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NOVO/ノボ(NOVO) 2002 [アルファベット・数字で始まる映画]

NOVO.jpg エドゥアルド・ノリエガ主演? ですが… ( ´艸`)

何度も私に恋して。

ジャンル ドラマ/ロマンス
製作国 フランス
時間  98分

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5分で記憶をなくしてしまう男と恋に落ちたヒロインの不安や葛藤を描いたミステリー・ロマンス。
監督は「天使の接吻」「TOKYO EYES」のジャン=ピエール・リモザン。
記憶を保てない男との恋を官能的に描くとともに、
男の過去にまつわる秘密をサスペンス・フルに語っていく。
主演はシャネルの新ミューズに抜擢された新星アナ・ムグラリス。
共演は「オープン・ユア・アイズ」のエドゥアルド・ノリエガ。
タイトルの“NOVO”とは新しい人間という意味。         (allcinema より)
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私が観たかったのは アナ・ムグラリス♪ 
シャネル&ストラヴィンスキー(2009)」では、べた褒め状態? の自分でした。f^_^;

あの時より若い彼女を見られるとあって、楽しみでしたが、やはりカッコ良くて綺麗でしたね♪
彼女は、12月公開の「あのこと(2021)」にもご出演とあり…? こちらも楽しみです♪

しかしながら、監督さんの ジャン=ピエール・リモザンはお初でしたし…
本作の評判も…? ?(・_・?) ハテ? どうなんだろ? と、何故かとても気掛かりではありました?(汗)

冒頭は、道路端の自動販売機を扱いかねて…? 癇癪を起す男(エドゥアルド・ノリエガ)・・・

何気なく見守っている風の(友人の?)フレッドは、さりげなく手を貸して…!?  男を助けてやる。
男は、それからも同じような事を繰り返しながら!?  ふらりと或る建物へ消える…。

“AVX CLASSES LABORIEUSES” (AVXワーキングクラス?) と記されたビルに入った男は…
仕事着を羽織り、上司の元へ…!?

「退社風景を眺めるのが好き…」
と街路を見下ろしながら言う、上司のサビーヌ(ナタリー・リシャール)は・・・
その男を「グラアム」と呼び、「フレッドには会った?」と尋ねるが、答えは「ノン」

サビーヌは慣れた手つきで?白いテープを千切ると… 監視カメラのレンズにペタッと…!
そして、「アフリカの踊り… 習ってるの」と言って、やおら官能的な動きで踊り出す!?

グラアムが「もう帰ります…」と言い出すと…  「脱いで!」と命令…!
グラアムを椅子に座らせて、自然な流れで ×× に及ぶ…!  ( ̄ο ̄; エェーッ

(監視室?では… フレッドが黒いテープをモニターの “一部分” に張り付ける… w)

タイトルコール

グラアムは、“メモだらけ” の部屋を出て、会社へ向かう。
(メモ書きはグラアムにとっては、とても重要… 彼は記憶が5分しか持たないという重度の障害者?)

足取りも軽い彼は、イヤホンからの音楽に合わせてノリノリ♪ 状態…!? w

地下鉄の駅構内で “靴無しソックスのみ” で歩く一人の少年と目が合ったグラアムは、気軽に声を掛ける。

「僕に何か出来る事は?」
すると少年は「何も…!」と怒ったように言って通り過ぎるが、グラアムは気にしない…!?

少年が振り返り「僕はアントワーヌ」と言うと、グラアムはおどけて「じゃあな」

・・・アントワーヌ少年は、またかぁ(>_<) とでも言いたそうに?  ガックリ してしまう…!?
(実は彼はグラアム ことパブロの息子で… こうして何度となく姿を現してはアピールを試みる?)

出社したグラアムは、仕事場であるコピー室に入り、働き始める…。

そんなある日、本日から勤務という派遣社員イレーヌ(アナ・ムグラリス)がやって来る。

・・・あ~ 忘れてた…! 誰が彼女を案内するの? 皆忙しいのに…!

ということで、グラアムに白羽の矢が立ち…!
彼は言われた通り、イレーヌを連れて社内をぐるりと案内して回るのだが・・・
何と、同じコースを2度も巡ってしまうような勢いだった!? ( ´艸`)

(イレーヌは、この不思議な男に惹かれて…!? 夕食に招いてみることにする…)

さて・・・?

ともかく…  “記憶が5分しか持たない” というところがミソですね…。

グラアム曰く
「僕はその日暮らしだ… 瞬間を生きている」

私めは、この手の病を良く知らないので… どう捉えたらよいものか? と、半信半疑で… (汗)
最後まで乗り切れないで終わるのかも?と “静観の構え” で見ていたのですが・・・

さりげない? “大胆描写” !?  f^_^; 
はたまた… 意志の強そうな?イレーヌの微妙な “心の動き” 等々に強く惹かれてしまいまして…
たちまち、この魔訶不思議な映画から目が離せなくなりました。(汗) 

ま、何と言うのか? 先が読めない感じ…  と言ったら良いのでしょうか? (爆)
落としどころ は? とか? 何かと観る者を悩ませる映画ではありましたね…?(微笑)

その後、グラアムは、医師の所へ行き… 定期健診を受けたり…?
(彼の妻が白衣を着て立ち合ったりして、グラアムの反応を見ましたが… まるで他人!?) 

友人の? フレッドに誘われて… いつもの?空手道場で “手合わせ” もしたり致します。

グラアムを夕食に招いたイレーヌは・・・
フィーリングが合ったのか…!?   そのまま同棲のような形に…!?
(グラアムの “記録帳” に「ここはイレーヌの部屋」と書いてあるのが可笑しいです?w)

イレーヌ曰く
「私はエゴイスト…! 愛が人をエゴイストにする…」

二人は、××はもとより、一緒に電車通勤したり… と、楽しく、刺激的に?過ごします。
(とは言え、彼はすぐ忘れてしまうので、彼の胸に “イレーヌ” と大きくマジックインキで印を…!)

ところが…
ある日、美術館でアートに触れたりしていた時に、 グラアムが急に苦しみだして…!? ( ̄ο ̄;
「手掛かりが… 何もない!」と? 謎の言葉を口にします。(これはマジで理解出来かねまする~ orz)

グラアムは、近くにいた中年の男性客に「作品から何を受ける?」と質問をぶつけてみる。
男性客は「印象だ! だが今のままで居たくてすぐ忘れる… 自分に忠実であるために…」と答えます。

(う~ん 何かを示唆しているのか? いないのか?  はて?状態の自分です~ どーゆーこと?(苦笑))

・・・紆余曲折がありまして…! (大幅に端折らせて頂きました…  <(_ _)> スミマセン)

ラストは、駐車場からそれぞれクルマを運転して “出て行く” シーンでした。
(グラアムは、自信を持ち…!? 普通の男性のように? ハンドルを握るのですが…!? w)

イレーヌのナレーション…
「愛は時を忘れさせ… 同時に終焉を意識させる…」
「それにこれは三人の愛… グラアムとパブロと私…」
「二人でも三人でも… 一緒になれたら良しとするわ」

このように、意味深な台詞で幕切れとなります。
しかし…!
深いようでいて? 伝わるものが感じられない…! という不思議な現象になってしまいました。(爆)

何より “新しい人間” に生まれ変わった意味がわかりませんでした…?(大汗)

“男の過去にまつわる秘密” ?  ん?
それ程のものかしらん??(・_・?) ハテ?  …という感じだったような…?(苦笑)

まぁ何はともあれ、凄いものを拝見しちゃいましたし…?(爆)
女優陣はというとっ 皆カッコ良くて…  美しくて、魅力的…♪
子役さんはクリッとした目が愛くるしく♪ 微妙な年ごろの少年を素直に好演…!

ということで… 
面白く見て、十分楽しめたので、それで良しと致しました。( ´艸`)

これまでは… どう受け止めるべきか迷っていた感の有る?エドゥアルド・ノリエガでしたが…?(笑)
彼の存在も、私的に定まった気もしますし…?
“不思議映画” 好きと致しましては、良い拾い物をしたな という思いがしています。(^_-)-☆
(よくわかんないけど… 好き♪ みたいな? w)

チャプター(参考までに)
1.監視カメラ
2.派遣社員
3.rouge
4.同伴出勤
5.パブロの妻
6.解雇
7.GPS
8.僕を忘れろ
9.歯の物語
10.忘却の中
11.NOVO
12.物忘れは誰にも

エドゥアルド・ノリエガ(グラアム=パブロ) 平社員! 仕事はコピー取り?
アナ・ムグラリス(イレーヌ) 派遣社員 自然史と霊長類が専門? 古生物学の学生?
ナタリー・リシャール(サビーヌ) グラアムの上司
エリック・カラヴァカ(フレッド) グラアムの友人 イザベルの恋人?
パス・ベガ(イザベル) パブロの妻
ジュリー・ガイエ(ジュリー)
レニー・ブエノ(アントワーヌ) パブロの息子

監督・脚本 ジャン=ピエール・リモザン

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