ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(WALK THE LINE)2005 [あ行の映画]
リーズ・ウィザースプーンがお目当てでしたがぁ
やはり主演のホアキン・フェニックス すごかったですよ! 巧いし存在感ずっしり!
まず初めに言っておきましょ! リーズはキューティ・ブロンドならぬキューティ・ブルネットでした!
相変わらず明るく愛くるしい顔つきながらも、一人の女性の苦悩や不安感など、ふとした表情に漂わせ、賢明に生きぬく姿を大熱演でしたよ! 歌声もパンチが利いていて素晴らしかったです!
これは1950年代に活躍したカリスマ ロカビリー(カントリー?)歌手ジョニー・キャッシュの波乱に満ちた半生を描いた作品です。
ジョニー・キャッシュと言っても 名前も知らなきゃ 歌声も聴いた事がない と言うわたくしでしたけれども、挿入曲のリズムに抗えず ついつい 足先でビートを刻んでしまったり、首が揺れていたりして、ともかく身体ごと この作品を味わってきました。
リーズは ジョニーの憧れの女性歌手(ジューン・カーター)を演じます。
彼が南部の片田舎で貧しく厳しい生活を余儀なくされていた少年の頃に、ラジオから流れてくる彼女の歌声に惹かれ、自分がプロになってからも その思いはずっと持続して・・・・・。
ジョニーのトレード・マークは黒いシャツ。
これはアマチュア時代、バンド仲間と衣装を合わせる時から始まった。(ネタバレ?)
彼が作り出す楽曲は、メロディはシンプルでも、魂の叫びのような歌詞が聴く者の心を打つ。
栄光と挫折・・・ ドラッグにはまっている時の虚ろな目つきには鬼気迫るものが有りました。
でも この作品で一番のお手柄は、やはり “歌声” ですね!
あの重厚な低音・・・ なかなか出るもんじゃありませんよ。
リーズと共にレッスンを重ねて作り上げたものなんでしょうけれど、実に素晴らしいです!
ホアキン・フェニックスって 早世したリヴァー・フェニックスの弟さんなんですね!
閑話休題
彼の出演作品で印象深いのは『グラディエーター』(2000年)。 我が儘で非情な皇帝役です。
ホントに小憎らしい程の堂々たる皇帝振りと記憶しておりまする。
監督・脚本はジェームズ・マンゴールド 長い事温めていた題材だそうです。
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