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ビッグ・フィッシュ(BIG FISH) 2003 [は行の映画]

監督がティム・バートンだというので観てみました。


“らしい” と言えば とても ティム・バートン監督らしい作品でしたね!

オープニングの謎めいた話に即!引き込まれてしまいまして・・・  後はお察しの通りです。(笑)

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お伽話のように奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー・ドラマ。
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息子役・・・ う~む どこかで見たっけ? と思いましたら、 ちょっと前に観た「秘密の絆」の、復讐のために女たらしに徹すると言う兄の役を演っていた Cool guy ビリー・クラダップ でした。

今回は 或る事が切っ掛けで父と反目しながらも、父を理解したい 父の本当の姿をもっと良く知りたい と願う、とても心優しい誠実な青年役ですね。

父と母は それぞれダブルキャストで、これがまた面差しが良く似た俳優さんなのでビックリでしたが・・・

年取った父、若かりし頃の父が 入れ替わり立ち替わりで、ストーリーがずんずん進んでいくのですが、その間には サーカスやら 摩訶不思議な街やら 魔女の館やら 色々なエピソードが織り込まれて、本当に盛りだくさんなのに、混乱することもなく・・・  とても楽しい気分で終始わくわくしてました。

そして ラストでは・・・・・  もぉー言葉には表せないほど 素晴らしいことが待っていました!
楽しい気分なのに・・・ 泣けましたっ(笑)

この作品、本当にディテールも丁寧 と言うか、こだわりのティム・バートンらしさが随所に存在するので、何度も観て じっくり味わうのが良さそうですね。
サラッと流してしまうのはもったいない! と思えるような素敵な作品です!

ユアン・マクレガー(若き日のエドワード・ブルーム) 明るくて社交的 という感じの好青年でしたね。
アルバート・フィニー(エドワード・ブルーム) もぉー貫禄です! 存在感ズッシリです!

アリソン・ローマン(若き日のサンドラ・ブルーム)  可愛いお嬢さん と言った感じで素敵でした。
ジェシカ・ラング(サンドラ・ブルーム) あ~老けちゃった・・・ と。 f^_^; でも綺麗でしたけれどね。

ビリー・クラダップ(ウィル・ブルーム) なんとも  “父” に似てないのですよねぇ (;^_^A

ヘレナ・ボナム=カーター(ジェニファー・ヒル/魔女) 特殊メイクも素晴らしくて、好演でした。

ロバート・ギローム(ドクター・ベネット) 肌の色が違うことで よりいっそう役に重みが増したような? 

マリオン・コティヤール(ジョセフィーン) ウィルの仏人妻。 義父に向ける眼差しが優しかったです。

マシュー・マッグローリー(カール) 大男  それしかない!(爆苦笑)

スティーヴ・ブシェミ(ノザー・ウィンズロー)  詩人? それっぽい雰囲気はありましたが・・・(笑)

監督は ティム・バートン
音楽は ダニー・エルフマン

原作 ダニエル・ウォレス 「ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり」 河出書房新社刊


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コメント 2

Labyrinth さん~ これ私も大好きです~。
お父さんが生まれたときの逸話と、息子が最後に父のために考えた寓話が見事にリンクしたとき、もう涙ぼろぼろになってしまいました。
ティム・バートンって、ブラックなくせにこういう人情味溢れた話もうまいですよねー。なんだか不思議です。
by (2006-12-26 21:30) 

Labyrinth

しろくまさん こんばんは。
Wow~ \(^o^)/ またまた しろくまさんと気が合いましたね~
というか 良い作品は皆さんに愛されている と言うべきか・・・^^;
本当に!アノ場面にはやられてしまいましたね。(笑)

>ティム・バートンって、ブラックなくせにこういう人情味溢れた話もうまい

正に 仰るとおりですね d(^_^) あの感性は素晴らしいです!
by Labyrinth (2006-12-30 03:07) 

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