!
サラの手帳には、写真の他に… スケッチや “押し葉” や文字がびっしりと書き込まれていた。
本業の?医療の書き込みも有ったが、“スヴェン” という名も特別な感じで? 書かれていた。

「現地の国連事務所に連絡はしておくが…」とマドリードの外務省で言われてきたというラウラは…
「妹を捜索する気は無さそうよ…」と悲観的だったが、エルサが「別の方法がある!」と…?

ラウラはホテルのロビーで、セルジオ・ロハスと言う人物と面会した。

彼は地図を広げて「この一帯がヴィルンガ…! ここで妹さんの写真が撮られた」
「コンゴで最も危険な地域だ」「コルタンは “血塗られた鉱石” と呼ばれる黒い黄金だよ」と説明…。

「複数の武装組織があるが、最も凶悪なのがASRDC… それを率いるのがヌグンダ将軍  別名は “鷹” 」
「近隣の村から少年たちを誘拐してきて、忠実な兵士に育て上げる」
「精霊による力を誇示し、殺人者に変えるんだ」 …と、セルジオは雄弁だった。

ラウラが「妹を見つけられる保証は?」と尋ねると…
「保障なんかない」と言い切るセルジオは、幾つかの条件と連絡先が書かれた紙を置いていく。

セルジオは、そんな危険な連中からコルタンを買い付けているらしかった…。

ラウラは、「予想外の料金を請求された…!」 と会社に連絡し、送金してもらうことに…。
そして、「妹を見つけるまでは帰らない… 今度こそはね」と、含みのある?言い方をするのだった…!?

頼んだお金が届くと、早速セルジオと会って “捜索” を依頼するラウラ・・・
その条件として、自分も同行する! と… 「自分の手で見つけたい」という固い決意を口にする…。

条件を飲んだセルジオのはずだったが? 結局は飛行機の都合とかで!? ラウラは置いてけ堀に…!?
(後に “嘘” がバレて、お金はラウラに戻されたが…!? セルジオとの縁はその後も続くことに…?w)

ラウラは、サラの手帳に書かれていた “スヴェン” と連絡を取ってみることにする…。
スヴェンは、かつてサラと恋人同士だったが、彼女が奥地へ向かう頃には別れていたのだという…?

ラウラは、スヴェンに頼んで・・・
“コルタン絡みの飛行機” に同乗させてもらえるよう…! 話を付けてもらう事が出来た。

ラウラとスヴェンが乗り込んだ小型機は、どうにか無事に海を渡って目的地へ到着…!? 
するかに見えたが…  滑走路の “旗振り” の青年が直前に射殺されるという事態に…!?  ( ̄ο ̄; エッ

・・・行き場を失った小型機は、武装組織からの集中砲火を浴びつつ、どうにか逃げ延びる!?(爆)

ラウラたちは、ルワンダのチャンググにあるNGO団体 “SAVE THE CHILDREN” に保護された…。
ラウラは無事だったが、スヴェンは脚に銃弾を食らっていた…!?

そこの施設で、ラウラはスペイン語が出来るという黒人少年ハミールを紹介してもらうことになる…!?

彼は妹のサラを知っていた!?
サラを探し出すために、案内役として是非ハミールに同行して欲しかったが…
彼は何故か?最初から、“故郷へ戻る” ことに難色を示した!?

しかし…
スヴェンが手配してくれた船でゴマに向かうことになると・・・
遠目に見ていた彼は、ラウラと一緒に船に乗り込んでくるのだった。

さて・・・?

この先は、前述のような危険地帯の連続なので・・・
ラウラは身に着けたものと、隠し持ったお金だけ…! という状態でジャングルを彷徨うことに…!?

究極の危機が訪れると、殴られたりして “失神”  ( ̄ο ̄; ということの繰り返し…!? 
“捨てる神あれば拾う神あり” 的な展開に、一喜一憂することになりましたけれど…?(苦笑)

結局、妹のサラとは再会出来まして…!
ラウラが気に病んでいた家族間のわだかまりも、納得のいくような答えが得られたようでしたが…?

しかしラウラは、医師としての矜持を優先するサラを説得することが出来ず…!?
妹をアフリカの地に残して、自分一人…  ヘリコプターで救出されることに…!

この場面に限らず…?
肌の色の違いや立場?により制限されたり禁止されたりする事項が多過ぎる印象は否めませんでした。
(現場の人間は規律に従うだけなので?何とも言えないものがありましたけれど…)

ラストは、時間の経過が有った後の? コンゴの水辺の風景・・・
ラウラが1冊の本を携え、サラの墓にお参りします。

その本の表紙には著者の顔写真が載っていましたが・・・
ん? サラ役のマリアン・アルバレスの顔ではないみたい…? ?(・_・?) ハテ?
もしかしたら、モデルになった方の “実物の本” かしら? と思ったりしたものの…!
それ以上の深追いは避けてしまった自分でございます。 ポリポリ。
(『EL CUADERNO DE SARA』著者はラウラ・アロンソとなっておりました)

スペイン本国では大ヒット!
という作品だけに、臨場感、迫力、或る種の力強さ等々 興味深い問題作?と思われました。
(ま、ベレン・ルエダ主演でなければ見ていないでしょうが…?(汗))

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.依頼
3.ハミール
4.危険地帯
5.武装組織
6.襲撃
7.サラ
8.暴動
9.別れ
10.エンドロール

ベレン・ルエダ(ラウラ・アロンソ)
マノロ・カルドナ(セルジオ・ロハス) コーディネーター
マリアン・アルバレス(サラ) 医師
エンリコ・ロー・ヴェルソ(サルヴィオ神父)
マルタ・ベラウステギ(エルザ) 赤十字スタッフ
イバン・メンデス(ハミール) ラウラを助ける黒人少年 実は元 “トロイの木馬” !?
ニック・デブリン(スヴェン) サラの元恋人?

脚本 ホルヘ・ゲリカエチェバァリア

監督 ノルベルト・ロペス・アマド

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