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To Leslie トゥ・レスリー(TO LESLIE) 2022 [アルファベット・数字で始まる映画]

To Leslie トゥ・レスリー.jpg アンドレア・ライズボロー ( ´艸`)

人生の夜明けは みじめで あたたかい

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間  119分

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インディーズ作品ながら主演のアンドレア・ライズボローの迫真の演技が評判となり、
みごとアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことで話題となったヒューマン・ドラマ。
宝くじで高額当選するも酒に使い果たし、息子や友人にも愛想をつかされすべてを失った
シングルマザーが、失敗を繰り返しながらも再起を図ろうともがく葛藤の日々を描く。
共演はアンドレ・ロヨ、オーウェン・ティーグ、マーク・マロン、アリソン・ジャネイ。
監督はドラマシリーズ「13の理由」「ベター・コール・ソウル」などで監督を務め、
本作が長編映画デビューとなるマイケル・モリス。           (allcinema より)
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ヒロインのアンドレア・ライズボローの熱演は、言わずもがな…。 ( ´艸`)

ところで、私めが彼女を強く意識した最初の作品はと申しますと・・・
ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋(2011)」のシンプソン夫人役なのですが…!
マドンナが監督ということもあって、殊に印象深いのかな?とも思われるのですけれども…? (汗)
その後も御贔屓女優の一人として、数々の作品で、彼女を愛でて?参りました。

・・・なのですがっ 
今回程… なりふり構わず…?的な? 言わば “汚れ役” の彼女を見た事が無かった…! と思われます。
本作の彼女は、まじで凄かった…!(爆) (名だたる女優さんたちが “推す” わけですね…!w)

凄いと言えばっ また、別の意味で凄い…! と思ったのがアリソン・ジャネイでした。
こちらは、凄いうえにカッコいい♪  姐御的な風情で…? ( ´艸`) 
初っ端からネタバレもなんですが…  終盤の彼女には、まじで泣かされてしまいました。(汗)

ロングのグレイヘア…! カントリー風というか?ヒッピー風の? 装いで、貫禄十分…!? w
アンドレア・ライズボローの演ずるレスリーの、古い?友人役というわけなのですが・・・
盆暗チャンの私めは、何故か? 暫くの間、“ママ” かと思って…!?  キョトーン状態 でしたっ(爆)
(前後して? レスリーの台詞に「ママは大嫌い」というのがあったせいかしらん?)

いずれにしましても、アリソン・ジャネイは儲け役だったのでは…? と思われまする。

冒頭は、“宝くじで高額当選” のレスリー(アンドレア・ライズボロー) の、狂喜乱舞の様子…!?

しかし、良い時期はわずかで…?(爆)
6年後には、たちまち部屋を追い出される様子が…!?

・・・雨の夜、どこかの軒下で、膝を抱えて寒さに耐えるレスリー。

酒(とクスリ?) が彼女から何もかも( “恥” も “外聞” も) 奪い去った風情…。

レスリーは、高速バスに乗り、息子の元へ…!
19歳のジェームズ(オーウェン・ティーグ)はバス停までクルマで迎えに来てくれたのだが・・・
同居するにあたって、母に “禁酒” の条件を出した。

しかし、レスリーには響かず…!?(爆)
息子のは素より、ルームシェアしている男性の金まで当然のように盗んで、酒に消費。

ジェームズは、電話で祖母やレスリーの旧友のナンシーに助けを求める。
(当時13歳だったジェームズは祖父母の元に引き取られ、そこで育ったらしい…?)

ナンシー(アリソン・ジャネイ)は、パートナーのダッチ(スティーヴン・ルート)と暮らしていたが
渋々ながら、レスリーを受け入れてくれることに…。(コミュニティの中ではレスリーに辛く当たる…?)

懲りないレスリーは、夜酒場に繰り出して・・・
酒欲しさに…? 見知らぬ男を相手に嬌態を演じたりするのだが…!?
それをコミュニティの一人に見咎められ、ナンシーの怒りを買い…? 追い出される羽目に。

行き場のないレスリーは、町外れのモーテルの一隅で夜を明かす。

朝になり、モーテル経営者のスウィーニー(マーク・マロン)に見つかったレスリーは、プイと出て行く。
(その時に、大事なピンクのスーツケースを忘れてしまう…)

モーテルの共同経営者であるロイヤル(アンドレ・ロヨ)は、昔のレスリーを知っていたが…!
日の浅い?スウィーニーは彼女の評判等々を知らず、拒否反応もないようだった…!?

その後、レスリーがスーツケースを探しに来た時に、スウィーニーはさりげなく働き口を提案する。
客室清掃の仕事を “住み込み” で! というものだったが、レスリーはすかさず “前借” をおねだり…!?

スウィーニーは何故か? 最初からレスリーに大甘だった…。
(そんなお人柄なのか? はたまたレスリーに気が有るのか…?(笑))

レスリーは満足な仕事も出来ないくせに、酒とは縁が切れなかった。
ある日、昔手に入れた “家” を突然訪れて勝手に中を懐かしそうに見て回るレスリー!?

・・・家主から連絡を受けたスウィーニーは、レスリーを連れ戻しに行く…。

その時、スウィーニーの心はすでに、彼女から離れ…? 縁切りを決めていたのだが・・・
レスリーはどのような心境の変化なのか…? “改心” して “酒断ち” すると言い出すのだった!?

さて・・・?

スウィーニーが、荒れるレスリーに言う台詞に・・・

「いいか 俺とロイヤルこそ 君にとっての “宝” なんだぞ」
「家族が口を利かないのは すべて君が悪いんだ」
「人生は おとぎ話じゃない!  しくじったなら それは君の問題だ 他の誰でもない」

突き放したようなスウィーニーの言葉ですが・・・
紆余曲折を経て…!? f^_^;  レスリーの心に響く時がやって参ります。

レスリーは、苦しみ抜いて酒断ちした後に、生きる目標を見つけます…!
それは、モーテル近くにポツンと残るアイスクリームスタンドを改修してカフェにすること…!
それこそ、スウィーニーやロイヤルの後押しがあっての事でしたが・・・
ここでの “クライマックス” は、前述のアリソン・ジャネイ登場のシーンなのでした。
(それだけでは終わりませぬが…!? ( ´艸`) ともかく涙が堰を切ったように…! という態でしたっ w)

大分端折ってしまいましたが・・・
その端折った箇所が、いちいち納得の…!?  見応えのあるものだったり致しました…?(微笑)

そして、最後に…  字幕翻訳 松浦美奈さん なのでした。(^_-)-☆

アンドレア・ライズボロー(レスリー) アル中
アンドレ・ロヨ(ロイヤル) スウィーニーとモーテル経営  夜中に外で踊る癖が…?
オーウェン・ティーグ(ジェームズ) 19歳  レスリーの一人息子  真面目な勤労青年
スティーヴン・ルート(ダッチ) ナンシーのパートナー
ジェームズ・ランドリー・ヘバート(ピート) コミュニティの一員
マーク・マロン(スウィーニー) ロイヤルと共にモーテルを経営
アリソン・ジャネイ(ナンシー) レスリーの旧友  コミュニティの一員

脚本 ライアン・ビナコ

監督 マイケル・モリス

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コメント 3

つむじかぜ

凄い演技でしたね!
オスカー酒乱部門があればぶっちぎりの当確。
女性同士の友情復活も微笑ましかった^^
by つむじかぜ (2023-08-10 04:49) 

Labyrinth

つむじかぜ さん (^_^)ノ
ほんとほんと! “酒乱” の名演技…? 凄かったですね。
ノーブルな印象の女優さん故のギャップが効果的だったのかも!?w
それにしてもアリソン・ジャネイ姐さんのカッコ良さ♪ ( ´艸`)
by Labyrinth (2023-08-10 11:37) 

lamer75

もののけってオバケでしょう。オバケって怖いけど可愛いですね。
by lamer75 (2023-08-11 15:05) 

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