SSブログ

うぐいす・うぐひす(鶯) [駄句 春]

旋律のアレンジもある初音かな       Labyrinth
(せんりつのあれんじもあるはつねかな)


副季語に  春告鳥(はるつげどり)  匂い鳥  初音(はつね)  鶯の谷渡り  鶯笛

春告鳥の名があるように、鶯の声を聞けば春の訪れを思う。
初音と言えば、鶯の初音のことであるし、
「けきょけきょ」と続けて啼くのを鶯の谷渡りと言うように、声が珍重される。
「ほうほけきょ」と啼くのは雄であるが、その啼声から《経よみ鳥》などとも呼ばれた。
鶯笛で鶯の声を擬して楽しむのも日本人らしい趣味である。
羽色は暗緑褐色で、いわゆる鶯色とは違う。
初冬から仲春までは平野に棲息し、晩春から晩夏に及ぶ繁殖期には山麓地から高山地帯にかけ、
その灌木林・笹籔などに巣を営む。
時鳥がそのなかに卵を産み鶯に孵させることはよく知られている。
冬に啼く鶯を笹鳴き、夏の鶯を老鶯という。     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

nice!(21)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 21

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。