寒のうち増ゆる薬を嘆く夫 Labyrinth
(かんのうちふゆるくすりをなげくつま)
副季語に 寒の内 寒九(かんく)
寒の入りから寒の明け(たいてい二月四日)の前日まで、
すなわち小寒・大寒をあわせたおよそ三十日間が寒である。
寒に入って四日めを寒四郎、九日めを寒九という。
その寒の内に行われる風習や行事は寒まいりとか、寒灸とかいろいろある。
一般に「寒さ」、「寒き」という意味で用いる寒(かん)とは別で、
期間の決まった季語である。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
因みに本日 1月5日(火)は小寒です。