SSブログ

しあわせな孤独(ELSKER DIG FOR EVIGT  米題“OPEN HEARTS” ) 2002 [さ行の映画]

GyaOさまにお世話になり(笑)デンマーク映画を観てみました。


ん! 見た顔だな?と思いましたら、なんと 先だって観た 『カジノ・ロワイヤル』 で、
冷徹で不気味な印象のル・シッフルを演じていたマッツ・ミケルセンじゃないですかー
でも、この作品では、妻役の女優さんから 「ハンサムね」 と言う台詞が出るほどに・・・
本当に端正なマスクで、“揺れる男心” ? を、淡々と、誠実に演じています。
---------------------------------------------------------------------
誰も予期していなかった一つの交通事故を境に回り始める男女4人の
切ない運命のいたずらを描いた愛の物語。     (allcinema より)
---------------------------------------------------------------------
最初は善意で始まったこと。
良かれ と思ってやったことなのに、結果、それが自分の予想外の展開になることもある・・・。

謎めいた話になり、恐縮でございますが (笑)
もし自分が このような立場に立たされたら?! と、やるせなくなりましたね。

男女4人の立場・・・ それぞれの思い・・・ 
どれも 自分の心に正直に行動しているな と好印象で、そのまま受け入れることが出来ましたが・・・
やはり結末は、実りあるもので有るはずはなく・・・。 
皆、何かしら失いながら 生きて行かざるを得ないのか と、切なくなっちゃいましたね~(苦笑)

それにしても、主演のセシリ役の女優さん(ソニア・リクター)は、何とも不思議な魅力がありましたね。
あどけなさを残した眼差し と 大胆な振る舞い・・・
これは 殿方には堪らないんじゃないかな~と ニルス(マッツ・ミケルセン)の肩を持ちたくなりましたよ。(笑)

画面の質を変えることで、心象風景を描くという手法は 効果的で、斬新な印象を受けました。

監督・原案は スザンネ・ビエール
欧米各国で、様々な賞に輝いた作品だそうです。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

トラックバック 0